2022年12月5日 月曜日
いよいよ今日は、今まで年長さんたちが自分たちで材料から集め、商品づくりや店内設置まで一生懸命してきたお店屋さんのみせじまいせーるです。先週、子どもたちが手書きの案内を家に持って帰って招待していました。
朝から園庭では「お店どうする?」と寒さ対策をしっかりとした厚着の教師たちが話し合っていました。そこへ園長が「寒くないのはあなたたちだけよ。子どもたちの服装見てごらん。身体をいっぱいいっぱい動かして遊ぶ服装でしょ?外であの服装で立っていたら凍えるよ。ねぇ、年長さん!」と朝早く登園してきた年長さんたちに声をかけました。するとブルブルしながら年長さんが「寒くなっちゃうから、ホール貸してください!」と本日の会場も決まりました。そこから大慌てで登園している年長を中心に準備が始まりました。
気付けばあっという間に10時前。お店の階段前にはもうお客さんが待っています。しかし…店内は商品や材料でぐっちゃぐちゃ。そこへ、商店街のオーナー園長がやってきました。「お客さんもう来てるよ!誰がやるの?」と聞かれ、「自分たちでやる!!!」と子どもたちに火がつきます。
*10時いよいよみせじまいせーる すたーと*
以前、年中、年少、プレの友達が買い物に来た時は、注文していないものをたくさん渡してしまったり、困っているお客さんを見逃してしまったりとなかなか大変な接客姿でした。
しかし、今日は誰が決めたわけでもなく、「私はこの役割!」という強い思いをもって働き始めたのです!!
お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんが門をくぐってやってくると「こちらですよ〜♪」とササっと上靴で園庭から案内する子(本当はいけません。いけない教師のマネをしています(笑))、階段のところで「いらっしゃいませ。お名前は書きましたか?こちらへどうぞ〜」と手を引く子、お客さんに「何が買いたいですか?この〇〇どうですか?」と声をかける子、教師に駆け寄り「おもちゃの鉄砲売ったらね、お客さんが“ありがとう“って言ってくれるんよ。うれしいね♡」と幸せそうに話す子、「お気をつけてお帰りください。ありがとうございました‼︎」と丁寧にお辞儀をする子、お店屋さんのやりとりの中で、人とかかわることで子どもたちの心は育っていきます。
保護者のみなさま、子どもたちからの招待状を信じてくださったり、メールを子どもたちに読ませてくださったりとたくさん協力していただいてありがとうございました。仕事の都合をつけてくださった方、家からお金を作ってきてくれた方、お店に来られなくてもお家でたくさん話を聞いてくださった方、商品を宣伝をするために可愛く子どもたちを変身させてくださった方、子どもたちのお店屋さんができたのも保護者の協力があってこそです。今日のお店屋さんもバザー・運動会どの行事も園と保護者の皆様が両輪になって子どもたちを支えていける環境であることに感謝です。ありがとうございました。
今日もご家庭で子どもたちの楽しい話をめい一杯聞いてあげてください♪
コメント (「みせじまいせーる!!」 くま組 髙松由衣 はコメントを受け付けていません)