2023年10月31日 火曜日
今日は待ちに待ったたんぽぽ組のお芋ほりです。ポンタ農園に着いた時、「空を見て~!ほら!何色~?」という古森先生の声に皆が一斉に空を見上げました。するとなんて清々しいきれいな空の色なのでしょう!!子どもたちが一斉に「あおいろ~!♪きれいね~白い雲もあるね~」と口々に応えていました。こんな気持ちのいい空気のきれいな秋の自然の中でたんぽぽ組のお芋ほりが始まりました。実は今日のお芋ほりはいつもと違います。今日はなんと強力助っ人の年長さんたちが一緒にお芋ほりに行ってくれるのです。だから今日年長さんと手をつないで歩くたんぽぽさんの顔はいつもと違って得意そうに力強く見えます。実は、先日古森先生と教師たちでポンタ農園の芋畑を見に行った時、やはりこちらもレインボーファームの農園と同じく(雨不足のため)土が硬く手で掘り起こすのは大変だと急きょ芋掘り経験のある年長さんたちを助っ人によこしてくれたのです。さすが年長さんたちです。道路を歩くときもたんぽぽさんたちが危なくないようにその都度、右側左側とつなぎ直して歩く年長さんたちを見て本当に頼もしく思いました。
さて農園で古森先生から「お芋が育つには何が必要なんでしょう?」と聞かれると即座に年長さんが「土と水とお日様」と教えてくれました。そこで「今年は、水が足りなかったからお芋が水を探してず~と下まで潜っていったんかな。土がとっても硬いので年長さんが助けに来てくれたんだよ」と話してくれました。そしていざ慎吾先生が掘ってみると・・・・とてもとても一人では掘れません。すぐに「だれかたすけて~!」との声。古森先生、そしてそばにいた年長のA君がお手伝いに行きました。それでもなかなか手ごわいお芋。スコップを使ってやっとのことで掘れました!!そこで古森先生から「たんぽぽさんもみんなで力を合わせて掘ろうね!♪年長さん助けてあげてね♪お願ね」と言ってもらってにぎやかで元気なお芋ほりが始まりました。
スコップを使ったり手で掘っていったり、まあ本当に年長さんたちは大活躍でした。たんぽぽさんたちはそんな年長さんの姿を見ながら一緒に掘って見たり「がんばれ~!」と応援したりしていました。時々違う場所に行こうとするたんぽぽ組のA君を『ここだよ。ここに座って見ててね」と言ってなだめながら一生懸命お芋を掘ろうとしている年長児のT君を見てなんて優しく神対応ができるのかと感動しました。又年長さんたちが自分たちで必死で掘ったお芋がそろそろ掘り出せそうだという時には、たんぽぽのK君を連れてきて「ほらもうお芋でてきたよ。取っていいよ。」というさりげない年長さんたちのの優しい対応に教師たちはもう頭が下がるばかりでした。
そんな年長さんたちと一緒にお芋ほりをすることができたたんぽぽさんたちは本当に幸せだなと思いました。さて、そんなちょっぴり大変で楽しいお芋ほりが終わり写真撮影となった時のことです。お芋ほり後のたんぽぽさんたちの写真撮影はまあ大変です!!「○○ちゃんこっちだよ~。こっちむいて~!すわって~」と大騒ぎの中、『カン、カ~ン』の音!するとたんぽぽさんたちが一斉に音のする方を向いたのです。今だ!シャッターチャンス!・・・バッチリ撮れました!♪ナイスタイミングの音は、大騒ぎのたんぽぽさんたちを見かねた古森先生がシャベル二つを合わせて音を出してくれたのです。さすがのナイス対応に思わず楽しくてみんなが笑ってしまいました。
そんなこんなのたんぽぽ組さんのお芋ほりは皆に助けてもらったおかげで楽しく元気に面白くお芋堀りができました。
掘ったお芋も年長さんたちがキャリーに運んで「ワッショイ!ワッショイ!♪」と掛け声をかけながらそれは楽しそうに運んでくれました。
3年後、たんぽぽさんたちが年長さんになった頃は、こんな風に優しくてたくましい年長さんになっていることだろうと今からとても楽しみです。
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