2023年3月2日 木曜日
明日、3月3日はひな祭りです。会議室にはもう大人になった卒園生のお家から寄贈して頂いたお雛様が飾ってあります。そこでらいおん組では、ひな人形を作りました。
作る前に本物のひな人形を見ることになり、会議室に行きました。「私の家にもひな人形飾ってるよ!」と、女の子たちが話していました。「一段目はおだいり様とおひな様!」物知りな子ども達は得意気に答えます。「2段目は三人官女!3段目はは五人囃子!」と、次々答えていく中「みんな、顔が白いのにこの人だけ色が違う」とJちゃんが気付きました。
白酒っていうお酒を飲んで少し酔っ払っているから顔の色が違うんだよと教えてもらうと「私のお父さんもお酒飲んだら、酔っ払って顔が赤くなる!」と納得したようでした。
次に子ども達が気になったのは、下2段のいろいろな道具でした。「これは何に使うの?」と不思議に思っているとKちゃんが「これは嫁入り道具よ!そして、この一番下にある箱みたいなやつはおひな様がこれに乗っておだいり様の所まで行くやつよ!」とみんなに教えてくれました。「すご〜い!物知りだね!」とみんなに褒めてもらったKちゃんは「家にもひな祭りの本があるからそれで見たんだよ!」と誇らしい表情で話していました。本物のひな人形を見た後はいよいよひな人形づくりのスタートです。本物をじっくり見た子ども達の頭の中には、すでにイメージが出来ているようで、必要な材料を迷わず集めていました。クラスの廃材箱に自分のイメージに会った素材が無かったJくんは「廃材箱を見せて下さい」と他のクラスまで探しに行って青色のきれいな包装紙を見つけてきました。それを持って帰ると、おだいり様の服にしようと頑張って付けていました。Kちゃんは「おひな様の服は、こうやって広がってた」と話すと、自分のイメージ通りになるように服の部分を広げていました。Kくんは「階段みたいにしたい」と同じ形の箱を互い違いにくっ付け、そこにおひな様を並べていたり、Sちゃんは、おひな様たちだけでなく両端にあったぼんぼりを付けたりなど、同じ物は一つも無い個性豊かなひな人形が出来上がりました。
さて、今日はらいおん組は最後の習字がありました。最後の習字は自分の名前を書くので、子ども達も張り切っていました。菅野先生から、一人一人どこに気を付けて書くのかお手本を貰って教えてもらいました。全員がもらい終わると実際に半紙に書いていきます。さっき教えてもらった気を付けることを意識しながら、集中して書きます。一回目が書き終わると、「ちょっと、ここ失敗しちゃったな~」と、自分の字に納得がいかない部分を見つけると2回目は、その部分を意識して書いていきました。すると「こんどは上手にできた」と満足そうな顔、顔、顔。みんな誇らし気に胸を張ります。何度も練習をして書いた本番は「今までの中で一番上手に書けたよ」と言って、友達や先生に見せている子もいました。一年間のお習字の時間に50音全てのひらがなを正しい筆順で書くことを学びました。発表会のプログラム、先生や友達へのお手紙、お泊まり保育のホテルの人達や工事のおじちゃん、他にもお世話になった人達にも書きました。今までたくさんのひらがなを書いてきた子ども達は、習字がとっても楽しかったようです。
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