2023年9月13日 水曜日
今日は、味生地区婦人防災クラブの方が来て、年中児に防災についての指導をして下さる日になっていました。そこで朝、みんなが揃うと9月7日の交通安全教室で教わった交通ルールを守りながら、年中4クラスが本園舎へ移動しました。道の端を2列になって歩き、曲がり角に来ると、一度止まって車が来ていないか確認して曲がったり、道を渡る時は、右左右を確認し、右手をしっかりあげて渡ったりしながら歩くことができました。
本園舎に着くと、子ども達の気分が高まるよう防災のハッピを着ました。「あっ!お祭りの時に着るやつ」と大喜び!実はこのハッピはお祭りの物ではなく、本当は防災のハッピで火の用心と書かれています。火事が起こらないよう見守りますというハッピであることを伝えると、「ダックだ!!」「そうだよ」と嬉しそうにハッピを眺めながら緊張気味に着て会議室に行きました。会議室には防災クラブのおばちゃん3人が拍手をしながら迎えてくださいました。挨拶、自己紹介が終わると「ドリーちゃんのブクブクあぶない」と言う紙芝居が始まりました。プール教室で泳げるようになったドリーちゃん、一人でお風呂で遊んでいて溺れてしまいました。その話を通して①洗濯機、お風呂の近くで遊ばないこと、もしお手伝いをしても気を付けること、②海や川では大人の近くで遊ぶことを教えてくださいました。
その後は〇✖クイズです。消防署は日曜日はお休み?(実は✖)、救急車は一般の道をどんなスピードで走ってもいい?(✖、時速80キロ以内で走る)等々のクイズをして下さり、楽しく分かりやすく教えてくださいました。また火事の時は急いで走って逃げるか?と言うクイズでは、避難訓練のことを覚えていて「✖」と答え、褒めてもらいました。走って逃げるとお友達とぶつかったり、転んだりして怪我をしてしまうことも教えてくれました。紙芝居と〇✖クイズで楽しく勉強した後は、そのお礼に防災ダックを踊り、火事だけでなく地震、津波、大雨、台風そして知らない人にはついていかない事等を約束しました。最後に火事、地震などの時の約束「おはしも=おさない、走らない、しゃべらない、戻らない」を載せているテッシュをいただきました。おばちゃん達に「いい子だね~」とほめてもらった子ども達は、おばちゃん一人ひとりと力いっぱいハイタッチをして、正門と事務所横の門の所から帰られる防災クラブの方を「ありがとう」「さようなら」と言いながら見送りました。
このことをしっかり学んで理解した三つ葉っ子達は、小学校に行ってもしっかり答えることが出来たそうです。今日学んだ年中さん達も身に付け、自分で自分を守れるようになってほしいと思いました。最後に防災ハッピを脱ぐとホッとした表情で、丁寧に丁寧に折り目にそってたたんで返すことが出来ました。
2023年9月12日 火曜日
今日は幼稚園に松山西郵便局の皆さんが、屋外遊ぎ場に西郵便局の臨時出張所を開設してくださいました。そして子どもたちが敬老の日に向けておじいちゃん、おばあちゃんや家族のために描いたハガキをポストに投函させて頂きました!
朝、さんさんらんどに全学年が集まって今か今かと待ちわびていると、かわいいぽすくまちゃんのイラストが描かれた真っ赤なEVカーがやってきました。子どもたちは「かわいい~!」とぴかぴかの車に見入っていました。
まずは、郵便局のおじちゃんがお話をしてくれました。「みんなが一生懸命描いたハガキを預かりに来ました。」、そして「暑さに弱~いスペシャルゲスト?!がいます」とも、教えてくれました。その誰かは暑さに弱いのではがき投函が終わるまでどこかで待っているとのこと。子どもたちは「誰かな?」とわくわくしながら、さっそくハガキをポストに投函していきます。
くま組ではかなり時間をかけてこのハガキを描いていました。「いつもやさしくしてくれてしやわせだよ。」「いつもふるーつとかもらってありがとね。」「おこずかいありがとう」「はんばーぐつくってね」「おとまりたのしかったよ」「だいじょうる?はやくよくなってね」…子どもたちが自分のおじいちゃんおばあちゃんのことを思い返して一文字一文字書いた平仮名の中には鏡文字になっていたり、おもしろい形になっていたりするものもありますが、あえて訂正せず、子どもが「心を込めて書いた!」という気持ちを大事にしています。絵と絵のあいた隙間には喜んでほしい気持ちの一心で花や模様をたくさん描いた子もいました。
自分が描いたハガキをポストに投函する直前まで「見てみて!」が止まりません!みんな自分が一生懸命心を込めて描いたハガキが自慢で、おじいちゃんおばあちゃんたちもきっと喜んでくれるに違いない!と思って教師たちに「見て!」とアピールするのです。そのキラキラした目がとてもかわいくて、見ているだけでも幸せな気持ちになります。また、このハガキが届いたときのおじいちゃんおばあちゃんたちの反応も楽しみです♪ぜひ聞かせてください。
ハガキ投函が終わった頃、「あれ?スペシャルゲストはどこだろう?」「サンタさんはさんさんらんどの上から降りてきたけど、森の中から来るのかしら?」とみんなできょろきょろしていると、後ろの方からぽすくまちゃんがとことこ歩いてきてくれたのです!「かわいい~!!」とみんな大喜び!駆け寄って飛びつきたいところですが、その気持ちを抑えていっぱい手を振ります。
そして順番にぽすくまちゃんと一緒に全クラス写真を撮ってもらいました。さんさんらんどの緑にEVカーの赤色、かわいいぽすくまちゃんと嬉しそうな子どもたちが写る写真はとてもかわいくって絵本の中にいるみたいでした♪
ぽすくまちゃんとお別れしてから年長児は集まって郵便局さんのおじちゃんに郵便の絵本を読んでいただきました。お手紙がどのようにしてみんなの元へ届くのか、かわいい絵本で説明してくれました。そして質問コーナーを設けてくださっていくつか、子どもたちから質問をしました。「Q.どうしてポストは赤いの?」「A.昔のポストは全部黒色だったんだよ、でも夜になると黒色では見えないね。朝から晩まで誰でもお手紙を出せるように目立つ赤色にしたんだよ。」「Q.どうして郵便屋さんはお家がわかるの?」「A.みんなは車で出かける時ナビを使ったことあるかな?ナビがあると便利だけど、バイクにナビはつけられないから、郵便屋さんたちは自分がお手紙を届ける地域の地図を覚えているんだよ!すごいでしょ~!!」等、丁寧に答えていただいて子どもたちは驚いたり笑ったりしながら話を聞いていました。最後に、先日まで幼稚園の解体に来てくれていた高知県の工事のお兄さんたちに宛てて年長児が描いた感謝の気持ちの手紙をレターパックにして郵便局さんに渡しました。「みんなの大事なお手紙、責任をもって届けます!」と制服を着たお兄さんが言ってくれました。子どもたちも大きな声で「お願いします。」と伝えて郵便屋さんとお別れしました。
年長児は特に生活の中で「働いている人々と触れ、感謝の気持ちをもつと共に、働くことの大切さを知る」というねらいがあります。園舎建て替え工事に伴って様々な人と触れ合い、わたしたち教師には教えることのできないプロの仕事について話をしてもらい、親しみをもったり、感謝の気持ちをもったりする機会が増えました。今日も降園前にクラスで話をしていると「郵便屋さんのバイクを見たらお仕事頑張ってくれているんだな、って思うよ。」とHちゃんがつぶやきました。誰かが働いてくれていることで、自分たちの生活が豊かになったり、便利に過ごせたりする、それは当たり前ではないこと、感謝の気持ちを言葉で伝えること、そうしてまたお仕事を頑張ってもらえたり、気持ちよく働いてもらえたりすることを少しでも感じてほしいな、と思います。
今日はあいテレビさんが10月の天気予報の動画のために来てくださっていました。園長の発案で「三葉っ子が得意な廃材遊びを見てもらおう!」ということで、各クラス遊んでいる姿を撮っていただきました。船を作ったYくんは工事のお兄さんにもらった青いビニールを海にして大きな船を作ったり、Oくんはぱたぱたと羽根が動く鳥を細かく作ったり、夢中になって遊ぶ姿を見ていただきました。
ハガキ投函の直後だったからか、ポストやぽすくまちゃんを作る子もいました。RちゃんとEちゃんは二人でポストを作ると、次は「先生、紙ちょうだい!」「お手紙描きたい!」と自分たちで郵便屋さんごっこを始めたのです!そのポストの近くにOくんのポストや、SちゃんやIちゃんのぽすくまちゃんも集合して三葉郵便局ができました!
子どもたちの遊びは面白く、感じたことをこんなに上手に表現できることに驚きです。まさに、遊びは学びだな、と思いました。「あいうえお」を教わるだけではきっと感じられない楽しい一日でした。
2023年9月11日 月曜日
秋の運動会をさんさんらんどの園庭で行う事と決まり、子ども達の運動会への意欲も高まって来つつあります。まずは、トラック整備をと先生たちがやり始めると朝早く登園した年中さん年長さんたちがまず石拾い、草抜き・・・と何も言わなくても自分たちでやり始めます。先生がメジャーを持っていると『ここ持っとこうか?」「押さえといてあげるよ」とJちゃんh君たちが声を掛けます。これがとても大きな役割なのです。「ありがとう♪助かるよ!」とこんな風に準備や片付けまで何でも子どもたちと一緒に進めていくのが三葉幼稚園なのです。という事で今日はさっそく「運動会の青写真を作ろう」と皆でプログラムを通してやってみることにしました。その中でとても驚いたことがありました。
初めて!本当に初めてトラックの中に飛び出した満3歳児たんぽぽさんたちが、お兄ちゃんたちを見てそれは楽しそうに踊っているではありませんか。又、3歳の年少さんたちもトラックを誰もが皆、何の戸惑いもなく楽しそうに走っているのです。先日、年長さんたちがリレーを、年中さんたちがかけっこを裸足でかっこよく走っているのを見て応援していたのです。そういえばその後、年少さんたちが預かり保育のときにトラックをぐるぐる走っていたのを思い出しました。
お兄ちゃん、お姉ちゃんたちの影響はすごいんだなあ。と思いました。又、今日は年少さんの中で恥ずかしくて走りだせない子を見つけるとさっと走り出して手をつないで「行こう!」と言ってくれた年長さんたちがいました。大人でなくお兄ちゃん、お姉ちゃんたちだと素直に走り出すから不思議です。幼稚園の子どもたちは皆仲間なんだなとそんな姿を見てつくづく思います。
また今日は、「もう一つの仲間のお話」・・・こんなことがありました。古森先生がふと昼食準備中のうさぎ組、ひつじ組の部屋をのぞいて、とってもいいお話をしてくださいました。
「年長さんのリレーがかっこよかった♬」と話す年中さんたちに「一番大きい組さんだからかっこいいリレーができるんだよ。でも大きいという事は色々なことを自分でできるという事!うさぎさん、ひつじさんはどうかな~?持ち物も自分で片付けられるかな。給食も自分で持って行けるかな~?できることがいっぱいあるよね。でもできないとき、困ったときは助け合うことも大事なんだよ。一つのお部屋にいるお友達はみ~んな家族。仲良し家族なんだよ。」という話を聞くとひつじ組うさぎ組の子たちはいつの間にかにこにこ笑顔で家族!家族!♪と嬉しそうに言い合っていました。
それを聞いた私もほっこり温かくなり、「ほんとだな。三葉幼稚園はみ~んななかよし家族なんだ!」と思うと私まで嬉しくなりました。
小さい子から年長さんまでもちろん先生も含めて三葉幼稚園は大家族♬です。これからも「三葉大家族」のほっこりエピソードをどんどん届けていきたいなと思います。
2023年9月9日 土曜日
8月が終わり、9月1日より幼稚園は2学期が始まりました。2学期から幼稚園のプレ年少に進級するれもん組の10名の子ども達。夏休みの間、毎日登園していましたが、幼稚園に上がることを意識した慣らし保育をしていませんでした。そこで古森先生から、「幼保連携型認定こども園なのだから、”今日から別”という線引きはしないで徐々に慣らしていくこと」とアドバイスをもらいました。という事で、9月1日から午前中は保育園で過ごしながら、みんなで戸外で遊んでいる幼稚園児、特にたんぽぽ組さんに交じって遊ぶなど慣らし時間をとっていきました。朝もいつものように登園し今まで一緒に遊んでいた友達と関わりながら時には小さい友達に優しく関わりながら徐々にお兄さん、お姉さんの意識を高めていきました。
プレ年少の先生と連携を取りながら保育室へ遊びに行くことから始まりました。その時はたんぽぽ組さんのクリーム色の帽子をかぶるのですが、たんぽぽ組の帽子が嬉しくて帽子を配ってもらうまでもう待てません!「これ僕の?」「これ私の?」と手を伸ばして近くの帽子を取ろうとしていました。「違うよ、これよ」と渡すと嬉しそうに自分の名前の帽子をかっぶっていました。時々反対にかっぶっている子もいましたが、それが2歳児!とても可愛いのです。
そしてたんぽぽ組の保育室にいくと自分の目印がついたロッカーを探したり、黄色の道具箱に帽子を片付けていました。椅子を並べてもらうとたんぽぽ組の先輩たちに交じって少し恥ずかしそうに椅子に座っていました。青組、赤組、黄組の先生から名前を呼ばれると小さな声で返事をしていました。
しかし、さすがは三葉っ子のたまご・・・Tくんは早速きになったおもちゃで遊んだり、Uくんはそっと手を伸ばしたおもちゃを取りに行ったりしていました。保育園では年齢の低い幼児もいたので、我が物顔だった子ども達も同年齢とはいえ、今の生活に慣れているたんぽぽ組の先輩達に少し遠慮しているようでした。これから同じように生活していく仲間にもまれながら楽しく幼稚園生活が出来ればいいなと思います。
今回、このような移行期間をもったことで同年齢の子ども同士でゆっくり関わりながら慣らしていくことが出来、安心して進級させることが出来ました。これも幼保連携型認定こども園の良さだとつくづく思います。子供たちも私達保育教諭も幼稚園の先生と連携を取りながら見守り交流し、その様子を保護者のみなさまにもお伝え出来るのは素晴らしいことだと思います。
幼保連携型認定こども園は保育園~幼稚園がつながった幼児教育施設です。私達保育教諭は保育園入園から卒園するまで見守っていくことにやりがいを感じながら、今後も日々頑張っていきたいと思います。
2023年9月8日 金曜日
昨日、屋外遊ぎ場で運動会の練習をした子ども達。特に年長達は、ぞうりでは走れないからと運動靴を履いて来ましたが、かえってドタドタ。いつもの調子が出ず、昨年までのスピード感溢れるリレーになりません。それに気付いた園長が走路を庭ほうきではいて、綺麗にすると「裸足で走ろう」と声を掛けてくれました。それを見た年長児も見回りながらたくさんの石を拾っていました。「こんなに拾ったから裸足で走れるかな?」と満足そうにしているAくんが試しに足が痛くないか思いっきり走って帰って来ると「足が痛くなーい!」と嬉しそうに言いました。そこでみんな裸足になってリレー開始です!みんな速い、速い!応援にも熱が入ります。運動会が楽しみになりました。
一方、年中児は初めての絵本の貸し出しがありました。初めてなので、幼稚園の絵本を借りたら大切に使うことなど、いくつかの約束を話して図書館に行って絵本を借りました。お手伝いに来てくれている図書サークルのお母さん達に挨拶をして絵本を選びます。「僕は電車が好きだから電車の絵本がいい!」とH君。たくさんの絵本の中からお気に入りのものを探します。気に入ったものを並べて「こっちがいいかな?」としばらく悩んで「これにする!」と1冊の絵本に決めました。みんな気に入ったものを借りることが出来ました。「おうちに帰ってお母さんと読む!」と嬉しそうに持って帰っていました。
今日は園舎解体工事でお世話になった松田さんが、幼稚園に来てくれる最後の日でした。そこで、幼稚園のみんなでお礼をしました。解体工事の間、働く車を見せてくれたり、壊れて形だけ残った建物で写真を写させてもらったり、今まで子ども達が松田さんにしてもらったこと、嬉しかったこと、「バックホーに乗せてくれてありがとう」「工事を頑張ってくれてありがとう」「幼稚園を壊してくれてありがとう」等、一人一人感謝の気持ちを伝え、中には気持ちを伝えたくて自分から前に出て来る子もいて、みんなで感謝の気持ちを伝えたあとは、年長さんが作った様々な場面が写った写真のプレゼントを松田さんに渡しました。「ありがとう、こんなことは一生に一度のことで嬉しい!」と言って受け取って、中も見てくれました。その様子を子ども達も嬉しそうに見ていました。これからも松田さんは時々顔を見せてくれるそうですが、新園舎が出来て仮園舎を解体する時にはまた交流ができます。新しい園舎が出来上がる様子を子ども達と見ながら、また松田さんに会えることを楽しみにしたいと思います。
2023年9月7日 木曜日
一昨日の朝、園長が運動会の練習が出来るようにと屋外遊ぎ場の園庭を広げてくれて練習が始まりました。年長児達は待ちに待ったリレーが出来ると大張り切りでした。そして今日、園長は遊具やテントを動かして園庭を本園の園庭に負けない程の広さに広げてくれたのです。子ども達は朝から登園するなり、『リレーはいつするの?』『踊りしたい!』と次々に言ってきてもはや運動会気分です。火曜日に園長特製の元気が出るゴーヤチップスも食べたおかげで増々元気倍増のようです。
そこで今日は突然ですが全園児集合で何と全体練習が始まりました。応援合戦もしてみると、年少児もたんぽぽ組の時にしたことを思い出して、お兄ちゃん、お姉ちゃんの真似をしながら声を出して手を振り足を上げ大張り切りです。年長児達は遠慮気味でしたが、先輩らしく自信を持ってみんなを引っ張っていけるようこれからしっかり頑張ってくれるだろうと楽しみです。早速、年長児達もリレーの仕方について注意と指導をしてもらってリレーをしてみました。リレーは円周の内側を走ると距離が短いこと、バトンタッチの仕方などまだまだ基礎練習が必要ですが、これから子どもなりにコツを掴んでいくことを期待しつつクラスで秘密特訓もしていきたいと思います。
今日は交通安全協会の指導員の方が来園して下さって交通安全教室をひらいて下さいました。会議室で行った実施訓練では年長・年中児が参加をしました。指導員の方が交通ルール、道路の渡り方などを手本となって指導して下さいました。年長児は夏休み中に西署へ行って交通安全のルールを一足先に学ぶことができていたので、復習をしながら理解を深めることが出来ました。「横断歩道を渡る時は車が乗っている人にも見えるように手を上げること」「大切な命は1つしかないこと」「小学生になったら自分達で歩いて小学校に行かないといけないから自分が気を付けないといけないこと」など大切なルールを沢山教えて下さいました。何度も園外保育の時に伝えているつもりでも、ルールを守れていない時もあるので再確認して意識を持って道路を歩けるようになる良い機会となりました。今の年長児は去年の交通安全教室で、年長児に手を引いてもらいながら道路の渡り方を教わりましたが、今回は、年長としての自覚を持って参加することが出来ました。所々のポイントに教師や指導員の方に立ってもらいながら、1列で歩くこと、建物の死角になる所はよく見て歩くこと等声を掛けてもらい、上手に歩くことができました。普段さんさんらんどへ行く道中も、今日教わったことを実践して自分達の生活に生かしていくよう子ども達と約束しました。
2023年9月6日 水曜日
工事期間中、本園で生活している年長児とぱんだ・りす組の子どもたちは、登園してくるとテラス前のテント下でフラフープやバスケットボールなど、自分がやりたい遊びを見つけて元気いっぱい遊んでいます。
一方で、もう1つ子どもたちの中で流行っているのが虫探しです。以前から一部の子どもたちに1年中人気の場所でもある事務所の横の花壇には、バッタやだんご虫など、いろいろな種類の虫たちが住んでいるのです。年長児の帽子に混じって、最近は年中児の帽子も頭を寄せ合って虫探しをする姿が見られます。ぞう組のYちゃんは「赤ちゃんだんご虫を探すの!」と言って、プランターを動かしながら、じっと目を凝らして探していました。とても小さいだんご虫の赤ちゃんを見つけると、友達に嬉しそうに見せていました。そして、保育室からちょうどいい廃材を見つけてくると、捕まえた虫を入れて観察をしていました。誰かが「だんご虫をつかまえた〜」という声が伝わってくると、更に入れ替わり立ち替わりでいろいろなクラスの子どもたちが集まってきて、「あそこにいる!!」「ここにいるかも・・・」と夢中になって探していました。捕まえられない子も友達の手のひらの上をごそごそ動く様子を時間を忘れて見ていました。
園庭やテラスで遊んでいると、幼稚園を建ててくださる建設会社の方が新しい幼稚園の完成図を持ってきてくれました。新しい幼稚園の完成図に子どもたちも「すご〜い!」「楽しみ♪」と言って、目は釘付けです。(もちろん、その図に釘付けなのは子どもたちだけではありません。先生たちもそれ以上に楽しみにしています。)りす組のKくんもその完成図を見ながら、「工事しているのが終わったら、幼稚園が新しくなるね。」「たくさん遊びたいな〜」と言っていました。
7月から始まった園舎解体工事から子どもたちはしっかり園舎がなくなるまでを見届け、これから新しい園舎が出来ていく様子を見守っていきます。このような二度とない経験を大切にしながら、働いてくださっている人達への感謝と働くこと、何かをすること、協力し合うことを学習していきたいと思っています。その先にある自分たちの新しい幼稚園の完成がまた一層楽しみになりました。
コメント (自分の命は、自分で守るよ! ひつじ組 谷川幸実 はコメントを受け付けていません)