2023年7月11日 火曜日
昨日の大雨が嘘のように晴れ上がった青い空!朝からお日様が照りつけます。朝早く仮園舎の様子を見に来てくれた古森先生が仮園舎の水道の流し台がとても熱くなっていることに気付き、急いで日よけをすることになりました。昨日は大雨、今日は暑い日差し!毎日天候、自然と向き合い共に生きていく私たちは子どもと共にいろんなことに気付き対処し、安全に心地よく生活していく力を身に付けていかなければと思います。
さて、今日「キャッ!キャッ!」とたんぽぽ組さんたちが水遊びをしているとIちゃんが「Iちゃんのおふろとおんなじ~♪あったか~い♬」というのです。どれどれ?と言ってみると・・・ひなたにおいていた水汲み遊び用の桶の水が本当にお風呂くらいのあったか~いお湯になっていたのです。YちゃんもK君も Y君も・・みんなが集まって来て「あったかいね~」と言っているとペットボトルの水を「シャ~!!」とかけてきたA君!「これは冷たいね~」「きもちいいね~」どうもこの水はテント下に汲み置きしていたおけの水を汲んできたようです。
「なんでこの水あったかいのかなあ?」と問いかけてみましたが、そこは「???」「おふろだから~」の声。まだまだそこには興味がない様でしたが・・・「つめた~い!あったか~い!」に気付き遊ぶうち水の温度にも気付くようになるのかな。これが科学の芽が育つ体験となっていくと思うのです。水をかけられるのが嫌だったK君、O君も少しずつ自分でペットボトルに水を入れて運び、お友達と触れ合いながら水遊びを楽しむようになってきています。今では笑顔いっぱいで水しぶきの中で遊ぶ子どもたちは本当にキラキラと輝いています。
さて、仮園舎チームは、今日みんなで作品展を見に行くことにしました。家族の方とは見に行きましたがお友達皆で見に行く作品展はまた違った楽しさ、感じ方があります。作品展示場に入るなり「わ~すごい」の言葉が口々に飛び交いました。まず向かったのは、たんぽぽ組さんの展示です。「Tちゃんのだ~」「A君のだよ~」と自分の作品や絵を指さして「見て見て~」のアピール度のすごさ、さすがたんぽぽさんたちです。そして大きい組さんの作品や絵を見て回ると一つ見て「すご~い!」また一つ進んで「ワ~かっこいい!」「この中に何が入ってるの~?」と言ってはひとつずつ覗き込んでいました。あまりのカッコよさにおもわず触ろうとするたんぽぽさんたちに先生たちは大慌てでした。「大きい組さんはやっぱりすごいね~」とますます年長さん年中さんに憧れの気持ちが膨らんでいくたんぽぽさん達でした。これからこの子たちもいろんな発見、イメージ、経験が積み重なっていき表現力がどんどん身についていくんだろうなととても楽しみです。
☆たんぽぽおまけエピソード☆
作品展を見に行くため屋外遊ぎ場からたんぽぽ組さんだけで幼稚園まで歩いていきました。「あるこ!♪あるこ!♪」と散歩の歌を歌いながら元気に出発したのですが・・・・・・・・少し歩くと「あれ?ダンゴムシ・・・」と言ってダンゴムシを掌にのせて見せます。「歩いていくからダンゴムシさんはおるすばんね~」と何とか説得して道端に返します。また少し歩くと「アッおはな~」「棒があった」と次々と道端のものを発見するのでなかなか前に進みません。でもこれもまた楽し♬
そんな中でも出会った人に「こんにちは!~♪」と挨拶をし、車が待ってくれていると「待ってくれてありがと~♪」などという言葉が誰からともなく出るのです。かと思うと「なんかにおいがするね~。かぜさんのにおいかな~」などと友達同士で話しながら歩いているのです。散歩に出ると景色、木や草を見て天気や風を感じ、また地域の人との触れ合いもあります。そんな子どもたちの姿を見ているとこの年齢ならではの一人一人の純粋な感性を豊かに育ててあげたいなと思う教師たちです。
そんなこんなで大にぎわいで歩くたんぽぽさんたちの散歩♬これがまた可愛らしく楽しいひとときなのです。
コメント (「やっぱり大きい組さんはすごい!!ね」 吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)