幼稚園の日記(ブログ)

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2023年7月30日 日曜日

梅雨明けし、夏本番暑さになった今週も、ひよこ組の子ども達は元気に登園してきます!

先日、屋外遊ぎ場の第2園舎前の人工芝の前に作った水遊びスペースは、古森先生の提案で幼稚園の先生達にも手伝っていただいて水道と流し場に近い足洗い場のすぐ横へお引越ししました。更に、新たにプールを出していただいて、子ども達の目もより一層輝きを増します。プールに水を溜める際は、古森先生が足洗い場の可動する蛇口をくねくねと動かして、蛇口からプールへ直接水が弧を描いて入る技を考案し見せてくれ、保育教諭は「なるほど!」と感心し、ひよこ組の子ども達は目をまーるくしてその様子を興味深そうに見ていました。

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その翌日も同じ様に蛇口から直接プールへ水を入れてみました。弧を描く水に保育教諭が手を伸ばし「冷たーい!」と言うと、側で見ていた子ども達が次々にやってきて、水に手を伸ばし始めました。

カップを持った手を伸ばして水を入れようとする子、直接手を伸ばして水を触っては跳ね返ってくる水しぶきに「きゃーっ!」と大喜びの子、「冷たい?」と、何度を首をひねりながら恐る恐る手を伸ばしてそっと触ってみる子など様々でした。

プールに入るだけではなく、色々な形での水との触れ合いを通して夏ならではの遊びをもっと楽しみたいと思いました。

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水あそびスペースの近くにはプランターに植えたトマトが置いてあります。水遊びのたびにカップやペットボトルに水を入れてせっせと水やりをしていた子ども達です。小さい黄色の花を咲かせ、実を付けている様子を見守り、成長を楽しみにしていました。そんなみかん組のトマトが2つ赤くなりました。「赤ーいのど〜れだ?」と保育教諭が聞くと、大きい子はしっかり赤いトマトを指さしていました。「これな〜んだ?」と聞いてみると、「とっとー!」「トマト〜!」と答えてくれる子もいました。PXL_20230725_004923569 PXL_20230728_004943794 PXL_20230725_004851057

くるくるくるくると言いながらトマトをねじり引っぱって一緒に収穫です!自分達の手で収穫したトマト。大事そうに両手でそっと包むように持つと、嬉しそうに見せてくれました。保育室に戻って待っていた友達にもお披露目です。みんな興味津々で集まって来て、次々に手を伸ばしてトマトを触ろうとしていました。Rちゃんはトマトを見てペロリと舌を出しました。野菜が苦手なEにゃんも興味津々にやって来てトマトを持たせてもらうと「トマトっ!」と口真似していました。

保育教諭に声をかけられて、水やりをしていた子も、今まで興味のなかった子も赤く実ったトマトの収穫に興味を持ち、喜ぶ姿を見て、食育に年齢は関係なく、興味を持ち体験することが大事だなと改めて感じました。PXL_20230725_015135614
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まだまだ暑い日が続くので、水分補給を十分に、元気に乗り切って行きたいです。

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コメント (あか〜いね! ひよこ みかん組 青木千雅 はコメントを受け付けていません)

2023年7月22日 土曜日

先週の金曜日の事、さんさんらんどで夏祭りの為幼稚園児が全員屋外遊ぎ場に集合する事になり、保育園がその日だけ本園舎へお引越ししました。久々の本園だったので、少し心配しましたが、子ども達は保育教諭達の心配をよそに登園すると、すぐに遊び始めていました。久しぶりに砂場で遊ぼうと園庭に出ると、子ども達がすぐに目を向けたのは、とっても大きな工事現場の重機でした。「みて!みて!」「おっきい!」と子ども達は目を輝かせて見入っていました。普段、第二園舎で救急車の音がするだけで大喜びの子ども達です。砂場までずっと目は工事現場の方を見ながら歩いていて、その姿を見て子ども達の興味の大きさを感じました。更に、砂場からもじっと手を休めて重機に見入っていたり、遊びながら気にしてチラチラ見ていたり、気にしながら遊んでいる姿をとっても可愛く思いました。

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一方では砂遊びに夢中で自分の好きなお椀やお皿、スコップを選んで持って来て砂だらけになりながらダイナミックに遊んでいる子もいました。友達と関わって遊ぶ姿も見られるようになり、おもちゃの貸し借りも上手になっています。砂でままごとをしたり、型取りをしたりと子ども達は飽きる事なく楽しんでいました。
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砂場の向い側のうさぎ小屋で元気いっぱい跳びはねているうさぎ達も子ども達に大人気で気が付くとうさぎ小屋の前にも数人の子どもが集まっていました。保育教諭がキャベツをちぎって渡すと、「たべて~!」と言いながら食べさせてあげていました。うさぎが食べてくれると、大喜びで「ちょうだい!」とキャベツを受け取って何回も食べさせる事を楽しんでいる子もいました。又、一方ではザルにたくさんの松葉を集めていて、どうするのか見ていると、おもむろにうさぎの所へ。そして、うさぎに食べさせてあげようとしていました。すぐに止めましたが、きっとその子なりにうさぎさんにご飯をたくさん食べさせてあげようと考えたのでしょう。小さな体でいろんな事を考えてやってみようとする子ども達の行動1つ1つに成長や学びが見られ、とても楽しみです。屋外遊ぎ場のひよこ組はなかなか園舎の工事の様子を見に行く事ができないので、今回大きな重機を見る事が出来、大喜びしている子ども達の姿を見る事ができました。子ども達に貴重な経験をさせる事ができてよかったなと思いました。また時間を作って新しい園舎ができていく様子も見せたいと思っています。

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そして、れもん組みかん組で大人気なのは、幼稚園のお友達から頂いて飼育しているカブトムシです。土の中に隠れてなかなか出て来てくれないカブトムシですが、、、子ども達は虫かごを下ろすとすぐに集まって来てエサをあげたいと手を出して「あか」「みどり」と言いながらエサのゼリーを選びます。虫や動物に触れながら優しい子どもになって欲しいと願っています。これからまだまだ暑くなってきます。子ども達の体調をしっかり見つつ、水分補給をこまめにするなど、熱中症対策を行いながら夏の遊びを楽しませたいと思います。引き続き、子どもの体調を観察してプールカードの記入をお願い致します。

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コメント (「大っきいの見たよ!」 ひよこれもん組 今川未貴 はコメントを受け付けていません)

2023年7月20日 木曜日

昨日、年長さん年中さんが幼稚園で食べたきゅうりの塩ころがしのとってもおいしそうな話を聞いていた教師たちは仮園舎でも塩ころがしのきゅうりを食べさせたいと古森先生にお願いをして作ってもらえることになりました。古森先生が塩ころがしを作り始めると、昨日、一足先に食べた年長児たちが集まってきて、「昨日おいしかったんだよね〜」と嬉しそうに話していました。

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古森先生がきゅうりの皮をしましまにすると、「皮はかたいけど栄養があるからしましまにして残しておくんだよ!」と昨日学んだ知識を確認し合うように話していました。

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きゅうりのたねをくり抜き半月に切って見せてもらうと、ひまわりぐみのIちゃんは「トンネルみたい〜!」と言うと、うさぎぐみのSくんは「虹みたいにも見えるよ!」と言っていました。その半月状に切ったきゅうりを容器に入れて塩をひとつまみ入れて動かすと年少児たちも古森先生の真似をして手を動かしていました。そして、きゅうりの塩ころがしが完成しました。昨日、塩ころがしを食べた年長児たちはニヤニヤしながらこちらを見ています。塩ころがしについてたくさん教えてくれた年長さんが最初に味見をして、年中児、年少児、たんぽぽぐみの子どもたちも「おいし〜!!」とあっという間に、「きゅうりの塩ころがし」と、「ナスの塩よしよし」を食べることができました。

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そして今日は、1学期の終園式が幼稚園であり、仮園舎で生活している子どもたちは歩いて幼稚園に上がりました。「きゅうりの塩ころがし」と「ナスの塩よしよし」で水分と塩分を補給しているので足取りも軽やかに歩いていくことができました。

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終園式は園庭にテントを張って行いました。夏休みの間は幼稚園でいよいよ建築工事が始まることから園庭がさらに狭くなり3分の1くらいの広さになるため預かり保育の子どもたちは仮園舎で生活するようになるので、本園の園庭で集まることもしばらくできません。古森先生から夏休みの過ごし方についてのお話では、昨日の塩ころがしで体は元気になるけれど、頭が元気になるのは夜、よく寝ることが大切なことを教えてもらうと「バカになったらいかんけんね」と話を真剣に聞く様子がありました。

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暑い夏は始まったばかりです。きゅうりの塩ころがしで水分、塩分を補給したり、帽子をかぶったりして、熱中症対策をしながら、元気いっぱい楽しい夏休みを過ごして9月には全員そろって2学期を迎えられるのを楽しみにしています。

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コメント (「1学期終園式」 さくら組 中村真衣 はコメントを受け付けていません)

2023年7月19日 水曜日

今日は年長児4クラスで駐車場のキュウリを収穫しに行きました。実は園長からキュウリを出来るだけ大きくなるまで待って少し色が変わる頃に収穫するように言われていて、今日が待ちに待ったその日なのでした。集まると、野菜クイズが始まりました。1問目はキュウリの花の色です。みんなで目の前のお花を見ないよう目をつぶって「①赤、②黄色 さあどっちでしょう!」ときかれると、自信を持って”2番!!」と答えていました。そして2問目です。「キュウリの葉っぱは触るとどんな感じでしょう!①ふわふわ②ちくちく③ぬるぬる」というクイズには答えが分かれました。「正解は①と②でした!」『えぇ~』と楽しくクイズをした後、今日はなんと10本のおおきなキュウリが収穫できました。みんなの収穫したキュウリとその時に一緒に収穫したトマトのリリコは氷水の入った大きなタライの中で冷やしておき、その間に、ペットボトル水鉄砲をして体をたくさん動かし、走り回って楽しみました。

散々遊んだあと、水着のままテラスの前に集まった子ども達は古森先生が出てきてくれるとわくわくと期待のまなざしを向けます。そこには先ほど収穫して冷やしておいたキュウリがありました。先ほど収穫した大きなキュウリと普通のサイズの2種類のキュウリがみんなの前に並べられ、古森先生が「みんな見てて、こんなーに大きくなったキュウリの中と小さいキュウリの中どんな違いがあるか切ってみるよ〜」と言いながらキュウリを縦に包丁を入れてみせてくれました。すると「あっちがう!」「大きいのはたねがある!」と気付いたことを口々に、よく聞いていて反応していました。割ってみたキュウリの中身は小さい普通のキュウリはたねが大きくなっておらず、大きくなるまで待っていたお母さんキュウリのたねは大きく、かたくなっているのがよく分かりました。そしてこのお母さんキュウリは白くて…とっても美味しそうに見えました。

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でもそのまま食べるのではなく、「みんなは今たくさん動いて汗かいたね。汗にはお水とお塩が入っていてしょっぱいんだよね!という事はみんなの体の中からお水とお塩がなくなってきたので、そんなみんなの体に今必要なのはお水とお塩だね。そこでこのきゅうりでみんなの体の中にキュウリのお水とお塩を返してあげるんだよ~」と楽しくて不思議な話をしてくれました。そしてキュウリを切るときにもまた1つ美味しくなる方法を教えてくれました。それは「大きくなりすぎたお母さんキュウリの皮はかたいので皮を剥きたいけど…皮にも栄養があるからこうやってしゅるっとしゅるっとしましま模様に皮をむいて皮も残すんだよ。しましまにすると栄養もとれて皮も食べやすくなっておいしいんだよ」と話をしながら、古森先生の手は止まらず動きつづけます。その様子をじーっと見つめる子ども達。大きめに切られたキュウリを見てT先生やN先生たちが「これとこれとこれとこれ、私のやつ!」と茶々を入れると『ダメー!!私のも!それ〇〇の!」と子供達の悲鳴が上がります。そしてボールに入った半月の形の厚めに切ったキュウリに魔法の粉(塩)を入れると、古森先生がボウルを振ってキュウリをころころと転がして、塩がキュウリ全体にかかるように器用に動かしていきました。そのリズムに合わせて子ども達も自然と『1、2、1、2.』とかけ声をかけます。そしてキュウリの塩ころがしのキュウリが完成すると味見をさせてもらいました。薄塩のキュウリは少し甘さも感じられ、口に入れた瞬間の子ども達の表情…なんともかわいらしく顔が溶けそうなほど満面の笑みで「おいしい~」と食べていました。あんなに野菜が苦手なSちゃんも「おいしい」とペロッと食べていて、みんなで食べるこの時間の大切さを感じました。そして今日は塩ころがしだけでなくみんなの育てていたトマト、そして1本だけできていたナスも食べることができました。ナスは塩ころがしではなく、塩をもみこんで水分を絞る調理法をみて、『ナスよしよししてる!』そしてぎゅーっとしぼると水がタラタラ〜っとたくさん出てきました。「うわーすごい。」と子供達が命名のナスの”塩よしよし”の調理法のナス料理を食べることができました。更にキュウリの塩ころがしだけでなくお酢で味付けしたものも加わり、全部で4種類のお野菜料理を食べることができました。どれもとっても美味しかったようで「もっと食べたい」「おいしい」と大喜びの子どもたちでした。水鉄砲を終え、水着姿で夏の野菜をほおばる子どもたちの姿はとってもかわいかったです。そして年中、年長だけでなく、たんぽぽ黄組や保育園のもも組さんも太めに切ったキュウリの塩転がしおいしくてぺろっと食べ、おかわりをねだるほどだったそうです。その時期、その時期に旬のものをタイミングよく味わわせていきたいなと思いました。

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コメント (「夏野菜ってサイコー!!」 らいおんぐみ 今岡美奈 はコメントを受け付けていません)

2023年7月18日 火曜日

今朝のバスの中では子ども達が「金曜日楽しかったね」「お菓子美味しかったね!」等と夏祭りの話を振り返りながら楽しそうに話していました。

今日も園庭では気温30度を超える中でしたが水分補給を上手にしながら日陰を使って遊んでいました。そして、「ミーン、ミーン」と蝉の鳴き声が聞こえると「セミだ〜!」「虫あみください!!」とニコニコ顔で言って木を見上げてセミを探していました。そして、「おったけど高すぎ〜!」と悔しがるK君に「残念だったね〜」と声をかけると「セミも捕まりたくないから逃げるんよ!」と周りの子が慰めていました。しかし、K君は別の所で1匹捕まえると少しの間観察して優しく逃がしてあげていました。

そして、今日はもうひとつ嬉しいことがありました。それは、土曜日にさかのぼりますが土曜日預りをしている際に工事のお兄さんMさんから「壊されて最後に残っている保育室の中を入って見てみる?」と声をかけてもらい間近で見させてもらうことができたのです。そして、この日は室内を綺麗にしてくださったお兄さん達の仕事最終日ということで写真を預りの友達と撮らせてもらいました。お兄さん方にもたくさん保育に協力していただき工事の壁に布を吊るしてもらい子ども達が素敵な絵を描けるようにしてくださったり、カレーパーティー、夏祭りでは子ども達と一緒に昼食をとってくださったり沢山話をしてくれました。預かりの友達みんに休んでいる子達の分も「ありがとう!!」と言って代表して見送ることが出来ました。

 

そして、Mさんから「火曜日の工事の前に今日休んでる子も中に入って見たらいいよ」と皆で保育室と最後のお別れをさせていただくことになったのでした。そこで、仮園舎の子ども達も朝、急いで幼稚園に集まることになりました。

園長先生から「工事のお兄さんが中に入って見ていいよって言ってくれたんだよ!そのかわりお仕事の時間を止めてくれているから急いでね!!」と話をしてくださり子ども達はワクワクしながら中へ入ると「うゎ〜!」とバックフォーの迫力を改めて感じたり「かっこいいね」と笑顔で言ったりしていました。そして、西棟の解体を見て「俺らの部屋が!」「通路が無くなってる!」と驚いたり、寂しそうな表情をしたりと色んな姿が見られました。たんぽぽ組の子もいざ中へ入るとまずはバックフォーを見て「大きい〜」と車が好きなK君は大喜びでした。工事の方と一緒に写真を撮らせてもらいお部屋を見に行くと青組の部屋を見て「ないね〜」「バラバラだ〜!」と満3歳児なりに色々な思いがあったようでした。

見学を終えると皆で「ありがとう!」「頑張ったね!」とお礼を言って各クラス水鉄砲や室内活動をしました。解体工事を見れるのも残りわずかですが工事のお兄さん達のかっこいい姿を見ながら新しい園舎が建つのを楽しみにしながら生活していこうと思います。

 

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コメント (「お兄さんありがとう!!」 たんぽぽ組 笹本 慎悟 はコメントを受け付けていません)

2023年7月16日 日曜日

猛暑の続く日々の中でも、元気いっぱいのもも組の子供たちは、生活リズムを覚えると共に、少しずつできる事も増えてきています。
1日の中で1番賑やかで成長の過程や自分でやってみようとする意欲が見えるのが、給食の時間です。
準備が始まると、自分の給食セットを取りに来て席まで運んで行きます。
途中で布袋を開いてエプロンやスプーンセットを出し始める子も、次にする事を覚えたからこその行動です。
また、席についたけど開けているのは友達のものだったり、これも間違ったけれど自分でしようとする気持ちが育っているからこその行動です。
保育教諭は、そのしようとする一人一人の姿を認め援助していきます。
やっとやっとセット完了とほっとしたのもつかの間、すぐにエプロンを取りはずし、スプーンで机の上を叩いたり、敷いたはずのクロスがなくなっていたり…
16人分の準備完了まで、保育教諭と可愛いモンスターの戦いの場なのですが、そんな繰り返しの中で少しだけ待てる子や、自分でしてみたいと袋からひっぱり出し、きちんと机の上に並べていく姿も見られるようになりました。
そして、さぁー「手を合わせましょう。パッチン いただきます」の挨拶で一気に静かな静かな時間となります。
保育教諭はその様子を見守り、誤嚥のないよう注意を払いながら、援助しています。
わずか10分位の静かな時間が終わると、各々が個性たっぷりのアピールの仕方でおかわりを欲しがります。
S君は、食後のお口ふきが自分で出来るようになり、YちゃんやIちゃんは自分のロッカーに後片付けが出来るようになりました。

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自然との触れ合いの多い三葉っ子達は小さな虫を見つけるのが、とっても得意で、又、親しみを持って接することができるのです。
そんな幼稚園のお兄ちゃんお姉ちゃん達の姿を日々見ているもも組の子供達も虫に興味津々です。
ダンゴムシやてんとう虫を見つけると、動きを観察し、触ってみようと手を伸ばします。
でもでも触らせるには危険がいっぱいです。
まだ力加減のわからない1歳児ですから、
そこで広告紙とカラーテープでてんとう虫とダンゴムシを作って虫かごに入れて見せました。
それがとっても人気となり、何度も虫かごに出し入れし、上手にできると「見て」とアピールしていました。
初めは出し入れに悪戦苦闘していたものの、いつの間にか上手に入れる方法を見つけたようです。
C君は虫の「し」を言い虫かごの中をのぞき込んでいました。
そうしているうちに虫かごの中に広告紙の切れ端が入っていって、首からかけ得意顔で見せてくれる姿があり、とっても可愛かったです。
既成の玩具より、手作りのものに興味を示す姿も三葉っこらしいなと小さな三葉っこを微笑ましく思いました。
又、これは1歳3ヶ月のR君が初めて作った作品かなと思うと、その場に立ち会えた保育教諭という仕事に幸せを感じました。

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今夏は桜の木の下の適度に涼しい場所に、園長が水遊び場を用意してくれました。
そこに行くと泣いている子は1人もなく、キラキラした目で思い思いの廃材カップやジョウロを選び集中して遊んでいます。
水を手、足にかけたり、カップから水が落ちる音や様子を楽しみながら五感をフルに使っています。
まだまだ続く暑い日を熱中症に気を付け楽しんでいきたいと思います。

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コメント (「自分でできるよ。」「させてね。」 ひよこ・もも組 松末 華来子 はコメントを受け付けていません)

2023年7月14日 金曜日

三葉っ子ウォーターランドも、はや3年目。しかし、今年のウォーターランドは今までとは全く違います!なんと!さんさんらんどを使ってのウォーターランド!!子どもたちはこちらが想像する以上のお祭り騒ぎで、踊る・走る・笑う・食べる…今日一日思いっきり遊びました。

今日を楽しみに今週一週間カウントダウンをしていたクラスもありました。朝の準備をしている教師を見て「せ~んせ~!!おはよ~!!」「きょうたのしみだね~!!」と仮園舎から何人も声をかけてくれました。今日は特別に水着の上から服を着ての登園です。昨日くま組のHちゃんは、「明日の水着は一番のお気に入りにしなくっちゃ♪」とるんるんで降園しました。お家でも話題にしてくれていたようで、「お母さんがいいな~って言ってた!」「お兄ちゃんがめっちゃ楽しいよって言ってた!」と子どもたちが、それはそれは嬉しそうに話していました。家族が羨ましがってくれるって、特別感が増しますよね。もう朝起きた時から子どもたちの期待はふくらんでいたのだなと思いました。

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三葉の夏祭りおなじみのオリオンビールの歌で準備が始まります。ドドン・ドドンという太鼓の音に胸が躍ります。「ソレ!ソレ!!」と掛け声をかけながら、年長児はさんさんらんどの山へ駆けあがっていきます。山を使っての盆踊り!見ていて圧巻でした!なんて贅沢な盆踊りなんだろう・・・(笑)山の下ではぴょんぴょんと年少児とプレ年少児が躍ります。上と下で別れての踊りでしたが、心は一つ!すみれ組の子どもたちは山の上で踊るお兄ちゃんお姉ちゃんたちを憧れのまなざしできらきらビームを送ります。ぱんだMちゃんはすみれ組さんへ笑顔をふりまいて、すみれ組のK先生は「Mちゃんにはきらきらビームが届いてたし、送ってくれた」と嬉しそうに話していました。山の上のお兄ちゃんお姉ちゃんたちも「ちっちゃい子がかわいい」「上手に踊ってる!」と話していました。

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古森先生に「みんな元気かな~?」とお話をしてもらいました。今日は特別なウォーターランド祭りなのでみんな元気いっぱい遊ぼうね、と約束をしてお祭りの始まりです!

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さんさんらんどのスプリンクラーは今日も開放!実は昨日自動制御のスプリンクラーを今まで片面だったのを全面出るようにしてくれたのです!山の上でも三葉っ子は走る走る!子どもたちのパワーが今日はいつにも増してあるように感じました。みんなの笑顔のかわいいこと!各担任が撮るスナップ写真を見ると、どの子も満面の笑みで写っていて、こんな笑顔を見せてくれるなんて幸せだなぁと思いました♪たんぽぽ組さんもスプリンクラーのお山初体験です。「嫌がるかなぁ?」とちょっぴり心配していた担任でしたが、そんなのお構いなしと言わんばかりにきゃっきゃと喜んでいました。

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今日のプールは特別です。園長の「今日はなんのお祭り?水遊びのお祭りでしょう~?!じゃあ今日はとびっきり特別なプールにしてあげなくっちゃね!」という提案で、プールをかわいく華やかに飾ってくれたのです!さんさんらんどの裏の門をあけると、まっすぐ先に明るいプールが真っ先に目に入ります!「早く早く~!!」とプールから目が離せないAちゃんは周りの屋台に目もくれず一目散にプールに向かいました。「わ~かわいい!」と周り一面にある飾りを上も横も目を輝かせながら見ていました。うさぎ組のAちゃんはプールを見た瞬間、目がきらんと光って(担任曰く、本当に光る瞬間を見たそうです!)「うわ~こんなプールに入れたら最高!嬉しすぎる~!!」と大喜びだったそうです。今までで一番素敵なプールに代わる代わる入ってたっぷり遊びました。

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もう一つ今年ならではの楽しみがあります!お買い物です。保護者の方にご協力いただいて本物のお金を持たせてもらいました。Bくんが「先生これ見て?」と古森先生の元にとととっと駆け寄ってきました。「どうしたの?」と言うと、嬉しそうに「これ~」とお守り袋くらいの大きさのお財布を見せたそうです。「わ~素敵、これどうしたの?」と聞きました。すると「あのね、これお母さんが作ってくれたの」と得意そうに話したそうです。世界でたった一つの大事なお財布です。それを見せてくれたことが嬉しかったと園長が私たちに話してくれました。

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28FC9762-F376-4134-8F99-C91F7BADCC90お買い物は「金平糖」と「雑貨一点」です。きらきらの金平糖、「何色にしようかな?」と選びました。この金平糖はお家の人へのお土産でもあります。家族みんなでわけて食べるんだと話していました。プールに入っていたぱんだ組の子どもたちは、お買い物にぞろぞろやってきたくま組の子どもたちを見て「え?何してるの?先生お兄ちゃんお姉ちゃんお買い物しよる!早くプール出んと!!」と焦りだしたようで、担任が面白かった~と話していました。昼食前、昼食後とお買い物をさせてもらったのですが、たんぽぽ組のお買い物には年長が付き添うことになりました。ぞう組のKくんはお買い物をしたたんぽぽ組さんに「ありがとうは?ありがとう言わんといかんよ?」と優しく教えてあげることができました。くま組のEちゃんはたんぽぽ組さんの顔を腰を折って覗き込んで「どれにする?」と肩を抱くようにして付き添っていたようで、微笑ましかったとY教諭が教えてくれました。お買い物袋はかわいい動物さんです。プールバッグの持ち手に結ぶと耳がぴんと立って「うさぎや~!!」とプールバッグをぴょんぴょん飛び跳ねさせている子もいました。なんでも喜んで、嬉しいと言ってくれる三葉っ子たちを見ると、子どもたちの素直さ、表現力の豊かさに見習わないといけないなと反省させられます。

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昨日のお知らせポスターに「明日はひんやりすいーつがあるよ!」と書いていました。看板の「こおり」の字が見えた瞬間「今日のひんやりはかき氷だったんか~!!」とらいおん組の子どもたちは大興奮でした。みんな舌をべ~っとして、カラフルに染まった100点の笑顔を見せてくれました。

 

 

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今日の給食は行事特別給食です!3年前の東京オリンピックでアスリートのために考案された「アスリートそうめん」と「フランクフルト・スイートコーン・にらみそきゅうり」の屋台風給食に子どもたちの箸が進みます!古森先生に「アスリート」の意味を話してもらって「いっぱいいっぱい遊んで元気なみんなもアスリートみたいだね」と声をかけられるとニヤッと笑う子もいました。さくら組のRくんは「ぼく、おそうめん“あつまれあつまれ”してぜ~んぶ食べたよ!」と誇らしそうに話していたそうです。今日はみんないつも以上によく食べました!

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「おいしいね~」と食べていると役員さんがごそごそと何か準備を始めました。そこには「おみやげやさん」の看板が!みんな一人一つ、お土産を頂きました。「今日は最高やね~」と口々に話していました。そうして今日のウォーターランドも終わりです。「毎日ウォーターランドだったらいいのに~」「夏休みもする?」「あ~楽しかった!」と満足そうに、名残惜しそうにみんな笑っていました。

帰りのバスでも大興奮だったそうです。ぞう組のKくんはみんなで踊った「幸せ恐竜音頭」口ずさみながらバスに乗りました。すみれ組のIちゃんは「お土産いっぱい買っちゃった♪」と隣のYちゃんと見せ合いっこです。たまたま同じ消しゴムを買っていたようで「一緒だね~!」と顔を見合わせて笑っていました。うさぎ組のSちゃんはバス降りた瞬間に「ママこれあけてみて~!」と言い、話しながら帰る姿が見えたとバス担当の教師が嬉しそうに話していました。

つい先日、「コロナ禍で5歳児に約4カ月の発達の遅れ 3歳、5歳ともに発達の個人差拡大」というショッキングなニュースを聞きました。コロナ禍で、コミュニケーションが十分にとれない、いろんな経験をさせてあげることができていないという事が原因のようです。そして詳しく調べてみると、それは「質の高い保育環境が確保されているか」という施設差があるということでした。この4月に卒園していった今の一年生ののびのびとした主体的ではつらつとした姿を思い返し、うちに限ってそのニュースは当てはまらないと胸をはって言えます。子どもたちに今しかできない、二度とない経験をさせてあげたい。工事だからできない、コロナだからできないではないではなくわたしたちの知恵と工夫をもって意図的な環境を作って子どもたちを迎えなければいけない、また、明るくかわいい子どもたちに負けないくらい元気な教師集団でいなければならないねと職員会で話し合いました。今日の行事が子どもたちにとっても私たちにとっても意味のある、特別な一日になりました。

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