2023年6月26日 月曜日
今日もみんな元気に登園してきました。金曜日に引き続き2台のバックホーがどんどん幼稚園を解体していきます。Tちゃんは「ああ。明日には、もうなくなってるかもしれないね。」、「でも、新しい幼稚園も楽しみだからお兄ちゃんたちにも頑張ってもらわないとね!」と、子どもながらにいろいろな思いを口にしていました。
雨あがりの今朝は、園庭に大きな水たまりができていました。子どもたちはすぐに裸足になってきて、ピチャピチャ♪水たまりを楽しみます。すると、さすが年長さん。「道を作って水を流そう」と水の通り道?迷路!?のような物を協力して作りはじめました。その様子を見て年中児たちもやってきて「ここ、水が反対向きに行くんだけど、どうしよう」と言うと、「もっと掘ってみたらどうかな?」とお兄ちゃんのアドバイをうけて、やってみると、なが~い水の道!水がちょろちょろ~と流れていきました。泥んこ遊びもみつばっ子たちにとってはただの遊びではありません。水の冷たさ、泥の感触だけではなく、どうすれば水が流れる?どうすればもっと楽しくなる?と常に子どもたちは頭を働かせています。遊びは科学!やわらかい子どもたちの考え方に、私はいつも脱帽です。これからもっともっと楽しいことを見せてくれるんだろうな♪とワクワクしています。
そして遊んでいる子どもたちも見ていると、あれ?なんだろう。いつもと変わらないはずなのに、なんでこんなに楽しい気持ちになるんだろう!と思ったら、工事の壁に貼ってある、みんなが描いた絵が、どれもかわいくて♡明るくて♡気持ちをあげてくれているんだなと思いました。年中児たちは金曜日にした絵の続きをしました。年長さんたちが描いた空は、とってもきれい!自分たちも一生懸命塗ってるのにどうしてなんだろうと思った子たちが、くまぐみさんに聞きに行きました。すると、“ぼかし”という技法を教えてくれたそうです。古森先生が教えてくれたことを年中さんにも特別に!と教えてくれました。教えてもらったようにティッシュでごしごしとしてみると、あら不思議!とっても綺麗な青空が広がりました。子どもたちとのかわいい、楽しい、エピソードはたくさんあるけれど、作品展の日に楽しんでもらえるよう、ひ・み・つにしておきます♪ぜひ楽しみにしていてください。
幼稚園解体工事がはじまって1か月くらいがたちましたが、日々子どもたちは学び、感じています。工事のお兄さんたちにも感謝の気持ちを忘れず、子ども達には働くこと、働く機械、機械は何でも出来ること等、直接肌で感じ一緒に毎日の保育を楽しんでいきたいです。
コメント (「よ、、ようちえんが、、」ぱんだ組西森華 はコメントを受け付けていません)