2023年6月5日 月曜日
今日は年中さんと年長さんが秀野邸に、年少さんがポンタ農園に、そしてたんぽぽさんは駐車場に行きじゃがいもと玉ねぎの収穫をしました。
<年長、年中>
始めに北斎院町の畑に到着した年長児は畝に入っていき、じゃがいもの掘り方について話をききました。教師が「じゃがいもは誰が植えたの?」と聞くとここのじゃがいもは自分たちが植えたことを自信満々に答えていました。じゃあ、何を植えたの?という質問に「種?ちがう…」と首をかしげながら少し不安そうに答えていました。なんとなく違っていることに気付き、何だったっけと考えていたので少しヒントをあげると「あー!じゃがいも切ってお薬つけた!!」と思い出すことができました。過去の自分達の経験をこうした機会に振り返ることで何度も復習し覚えていくんだなと私自身学んだ時間でした。そうして植えたことを振り返ったあと、1株みんなの前で掘ってみるとお母さんにつながった赤ちゃんたちがたくさん出てきました。それを見た子ども達は「わぁ〜ぎゅーっとしてるみたい!」とかわいらしい感想が出てきました。お母さん芋が頑張ってくれたからこんなにたくさん子どもが出来たこと、緑色になっているじゃがいもは毒で、どうしてそうなったのか等の話をきいて、「じゃがいもをたくさん見つけるぞー!」「おー!!」と気合十分においも掘りがスタートです。
そのあと年中さんもやってきて話をきいたあとみんなでおいもを掘り、玉ねぎを収穫しました。あちらこちらで「ここ手伝おうか!」「〇〇ちゃんが一緒に掘ってくれたから大きいの掘れたんよ」と協力して掘っている姿が見られ三葉の子たちだからだなと嬉しくなりました。また、玉ねぎを収穫するときには根がなかなか抜けないと困っていたK君を見て、A君がすかさず助けに入ります。その姿が大きなカブのお話しのようでとってもかわいらしかったです。他にもとれたじゃがいもを抱えきれず、一つ持ったら一つ腕の中からこぼれ落ち、何度も拾いあげていたS君を見て、G君が「半分もつよ!かして」とサラっと言ってかっこよく手伝ってあげている姿などいろいろな姿が見られ、とっても楽しいあっという間のじゃがいも掘りでした。放課後には「当たり前のように年長児がじゃがいもの仕分けを手伝っていて、「三葉っこたちの頼もしさを感じる1日となりました。また収穫したじゃがいも、玉ねぎを給食のメニューで食べれるのも楽しみにしている子どもたちです。
〈年少〉
年少4クラスはポンタ農園に行きました。じゃがいも掘りを楽しみにしていた子ども達は、ポンタ農園に歩いていく道中も「大きなじゃがいも掘れるかな~。」と楽しみでいっぱいです。
ポンタ農園に着くと、世話をしてくれている藤岡さんと田中さん、そして看板犬のポンタ君が出迎えてくれ、子ども達も元気よく挨拶をしていました。
ポンタ農園に行くと毎回思うのですが、空気がおいしく、緑がいっぱいで世界が変わります。トウモロコシにきゅうり、なすびにピーマン!!みかんにもも、沢山の野菜や果物が力強く育ち、モンシロチョウが子ども達が来たのを喜んでくれるかのように寄ってきてくれました。そして、今日子ども達が一番驚き、興味を持ったのは、H君が「へびだー!!」と驚くほど大きなミミズです!!私もこんなに大きなミミズを見たのは久木ぶりです。ミミズさんが土をフカフカにしてくれていることを知ると「ミミズさんがありがとう!」と言う子もいました。
じゃがいもも大きなじゃがいもが出るわ!出るわ!の大収穫となりました。育ててくれた藤岡さんや田中さんに「いっぱい掘れたよ~!」「ありがと~!」とお礼を行って帰りました。どうやって食べるのかも楽しみです。
〈プレ年少〉
たんぽぽ組は今年畑の土の状態と衛生面のことを考えてじゃがいも掘りを中止としました。そのかわり「駐車場に植えてある玉ねぎを抜いたらいいわ!!」と園長に案をもらい子ども達で協力して玉ねぎを抜きました。玉ねぎが抜けた瞬間「ペタン」と尻もちつく子、「とれた〜!」と笑顔いっぱい言う子等色んな姿が見られて教師も自然と笑みがでました。次の給食のカレーライスには子ども達が植えて収穫したじゃがいもと玉ねぎたっぷり入っていることでしょう。楽しみです!!
2023年6月3日 土曜日
雨が降る日が多く、なかなか戸外で遊ぶことができなかった今週。愛媛県も梅雨入りしました。雨が続くと室内遊びが多くなりがちですが、もも組の子ども達は室内でも元気いっぱい遊んでいます。何にでも興味を示し、登園すると出ているいつものおもちゃで遊び始めるもも組さんですが、そのうち飽きてきて歩き回ったり、人の物を欲しがったりし始めます。それを見て保育教諭が新しい環境を作るとたちまち興味津々で自分の力でハイハイしたり急いで立ち上がって歩いたりして新しいコーナーに行って遊び始めます。
この日はままごとコーナーを出してみました。保育教諭が1つずつ食材やお皿を机の上に置くと我先にと自分の使いたい物を取り、お皿の上に食材を置いたり食べる真似をしたりして思い思いに遊んでいました。食材を選んでいたR君は保育教諭の近くで「あ~ん」と言いながら美味しそうにパンを食べる真似をしていました。そこで保育教諭が「いただきます」と言うとR君も同じように手を合わせてもう一度食べていました。保育教諭のしていることを見て「いただきます」と言って手を合わせることを真似て覚えようとしていることに成長を感じ嬉しくなりました。
また、5月で1歳になったRちゃん。近くにあったコップを両手で持って飲む真似をしていました。1回ではなく何回も繰り返していてその姿がとても可愛く思いました。1歳になると身近な人の動きをよく観察していて真似て自然にいろいろなことを身に付けていくのだとRちゃんの行動を見て思いました。
そして次の日は、シール遊びをしました。いろいろなことに興味津々な子ども達はシールを渡すと裏紙を剥がしながら広告などに貼っていました。剥がして貼ることが楽しくなった子ども達は広告やダンボールでは物足りず、なんと!!自分たちの体や手足にも貼っていました。シール貼りをしながらIちゃんとS君がやりとりをしていました。シールを一生懸命剥がしたIちゃんが近くにあった紙に貼らないで隣に座っていたS君にシールを渡していたのです。
子ども達のやりとりは基本的に月齢が上がっていくうちに見られるようになってきます。始めは1歳児は一人遊びから次に並んで同じことをしているけれど、関わりがない時期、そしてやりとり(関わり)が見られるようになるのです。大きい子ども達がよくしているのを見ますが、1番小さなクラスのもも組さんがしていることに驚き、可愛いなと思いました。これからも子ども同士のやりとりが見られるような環境を意識して作っていきたいなと思いました。
2023年6月2日 金曜日
遊ぎ場で年中2クラスと年少の4クラス、たんぽぽ赤、青組が生活を始めて1週間が経とうとしています。引越しの際、自分達で持ってきたおもちゃや、年長さんに手伝って運んでもらった着替え袋なども自分達で片付けることが出来ました。靴の置き場所も教師と一緒にしていましたが、仕方を覚えた子が、まだ不安な友達に「靴はここ」としっかり教えている姿も見られるようになりました。
今日は朝から雨が降っていたこともあり、環境に廃材も出すことにしました。ちゅうりっぷ組の子ども達は廃材遊びが大好きです。廃材遊びが出来るように机やテープを準備し始めると、Kくんがすぐに気が付き近づいてきて「今日廃材遊びするん?」と言ってきたので「そうだよ」と伝えると友達の所に行って「廃材遊びしていいって!!」と嬉しそうに伝えていました。そして、すぐに戻ってくると「廃材箱ないけどどこにあるん?」と聞いてきました。幼稚園で過ごしていた時は、廃材箱を自分達で準備をしたり、テープを準備したりしていたのですが、引越しで廃材をしまっていたのです。廃材を出してくると「そこに入ってるんやね!」と言って集まってきました。
準備が終わると子ども達は、廃材箱からイメージに合った素材を見つけて作り始めました。しばらくすると、AくんとYくんが「こう?こっち?」と何やら話している声が聞こえたので「何を作っているの?」と聞いてみると、「何を作ってるんだった?あっ、動物が乗る車を作りよるんよね」と教えてくれました。カップが動かないようにYくんがおさえると、Aくんがテープて固定していきます。その後、それぞれクレヨンを持ってきて色を塗って完成すると、「先生出来たよー!!」と持ってきて、AくんとYくんが「ここには動物が乗っていて、ここに運転手さんが乗って、、、」と説明してくれました。6月からちゅうりっぷ組に入ってきたTくんは周りの友達がしているのを見て、机の上に廃材を並べていき「ここには大きなお家があって、ここには動物園があるんよ」と机いっぱいに廃材を並べて、まるでジオラマのような作品を作っていました。入園してから、廃材遊びもしてきたものの。たった2ヵ月の間なのに子ども達の創造力に驚かされました。作品展で子ども達の作品を見てもらえる事を楽しみにしています。ご家庭に廃材がありましたら、どんなものでも使いますので持たせてください。自分で持って来ると制作意欲も高まります。
2023年6月1日 木曜日
今朝は久々のお天気。梅雨の中のちょっとした晴れ間は、こどもたちにとってとても嬉しい時間でした。
今週月曜日から幼稚園と仮園舎に分かれて生活しているのですが、昨日仮園舎から帰ってきたY先生が「ぱんださーん!ひつじぐみさんとうさぎぐみさんから伝言を預かってきました!」とぱんだ組まで言いに来てくれました。”なになに?”と集まる子どもたち。「あのね、うさぎ組さんとひつじ組さんがさんさんらんどで使っているお部屋とーっても広いから遊びに来ていいよー!って言ってたよ。あと、うさぎ組さんは幼稚園にも遊びに行ってもいいー?って聞いていたよ!」と教えてくれました。それを聞いた子ども達は、「遊びに行きたーい!この前のお引越しめっちゃ広かったよね!」、「幼稚園にも来てほしいね!みんなで遊びたいね!」と、目をキラキラさせながらワクワクしていました。ですが…ここで1つ問題が…行きたいし、来てほしいけど「え・・・どうやってうさぎさんひつじさんに伝える?」と間題が発生しました。バスに乗って?行く?でも運転手さんいないね〜、大きな声で言ったらさんさんらんどまで届くかな~。いやいや…どれも難しいなと悩んでいるとMちゃんが「あ!お手紙にして送ったらどうかな?」みんなが「それいいね!そうしよう!」とぱんだ、りすの子ども達でお手紙を書くことにしました。
~内容~
うさぎ組さんひつじ組さんへ。げんきですか?かんがえてくれてありがとう。ようちえんきていいよ。おさかなつりしたよ。さんさんらんどもいきたいよ!ぱんだぐみりすぐみより
この話しを昨日の職員会ですると…古森生がとっても楽しい、とっても最新なアドバイスをくれました。コロナが流行してから研修会などはZOOMというオンライン研修会だったのですが、そのZOOMを使ってみんなで会ったり話したり出来るんじゃない?と。本当だ!確かに!やってみよう!と教師達もみんな賛成し、お昼の前に集まってオンラインで繋がることにしました。それを年長、年中の幼稚園の子ども達に話すと、「やったー!みんなに会えるー!」と大喜びで会議室に上がっていきました。「帽子被ってたらくま組さんって分かってくれるかな♪」とくまの子達が言っているのを聞いて、「ぱんだも帽子被らなきゃ!うさぎさん気付いてくれないかも!」と急いで準備していました。少し改善点も必要なところがありましたが、画面に写る仮園舎の友だちを見て、うれしそうに「あ!ちゅうりっぷさーん!ひまわりさーん!すみれさーん」・・・と、みんなのクラス名を呼びながら手を振っていました。せっかくだからみんなで何かしたいね!と古森先生にアドバイスをもらい、幼稚園の子も仮園舎の子もみんなで歌を歌うことにしました。年少さんからのリクエストで「バスごっことカエルの歌」を歌いました。年中児にとっては今日はじめての『こども会議』だったのですが、みんな楽しい!また会議したい!と、楽しい時間を過ごすことが出来ました。次するときは今日の反省を生かして、第2回!!幼稚園と仮園舎こども会議をしたいと思います♪離れていても、みっばっこはいつも1つ。みんな仲よしです♫
コメント (「じゃがいも掘りがありました」 らいおん組今岡美奈穂 はコメントを受け付けていません)