2023年1月20日 金曜日
ままごとコーナーに行くと、何やら準備をし始めた子ども達。「今からレストラン屋さんするから!」と言って机や椅子を運んできていました。椅子の置き方も工夫していて、くま組のSちゃん、らいおん組のAちゃんは「今はコロナだから1つの机は4人までね」と間隔をあけて置いていて、コロナ感染対策をしながら生活をしてきた子ども達にとっては当たり前になってきているんだなと感じました。
そして、まずは何を作ろうかと考えている時に教師が「ハンバーガー作ろうかな」と大根を丸く切ってバンズを作っていると、Sちゃんが「これじゃダメだから!」とハンバーガーの中身の白菜を自分が納得のいくように切って作り直していました。Sちゃんは「ポテト作る!」と言って大根を細長く切りポテトに見立てて、塩のかわりにみじん切りにした大根を振りかけて美味しそうなフライドポテトを作っていました。本物そっくりに作っていく子ども達を見てとても感心しました。
また、Aちゃんもさつまいもと大根と白菜を混ぜ込んだサラダを作ったり、大根の真ん中をくり抜いてドーナツを作ったりメニューを増やしていきました。メニューは段々増えてきたものの「足りないものは〜」と見回していたAちゃん。「あっメニューがないと分からないね!作らないと!」と言って本のようになっているメニューを作っていきました。なげっと、ろうるちゃべつ(きゃべつと書いたつもりです(笑))、ぽてと、どうなつ(どーなつ)、はんばーがー、くっきー、さつまいもさらだ、じがいもすーぷ(じゃがいも)などみんなで協力して作ったメニューをAちゃんが一生懸命書いてくれました。
夢中になって準備をしていると、らいおん組のY君が「やってる?」とお客さんになってやってきました。「スープとロールキャベツ下さい!」と注文し、「美味しい!」と言いながら食べてくれました。食事をしながら足りないものがあると声を掛けたり、箸がないことを教えてくたりと優しいお客さん第一号です。その後も店員さんになって呼び込みしてくれたり、お店の看板がないと気付いて「あった方がいいよ!ここにつけよう!」とアドバイスをくれたりしていました。呼び込みのおかげで大量のお客さん(さくら組さん)が来てくれて、厨房で働いてくれている調理師さんは大忙し!小さい組の可愛いお客さんに優しい年長児達は、水がこぼれたら台拭きで拭いてあげたり、ポテトが冷めてしまったからといってもう1度揚げ直したりと年齢に応じて関わり方を変えていてすごいなと思いました。発表会練習前の午前中、頭も体も使って沢山遊んだ子ども達でした。
年中児は、駐車場の以前コスモスが咲いていたところをきれいに耕して菜の花の種を植えに行きました。「大きくなあれ!」と言いながらうさぎ組のYちゃんは種を蒔いたり、りす組の子ども達は菜の花の落ちていた種を探して拾ったりして、みんなが年長さんになった頃綺麗な花が咲くことを楽しみにしています。
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