幼稚園の日記(ブログ)

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2023年2月22日 水曜日

 今日、年中児は秀野邸の畑にじゃがいも植えに行きました。先週の金曜日に種芋作りをして、じゃがいも達を病気から守れるように灰を付けて休ませていました。玉ねぎの苗植え同様、年長さんの代わりに「来年みんながじゃがいも掘りができるように」と大役を任された年中児達は、期待でいっぱいの表情でバスに乗り込んで行きました。じゃがいも植えを経験した年長さんから「がんばってねー!」の声や年少さんから「私たちのじゃがいもよろしくね!」の声など沢山の声をかけてもらいながら秀野邸へ出発しました。

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 秀野邸に着くと、何やら畑の隣の水路の中を並んであるんでいる人達がいました。園長に呼ばれて、子ども達と走って見に行くと、その人達は、とんぼを使って勢いよく水路の中の泥を流していました。

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 どんどん流れていく泥の先には、ホースで泥を吸引していく青い車がありました。その車は「汚泥収集車」といって松山市に2台しかない汚水や泥を吸い取る自動車でした。初めて見る働く車に子ども達は、興味津々、近くまで行って見ることも出来ました。

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そこで水路を掃除していたのは、松山市の職員の方達でした。なぜ水路を綺麗にしないといけないのか園長先生に話してもらうと、「虫の赤ちゃんが増えると大変!」「いっぱい蚊にかまれるの〜?」と話していました。帰る頃にはその川はそこが見え、綺麗な水がサラサラと流れて太陽でキラキラ輝いていました。りす組のKちゃんは、綺麗な水路を見ると、虫になりきって「こりゃだめだ〜たまごがどこかに行っちゃうよ〜」と頭を抱えて笑っていました。子ども達の表現や感じ方はそれぞれで、とても可愛くて思わず笑ってしまいました。松山市役所のおじちゃん達に「ありがとう!」とお礼を言って、さあ、じゃがいも植えです。

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 園長先生が実際に植えて見せながら話してくれました。土に開いた穴に種芋を入れると、ぱんだ組のRちゃんが穴が小さいのを見て、「おへや、狭かったらかわいそうよ、ご飯も食べるのに」というとりす組のRちゃんは「もぐらさんみたいに広げたらいいんよね」と話していました。種芋の向きは、「逆立ちだとかわいそう、、」と気をつけて切り口を下にして植えると、優しくお布団(土)をかけました。1人6個ずつ植えながら「またカレー食べたいな」「フライドポテト屋さんしたいな」と思いを込めながら植える子ども達でした。

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 じゃがいもを植え終わると以前に植えていた玉ねぎの世話にまわります。玉ねぎの周りには、栄養泥棒の雑草や野花が生えていました。先日、幼稚園の駐車場の玉ねぎを栄養泥棒から守った子ども達は、「また栄養泥棒が!?」「あー!大変!」と慌てて泥棒達を退治していきました。「だめでしょ〜」「もう!」と雑草に怒りながら抜いていく子もいました。年長さんになって収穫できるのが楽しみです。

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