2022年12月4日 日曜日
園庭の銀杏の黄色い葉や桜の赤色の葉がハラハラと散り冬の到来を感じるきょうこの頃です。
日光浴を兼ねて出来るだけ毎日外で遊んでいるぴよぴよの子ども達は木漏れ日のあたる砂場近くで思い思いの好きな遊びを楽しんでいます。
泥に落ち葉や松ぼっくりを飾ってままごと遊びをしたり、スマイルハウスで子ども同士の可愛いやりとりが交わされたりする姿についつい保育教諭達もそこに加わって遊んでしまいます。
少し離れたうさぎ小屋の前では運転手さんが運んでくれる野菜を心待ちにしていたT君が「あれ、あれ」と箱を指さして野菜を取って欲しいとアピールしてきます。幼い子ども達ですが段ボール箱には新鮮な野菜が入っていることをちゃんと知っているのです
何度もエサやりを経験している子はニンジンはもちろんブロッコリーやサツマイモなどをよく食べてくれる事もわかっているようで「ブロ、ブロ」と言いながら小さくちぎって網の目に上手に差し入れて与えています。
砂場やままごと、うさぎのエサやり、犬の滑り台など一通り遊び終わった頃、園庭で遊んでいた幼稚園児が片づけて部屋に戻って行くとぴよぴよの子ども達が楽しみにしているブランコが空きます。
赤いブランコは背もたれがあるのでまだ体幹がしっかりしていない1歳児でも安全に乗れてゆらゆらとその揺れを楽しんでいます。少し風を受けながら揺られるのがとても心地良いようで暫く乗っているとそのままうとうとし始めることもしばしば・・その姿がなんとも可愛いのです。2歳児のIちゃんとAちゃん達も赤いブランコは好きですがその横にあるブランコも高さが丁度いいようで座って足で地面を蹴って揺れると自分で乗れた気分になって楽しそうです。
Mちゃんはしっかり鎖を持ってバランスを保って乗ることができるので少し押してあげると嬉しそうに揺れていました。
暫くそこで遊んでいる時、赤いブランコに1歳になったばかりのRちゃんを乗せようとしていると、ふと側にいたJ君が赤いブランコの後ろに回り込もうとしているのでJ君も乗りたいのかな?と思い声を掛けようとしたところRちゃんの乗ったブランコを揺らし始めたのです。ぶつかったら危ないのですが側で見守っているとJ君は自分で加減しながら上手に押して揺らしてあげていました。1歳になったばかりのRちゃんと1歳児後半のJ君の2人、少し重なり合った姿があまりに可愛くて止めずにそのまま見守ることにしました。
深まる秋の自然環境の中で楽しく遊ぶ子ども達の姿を見ていると一見同じような遊びを繰り返しているように見えますが、一人ひとりが様々な感覚や身体能力をフルに使っている事を実感できる場面に合いとても感動します。戸外遊びは小さな学びが盛りだくさんなのです。
コメント (お外で遊ぶの楽しいね ぴよぴよ 日野美雪 はコメントを受け付けていません)