2023年7月5日 水曜日
参観日3日目。連日、多くの保護者の皆様のご参観ありがとうございます。子ども達も嬉しそうにいつもより張り切って活動している姿が見られます。さて、園内の泥船に植えている稲や5月に植えたトマトの凛々子は、梅雨の雨でぐんぐん成長しています。たんぽぽ黄組のテラス前に置いてあるトマトを指差してたんぽぽ組のSくんが「これ!これ!」と指差した先にはトマトが実をつけ、大きく成長していました。「Sくん、よく気が付いたね」と私が声を掛けると、嬉しそうににこっと笑って部屋の中に足早に帰っていきました。その隣ではりす組のYくんが「先生!エビがおるよ!」と真剣な眼差しで稲の泥船を覗き込んでいました。すると、男の子達が集まってきて「こっちにもおるよ!」「こっちも!」と興味津々で、「これ何やろ?」「本で調べようや!」といそいそと本を取りに行きました。分からないことは自分達で調べようとするたくましさも三葉っ子ならではの姿です。参観日の部屋を覗きに行く途中、「先生!これ見て!」とくま組の女の子達が嬉しそうに髪飾りを見せてくれました。「これ、織姫なんよ~♪」とみんなで七夕の髪飾りを作ったことを喜んで教えてくれました。もうすぐで七夕です。参観日に子ども達の七夕飾りを保護者にも見ていただき、自分のお子さんの願いを気に留めていただきたいと園庭に飾っています。来園された際には、ぜひご覧ください。
今日、年長は手話教室がありました。今回は山中先生に「うみ」と「てのひらをたいように」の手話歌を教えていただきました。「海に行ったことある人~?」の山中先生の問いに元気よく、「はーい!」と返事が返ってきました。すると、山中先生が「海で遊ぶのって楽しいよね~♪でも、海ってお日様が昇ってたくさん遊んだ後、だんだんお日様が沈んでいって夜になるんだよね」とお話してくれました。山中先生がお話をしてくれると、子ども達のイメージが広がり、子ども達の表現がより豊かになるから不思議です。そして、三葉幼稚園で年長児から年中児へと代々伝わってきた「てのひらをたいように」の手話を披露すると、「今までの年長さんから教えてもらっていたんでしょ?嬉しい~♪」と山中先生に喜んでもらった後、細かく正しい手話を教わりました。
保育参観日に合わせて3階の会議室では、「子どもの遊び制作展」が開かれています。保育園児から年長児までのすべての学年の作品を一人一点、絵か作品のどちらかを展示しています。作品を見て下さっている保護者の方々からは、「セロハンテープをきちんと切って、廃材に貼っているのが見られて嬉しかったです」(プレ年少児保護者)「こんなに細かくお友達をたくさん描いていて、この子は友達のことが好きなんですね」(年中児保護者)「難しい“そ”の文字を丁寧に書いていてびっくりしました」(年長児保護者)等々、たくさんの嬉しいお言葉をいただきました。作品には担任のコメントも添えられています。参観日にいらした際には、ぜひ覗いていただき、三葉っ子達の素敵な発想や表現をご覧いただきたいと思います。
2023年7月4日 火曜日
今日は昨日の大雨が嘘のように朝から良い天気となりました。
昨日は大雨のせいで水遊びが出来なかったため、今日は子どもたちはとても楽しみにしていたようでした。今日、バスに乗った時も「今日は晴れやけん、プールできるよね?」「プールカードに◯書いてもらったよ~」とウキウキした様子で、水遊びの話題で盛り上がっていました。
今日で3回目のプールということもあり、年少児も着替えが早くなってきました。最初は手伝って着替えていた子もどんどん1人で着替えができるようになり、中には「着替えを早くしたらいっぱい遊べるんよね!」と急いで着替えている子の姿もありました。それほど水遊びが楽しみだったことが伝わってきました。
全員が着替え終わり、待ちに待った水遊びが始まりました。最初は水鉄砲で遊び、友達と水をかけ合って元気に走り回っていました。
しばらく遊んだ後、プールに移動しようとしていた時、「もうすぐさくら組さんとちゅうりっぷ組さんがプールから移動してくるから、ペットボトルに水を入れて隠しておいて前を通ってきたら一気にみんなでかけよう!」と提案しました。それを聞いた子どもたちは急いで水を入れて待ち構えました。
何も知らないさくら組さんとちゅうりっぷ組さんがプールを終えてやって来ると子どもたちはニヤニヤ…「せーの!」の合図で隠し持っていた水鉄砲をプシュー!と押して2クラスをびっくりさせました。
いきなりかけられたさくら組さんとちゅうりっぷ組さんは負けじと自分のペットボトルを手に、やり返して水をかけ合いました。
プールに移動する短時間の間も子どもたちは「プール楽しみ!」「早く!早く!」とニコニコで本当に楽しみにしていました。やっとプールに入ると子どもたちは「キャー!」「冷たい!」と言いながら笑い合っていました。最初は歩いて身体を慣らし、足、おなか、肩、頭と下から水をかけていきました。水が若手なRくんも、1回目の時より慣れた様子で、泣くことなく活動できていたので私も嬉しくなりました。それから少し走ってみたり、反対回りに歩いてみたり、だるまさんが転んだをしてみたりと、短い時間の中でも思い切り遊ぶことができました。
最後はプールから外にかかったお楽しみのすべり台!やっぱり子どもたらはすべり台が大好きで、声を掛けるとすぐに並んで勢いよく滑ってプールの外へ出るのを楽しみました。
子どもだけでなく教師も夢中になって遊んでいる水遊びですが、楽しいからこそ教師間で連携を取って子どもが安全に楽しく、思い切り遊ぶことができるようにしていきたいと思います。
2023年7月3日 月曜日
今日から参観日が始まりました。今回は工事の為、駐車場がないことや、展示会場と参観の部屋が離れていたり、ご不便をお掛けしたりしますが、ご協力お願いします。
「よし!今日は参観日!!楽しそうに水遊びしている所を見てもらうぞ!!」と張り切っていましたが、子ども達が登園する頃、「ザー!」と降り出した大雨に、子ども達と「今日はプールに入れんね。」と空を見上げました。
すみれ組では水遊びができないのを残念がる子ども達と、魚を作って魚釣りをしました。今日は紙を魚の形に切ったものに色々な形の包装紙をのりでうろこを貼ったり、クレヨンで目や模様を描いたりしてかわいい魚ができました。そして、自分で作った魚を釣る事にもしました。釣りざおを使って釣ろうとすると、S君が「糸をまくやつがいる。」とカップを手に!!リールを作り始めより本物に近付けようと、イメージを広げる頭の柔らかさに驚かされました。今日は紙で魚を作りましたが、次は「廃材で作りたい!」と言ってる子ども達です。楽しい魚釣りは今日からスタートです。もっともっと楽しくなるよう環境を作っていきます。
また、『クラス活動』の時間はいす取りゲームをしました。今年に入って3回目のいす取りゲーム。回数を重ねる度に、1番になりたい気持ちがメラメラ!!メラメラする子が1人また1人と増えていき、3歳なりに真剣勝負です。椅子が取れなかったこの中には悔しくて泣く子もいれば、グッとこらえて応援する子、すぐ切り替えて歌を歌う子、様々です。
泣いて登園してきた4月を思うとルールを守りながらいす取りゲームを楽しむ子ども達に成長を感じています。そして、雨だったからしたこの活動も今後の生活の中でより楽しめる活動の1つとなりました。
明日の天気予報は晴・気温も30度を超える予報です。「明日は水遊びができるよね~!!」と子どもたち以上に期待している教師達です。
2023年7月2日 日曜日
コロナ禍が終わって従来の本園の生活に戻っていたものの、園舎建て替えにより再び屋外遊ぎ場での生活が始まって1カ月半が経ちました。すでに前回の生活に慣れている子もいましたが、それ以降に入園してきた子どもたちにとっては園舎が変わって戸惑う様子も見られました。しかし今ではみかん組・れもん組が一緒に生活することにも慣れ、一緒に遊んだり譲り合ったりすることもできるようになってきました。
梅雨に入り雨が降り続いた日は、屋内で少しでも身体を動かせるようにトランポリンや少し大きなすべり台、テント下の人工芝にあるすべり台を保育室に入れ、環境を変えると子ども達は全身を動かして遊んでいました。少し大きなすべり台では順番を待つこともできるようになり、2歳児のAちゃんは「まだよ!」「順番よ!」と友達に教えてあげる姿も見られとても微笑ましく思いました。また、トランポリンの横に座ったBちゃんは友達が跳んでいる回数をカウントするように手をたたいていました。そこにトコトコやってきた小さい友達に「一緒にしよう」というような素振りで遊ぶ姿も見られました。
乳幼児には広過ぎない適度な空間で遊ぶことで育ち合えることにも気付くことができました。そして何といっても以前と違うのは、園庭を見ると幼稚園児が元気いっぱい遊んでいることです。ここには昔、地域の子ども達が年齢を超えて遊び、年上の子ども達から年下の子ども達が様々なことを学び成長した形が見られるように思います。ついついつられて外に出たくなりますが、遊んでいる様子を見るのも以前の保育園だけの生活とは違い刺激がいっぱいです。
雨が上がった晴れの日、朝から湿度が高く蒸し暑い日。しかし幼稚園児も保育園児も待ちに待った日となりました。そうです。水あそびができる日です。保育園の子ども達も待ち構えて水くみあそびの開始です。みかん組・もれもん組も同じようにしようと分かれてすることにしました。用意していたカップやペットボトルはすぐに子ども達の手に。そして思い思いに水くみをしたり少し高いところから流してみたりしていました。2歳児のCくんはペットボトルに入った水を上から流し「見て見て!シャワーみたい!」と楽しそうです。また、カップに水を入れては手や足にかけて水の感触を楽しむ姿も見られました。小さなカップや中くらいのカップ等、それぞれのカップに水を入れ流しては入れをくり返し遊んでいました。
まだ今回は初めてだったので慣れない子どももいましたが夏はまだまだこれからです。子ども達の様子をじっくり見ながら水あそびを楽しみたいと思います。これから益々暑くなってくるのでこまめな水分補給や体調に気を付けながら夏の遊びを楽しんでいきたいと思います。引き続き、朝の検温・プールカードの記入をお願いします。
2023年7月1日 土曜日
ちゅうりっぷ組では、来週から7月になるので七夕の絵本の読み聞かせをし、今日壁面作りで短冊を作りました。朝のおやつの炒り玄米を食べた子ども達に、「ねぇねぇ、昨日絵本読んだときに出てきた、牛のお世話をする人とお洋服を作る人が出てきたお話覚えてる?」と聞いてみると、「ひこぼしとおりひめ~」とすぐに返ってきました。「そうそう、ひこぼしと・・・」と話し始めると、Tちゃんが話を遮るように「悪いことをしたけん会えんなったんよ!!」と言ってきました。それを聞いていた周りの子ども達も「うしが病気になったんよね~」、「お洋服がなくなったんよ!」と話の内容を覚えていて答えていました。子ども達がお話を覚えていたので更に聞いてみることにしました。「七夕の歌で五色の短冊って歌ったんやけど何色があったか覚えてる?」と聞いてみました。すると「みどり~!」「しろいろもあったよ!」「あか!あか!」と五色の緑、赤、黄色、白、紫色を答えていました。昨日一度読み、五色の意味については、お友達に優しくすることや、お約束を守ること等を簡単に話しました。年少児なので分かるように少し伝えるだけでいいかなっという気持ちでした。そんな教師の心使い以上に子ども達はしっかりと聞き由来についても理解していたのでした。
早速壁面作りをしていくことにしました。折り紙を貼り重ねて作った星は、年少児には難しかったのですが、折り紙遊びが得意な子どもは貼り方を覚えると、同じテーブルの友達ができていないことに気が付くと「こう、こう」と手を動かし折り紙を回すしぐさをして教えていたり、他のテーブルに行きそこで教えていた友達と競い合って教えたりしていました。
降園前に、来週から自由参観でお家の人が幼稚園に来て、みんなが絵を描いたり、廃材で作ったりしたのも見てもらうんだよ伝えると、「え~恥ずかしいやん」「見られたら恥ずかしい」不安や緊張があるようでしたが、子ども達
の表情はとても笑顔いっぱいで嬉しそうでした。自由参観では子ども達が幼稚園で生活している自然な姿を見ていただきたいと思います。
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