2023年7月7日 金曜日
今日うさぎ組では、廃材遊びをしました。子ども達は、廃材遊びが大好きです。廃材をすると聞くと「やった~!」と大喜びでした。先に何を作るか決めて、廃材を選ぶ子や好きな形や大きさの廃材をいくつか集めてから何を作るか決める子など、発想は様々です。R君は「僕はクレーン車が作りたい!」と言うと、たくさんの廃材を集めて来ました。「本物のクレーン車は、物をこうやってつるすんよね」と本物のクレーン車を思い出しながら、クレーンのつるす部分を作っていました。途中で、運転手が乗る場所が無いと気付き「動かす人が来るところを作らんといかんかった!」と急いで廃材を取りに行っていました。透明で四角い、運転席にピッタリの廃材を見つけると完成したクレーン車に付けました。出来上がると「これはね、こうやって動くんよ」と得意気に教えてくれました。
Hちゃんは、「妹と遊べるおもちゃを作ったんよ」と、カラカラと、音が鳴るおもちゃを作っていました。カラカラと音を鳴らすために、プラスチックの廃材を細かく切って入れるなど、どうやったら音が鳴るのか考えながら作っていました。さらにもう一つ作り、自分と妹と2人で遊べるようにしました。Rちゃんは、空き箱にちいさなカップを2つ、ボタンのように付けていました。「何を作っているの?」と聞くと「これはねこのボタンを押して操作するゲームだよ」と教えてくれました。しばらくすると「あ!ゲームをみる画面を作るのを忘れてた」と言うと、最初に作ったコントローラーに合う廃材を探してきました。そして、ピッタリのものをみつけると、コントローラーにつなげました。最後に、クレヨンで自分で好きな色に塗るとマリオのゲームをする機械が出来上がり、とても嬉しそうに「出来た!」と教えてくれました。
子ども一人一人が遊びながらイメージを広げ、工夫しながら廃材遊びを楽しんでいました。
今日は、七月七日。七夕の日ということで、給食も七夕特別給食でした。「にんじんのお星様だ!!」と目を輝やかせながら、七タそうめんを見ていました。いただきますをすると、今日はみんな特別メニューで大好きなものがたくさんあったのか、あっという間に完食していました。
七夕のお話も子ども達は、良く知っていて「今日の夜に、織姫と彦星が会えるんよね!」と話していました。しかし、降園前に外を見ると雨が降っていました。「大丈夫かな?織姫と彦星は会えるかな?」と子ども達は不安そうな表情をしていました。中には「傘をさして会いに行くんじゃない?」と、言う子も…。一年に一度の特別な日。これからも日本ならではの特別な日を、子ども達と大切にしていきたいです。
コメント (「廃材があれば何でも作れるよ!!」 うさぎ組 西川友理 はコメントを受け付けていません)