2022年12月2日 金曜日
昨日、アイススケートに行った赤コースの子ども達から「楽しかったよ!」「上手に滑れたんよ!」と色んな話を聞いていた青コースの子ども達は本日のアイススケートを楽しみにしていました。「僕、準備万端よ!」「中もあったかいの着てきた!」「まだスケート行かんの?」と待ちきれないようでした。
手袋、着替えを持ってバスに乗り込む時には子ども達のワクワクが絶好調になっていました。バスの中でも「去年も上手に滑れたけん今日もできる!」とやる気も満々です。伊予鉄スポーツセンターに着くと「おはようございます!」と元気に挨拶をして中に入りました。中に入ったらスケート靴を履いて、ヘルメットをかぶって準備運動を済ませて、いよいよリンクの中に入ります。大きなリンクの中心くらいまで、ハイハイで進みます。そこで指導員の方から立ち方を教わりました。昨年も経験している年長児はほとんどの子が一回で立つことができていました。転ぶ時もお尻から上手に転んでいました。最初は立つのが難しかった子も2、3回練習すると立てるようになっていました。立てたことが嬉しくて「先生見て!立てたよ!写真撮って!」と近くの教師を呼んでいる子もいました。立てるようになると次は歩く練習です。ペンギンのように小さく足を動かしながら進むと教えてもらった子ども達はヨチヨチと足を動かして進みます。何度も尻もちをつきながらも繰り返し練習していました。また、スケート場には園児だけでなく一般のお客さんもたくさん来ていました。中には氷の上をグルグルと回転している方もいて、それを見て真似をして回ろうとしてみたり、片足を上げて両手を広げ、ポーズをとりながら滑ってみたりとレベルの高い技にチャレンジしている子や氷の上にグルグルと回った跡を見つけて「さっき回りよる人がおったけんその人かな?」と興味津々に眺めている子もいました。年長のK君は片足を軸にしてもう片方の足で氷をけつると滑れることに気づき、スイスイと滑っていました。また、R君は指導員の方が後ろに腕を組みながら滑っているのを見て同じポーズで滑っているなど、子ども一人一人が笑顔で色んなことにチャレンジしながらアイススケートを楽しんでいました。最後は恒例のヨーイドン!です。スタートの合図で全員が滑り出しました。転んでもすぐに立ち上がり、園長目指して前へ前へと進みます。年長のK君は練習の時には中々立つことができず、少し諦めてリンクからあがろうとしていました。しかし、最後のヨーイドン!では何度も転びながら少しずつ進みます。ゴールした友達や教師達から「K君頑張れ!」「もう少し!」とたくさんの声援を受けたK君はただ前を向いて進み続けます。一歩一歩ゆっくり進み、ゴールすることができたK君は「よく頑張ったね!」「すごいよ!」と色んな教師から褒めてもらってとても誇らしげでした。「最後はみんなが応援してくれて嬉しかった」と話したK君は諦めずに頑張った達成感や満足感を味わっているようでした。
最後まで自分の力で頑張る大切さを改めて感じるアイススケートになりました。
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