2023年4月18日 火曜日
先週まで不安そうに登園していた新入園児も今週に入って笑顔で登園してくるようになり、所持品の始末を終えると楽しそうに保育室で遊んでいました。すると、隣のひまわりぐみの子どもたちがおもちゃを片付けはじめ、椅子に座っていることに気がついた、Kちゃんは「ひまわりさんはっや!さくらさんは片付けんで大丈夫?」と心配そうに質問してきました。そこで、さくらぐみもおやつの煎り玄米を食べることにし、片付けることにしました。机を出し始めると、たんぽぽぐみから進級してきた子どもたちが両手で椅子を持ち、自分の座る場所に置いていきました。それを見た新入園のRくんも持っていこうとすると、「ふたつの手で持つんだよ」とたんぽぽぐみから進級した先輩が教えてあげていました。
昨日、さくらぐみの子どもたちは、きりんぐみのお兄ちゃんお姉ちゃんたちにいちごは、「黙ってとってはいけないこと」「赤くなったらみんなで分けっこして食べること」と看板を見て、教えてもらいました。そこで今日、いちごの様子を観察することにしました。いちごの柵の周りにあるたくさんの看板を1枚1枚見ていた子どもたちは、「いちごとったらダメってかいとるね」「バツがいっぱいあるね〜」と話していました。そこで「赤いのあるけどとってもいい?」と声をかけてみると、「ダメ〜!おにいちゃんたちと先生に言わないかんよ!」「みんなで分けるんよね!」と昨日、年長さんに教えてもらったことを確認し合うように話していました。
「みどりのいちごはおいしくないよね〜」「赤いいちごはおにいちゃんたちが育てよるけんおいしいと思うんよね〜」と話す子どもたちは、真っ赤になったいちごをみんなで分けっこして食べるのがより一層楽しみになりました。
一方、日々変わっていく〝こども館″曳家の工事は、いよいよ今日の午後動くことになりました。昨日から子ども館の柱の下には車輪のような器具が取り付けられて園舎に向かって5メートル程のレールも引かれました。ブルルン!!とトラックのエンジンの音と共に少しずつ、こども館の移動が始まりました。少しずつ動いていくこども館の様子を預かりのこども達も真剣な眼差しで見ていて、「本当だ!動きよる!」「家が動くなんてすごい!」と驚いていました。古森先生は子どもたちに動いてる様子が、もっとよく分かるようにと、子どもたちを園庭に誘って、年長さんは特別にうごく様子が間近で見れるように、工事のフェンスの中に入れてくれました。真横からみると動いている様子がはっきりと分かり、こども館に隠れていたプールが見えてきたかと思うと、次にうさぎ小屋も、出てきて第1段階の移動が終わりました。次は砂場の方へ長い距離を移動する予定です。
今日の移動の様子を見られなかった、子どもたちや保護者の方は、移動した建物に驚かれることと思います。今後その建物は横滑りで園庭中央へ移動し、松の下とイチョウの木の間に入ることになります。とにかくすごいです!!!!!
コメント (「いちごをみたよ!」 さくら組 中村真衣 はコメントを受け付けていません)