幼稚園の日記(ブログ)

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2023年2月11日 土曜日

三寒四温の季節とはいえ気温はまだあまり上がらない日が続いていますが、陽が射す時間帯は暖かく戸外遊びも楽しめます。

そんな中でこのところ一時預かりぴよぴよの利用者も少し増えて保育室のこども館が賑わってきました。

特に2歳児が来ている日は子ども同士のかかわりも沢山みられ、片言で会話しながら仲良く遊ぶその可愛い姿に私達が癒されています。

利用し始めた頃は人見知りや場所みしりで泣いていた子も何度か来ているうちに徐々に慣れて好きな遊びをみつけて笑顔で過ごせるようになるとホットします。

雨上がりの日、園庭にあるドームの近くで水たまりをみつけた2歳児のTちゃんは砂場からスコップを持ってきて水たまりの水をすくい始めました。すると傍にいたIちゃんも横に並んでスコップですくった泥水を少しずつ小さなコップに入れていました。

するとそこにj君がやって来ていきなり水たまりに足をいれました。私は「あらら~」と止めようとした瞬間、TちゃんとIちゃんは( ゚∀゚)楽しそう!入ってみようと足を一歩踏み出しました。あわてて声を掛けようとしましたが、「やっぱりやーめた!」と言わんばかりにまた水をすくい始めました。

するとj君も気が変わり3人が水たまりを囲むようにして遊び始めました。そこで水が飛び散るほど大胆に水をすくうj君にTちゃんは「あっかんべー」と顔を見合わせた後、負けじと手早く水をコップに入れていきました。Iちゃんはマイペースですくい3人は夢中になって遊んでいました。

お部屋では犬のぬいぐるみにおもちゃの聴診器をあててお医者さんになってあそんでいたRちゃんをみて犬にコップをあてて薬を飲ませようとするTちゃん、何か食べさせようとするAちゃん、生活の中の経験がごっこ遊びにつながっていて微笑ましく思いながら見守りました。

また、誰かが始めた積み木遊びに一人二人と興味を持って傍で同じように遊び始めたり、個々がままごとで遊んでいたがいつの間にか「いらっしゃいませー」「おかわりどうぞ。」「はい食べてくださーい」とごっこ遊びになったりして子ども同士の距離が縮まっているように感じます。そして隣に誰かがいることで安心できたり親しみを感じたりする関係になっていく過程をみていると日々来ている子どもの顔ぶれは違っても小さな社会で個々が育っていることを実感します。

これからも一時預かりという場所が安心、安定できる環境で子ども達の成長を少しでも援助できる場所になるよう頑張りたいと思います。

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