2023年1月17日 火曜日
ここ数日、朝早くに周りの草花に目をやると霜がおりていることに気付きました。幼稚園のいちごにも敷き藁をして防寒対策をしようかなと思いながら、身の回りの自然がこれからまだまだ寒い季節が続くことを教えてくれているように感じます。
昨日の職員会は子ども達をどうやってコロナやインフルエンザから守ろうかということが話題になり、早速昨日から始まったお味噌汁作戦の話が盛り上がり、こんなエピソードがありました。
ぱんだ組のOくんは、「今日、お味噌汁を飲んだんよ!」とお迎えに来たお母さんに話しました。「なんで、お味噌汁を飲んだの?」と興味津々のお母さん。「お味噌汁を飲むとコロナやインフルエンザのばい菌をやっつけてくれるんよ!」と自慢気に教えてあげたのでした。Oくんの夕食はお鍋だったそうですが、今朝登園して来たOくんに聞くと、朝食もお鍋を食べてきたそうで「体がポカポカやけん、今日も元気なんよ!」と元気いっぱいに遊びに飛び出していきました。
そして、今朝も10時からみんなでお味噌汁を頂きました。コロナ禍でマスクを着用すること、密にならないこと、大声を出さないこと等の基本的な予防策が身に付いている子ども達ですが、やはり体の免疫力が落ちてしまうといけません。体の内側からも予防すること。食を通して感染症予防を働きかけていけるのは、自園調理ができる三葉幼稚園の良さであると感じました。
お味噌汁を飲んで元気いっぱいの子ども達は、体を動かすことも忘れていません。長縄跳びは女の子に特に人気のある遊びで、たくさんの子ども達がしています。たくさんの回数を跳べる年長さんの姿を見て、負けたくないと挑戦している年中のHちゃんは、「1,2,3・・・。」と数を数えながら最初は40回。次は45回。最後には50回以上も跳べるようになりました。これには周りにいた年長さん達も驚いた様子で、「すごいね!」「頑張ったね!」と褒めてくれて、Hちゃんも照れながらも嬉しそうに喜んでいました。私たち教師も子ども達に負けないように一緒に体を動かして遊び、ウイルスに負けない体づくりをしていきたいと思います。
年中児は初めて山中先生に手話を教えてもらいました。2月に行われる予定の生活発表会のはじめの言葉と歌の手話を教えてもらいました。山中先生が時折見せる面白い表現や表情に笑ったり、初めて見る手話の表現を真剣に見たりとあっという間に時間が過ぎていきました。生活発表会では、「たきび」を手話歌で披露しますが、子ども達の表情や表現に注目してもらいたいと思います。山中先生が三葉幼稚園に来られるようになって10年になるそうですが、年長児に教えた手話が年中児へと受け継がれて、三葉の伝統になっていることを喜んでくださっていました。年長児の手話歌は年中児とは全く違ったレベルのものになっていますので、その差も楽しんで見ていただきたいと思います。
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