2023年3月18日 土曜日
コロナ対策やインフルエンザ予防から始まったお味噌汁大作戦は今も続いています。食べることが大好きな子ども達は手を洗った後、自分たちのロッカーからスプーン・フォークセットを取り出し、準備をして待っていました。できたてのお味噌汁を目の前に置かれると飲んでもいい?という表情をしながら保育教諭の顔を確かめ、「いただきます」と言いながら飲んでいました。スプーンで具のお豆腐や野菜をすくって口に入れてはお汁をすくって飲んだり・お椀を持って飲んだり、一人一人が飲みやすいように美味しそうに飲んでいました。飲み終わったお椀は自分たちで片付けます。いつもおぼんの上にお椀を置いて片付けるのですが、おぼんがない時は、「ない。ない。」と報告してくれます。それを聞いた保育教諭は急いで取りに行き、おぼんを置くと素早く片付けていました。片付けている様子を見ているとお椀が1つでも重なっていないとみんなで協力しながら高く積み重ねていました。お味噌汁パワーのおかげで、風邪をひいたり体調を崩す子たちは、昨年に比べ少なくなっているのではないのかなと思いました。
お味噌汁パワーで子ども達は戸外で元気いっぱい遊びます。ブランコに乗ったり・ビックボスに登ったり・ドームなどなど、自分が遊びたい場所に一直線に向かい、体を動かしながら遊び始めます。
また、この日は工事のショベルカーが動いていました。それに気が付いた保育教諭は「あっ!!ショベルカーが動いている。見に行く?」と子ども達に尋ねると「見る~」と急いで帽子を被り靴を履いてフェンスまで全力で走っていきました。最初は、遠くの方から見ていた子ども達ですが、保育教諭の声掛けで近くから見える場所に移動した時は、2~3人だった子ども達が次々に集まってきて目を輝かせながら無我夢中で見ていました。子ども達の”見たい”という思いが強く、背伸びをしたりフェンスを支えているコンクリートの上に乗ってくいつくように見ている子もいました。中にはドームに上がったり・ビックボスの上からショベルカーを見たり、自分なりに考えて見やすい位置からずっと眺めていた子どももいました。また別の日には、ショベルカーは動いていませんでしたが、お迎えに来たお父さんにショベルカーを指差して「ショベルカー!!ショベルカー!!」と嬉しそうに教えていました。ショベルカーが動いていたことを伝えようとしているT君の姿がとても可愛かったです。
ひよこで生活するもののあと2週間となりました。4月頃は、できなかったことがたくさんありましたが、日に日に重ねていくうちにできるようになり子どもの成長を近くで見れて嬉しく思いました。ほとんどの子ども達がたんぽぽ組に行くので、1日1日を大切にしながらこれからも子ども達と元気いっぱい体を動かしたり、コミュニケーションをもっともっと取っていきたいと思いました。
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