2022年12月13日 火曜日
毎日子ども達は楽しいことはないかと、登園してくると園庭をぐるりと見渡し、いろんなことに気が付きます。そして、少しの変化も目ざとく見つけて興味を持つのです。今朝も子ども達は見つけました。実は先週から、年長さんのペットボトルで作ったゆめのお城の所にある物をそっと飾っていました。それは、、来年から始まる園庭の工事の完成図です!子どもたちはそれを見て、「これな〜に?新しくなる幼稚園?」と心がワクワク想像が膨らみます。年少のMちゃんは、「幼稚園ってもっと楽しい場所に変身するんでしょ〜♪お姉ちゃんに聞いたよ〜♪」「私はお母さんに聞いたよ〜!」と噂が噂になって広がり、子ども達の期待も高まっていきます。Y君は「テラスの所が違うね!変わってる!」と完成図を見て、今の園舎とどこが違うのかをよく分かっていました。毎日多くの子が足をとめてワクワクしながら楽しみに見ています♪
そしてそして、、昨日に引き続き、ポスクマさんの来園以来飾ってある赤いポストの前に集まる子ども達の可愛いエピソードがみられました。朝かららいおん組の女の子達がままごとコーナーでなにやら作っていました。何をしているのかな〜と見てみると、「これね、サンタさんに食べてほしくて作ってるの!サンタさん忙しいって言ってたでしょ!」と言い、お弁当やホッと一息つけるお茶、トナカイさんのご飯などを作っていたのでした。これどうするんだろう、、まぁ、作ってるだけか!な〜んて思っていたら、「ちょっとこれ見よって!」と料理の番を頼まれ待っていると部屋から箱を持ってきて作った料理を入れ、サンタさんえ。食べてもいいよ。とお手紙を付けました。
「よしこれで大丈夫!」と言ってそーっとひっくり返らないようにと運び、ポストの中に「お願いします」と言って入れていたのです。サンタさんに届くかな♪食べてくれるかな♪と言っている子ども達がとても可愛いく、サンタさんが来てくれたことが本当に嬉しかったんだなと思い、私も嬉しく思いました。どうか、子ども達の気持ちがサンタさんに届きますように!
一方、すみれぐみでは、学期末に向けてアルバム整理や廃材遊びをしたりしました。年長さんのお店屋さんにあったレストランが子ども達の中でとても印象に残っているらしく、今日は気が付けばすみれ組レストランがオープンしていました。ラーメン、うどん、ドーナツにジュース、作る人もいれば、レジ、店員さんもいます。年少児なりに自分達で役割を分担して楽しく遊んでいました。年長児の刺激を受けて「次は私たちもやってみたい!」と思える子ども達。自分達で吸収し、どんどん挑戦して成長出来るような他学年との関わりをこれからも大切にしていきたいなと改めて感じさせられる1日でした。
2022年12月12日 月曜日
三葉っ子は風の子。今朝も早くからサッカーや縄跳びをして、体を伸び伸びと動かして遊んでいました。そんな中、登園して来た年中組のSくんが「先生!サンタさんにもらったプレゼントで遊んだよ!」と笑顔で駆け寄ってきました。隣にいたTちゃんも「私がかるたを読んで、お父さんとお母さんがとったんよ!」と嬉しそうに教えてくれました。
子ども達は、先週のお楽しみ会が余程楽しかったようです。ちゅうりっぷ組のHくんとAちゃんは、お母さんが「先生に渡してね!」と預けてくれた大切な手紙を持って来ると、「サンタさんのポストに入れたいんよ!」とK先生にお願いしていました。実はこの手紙はとても重要な書類なのですが、K先生は悩んだ挙句、子ども達の可愛い思いを汲んで、劇に出てきたポストを用意して投函させてくれたのでした。(その後、HくんとAちゃんに気付かれないように書類はちゃんと回収しましたよ♪)その様子を見ていたきりん組のMちゃん、Rちゃん、Sちゃんも手紙を書くと、「サンタさんに届きますように・・・。」とお願いをして投函していました。そっと手紙を覗いてみると、「さんたさん、このあいだはぷれぜんとありがとう☆」とお礼のお手紙を書いていたのでした。
まだしばらくの間は、子ども達のお楽しみ会の熱は冷めそうにありません。
今日は松山市西消防署から3名の消防士さんが来てくれて、避難訓練を行いました。園庭に大きな化学車の消防自動車が入ってくると、2階のテラスにいた満3歳児のたんぽぽ組の子ども達は「かっこいいー!」「大きいね!」と驚いていました。今日の訓練は、愛媛県が取り組んでいる「シェイクアウトえひめ」の地震防災訓練も含めた避難訓練でした。
10時。緊急地震速報が鳴ると、子ども達はすばやく防災頭巾を被り、椅子に頭を隠して安全確保の姿勢をとりました。今までに何回も訓練をしてきた子ども達ですが、こうして身の安全をすぐに確保できる姿には感心させられました。次は調理室からの出火を想定して、戸外に避難しました。園長の放送を静かに聞いて、落ち着いて避難することができました。消防士さんからは「お・は・し・も・ち」の約束を話してもらいました。今までに「お・は・し・も」の話は聞いたことがありましたが、「ち」は初めて聞きました。「ち」は、「近づかない」の「ち」です。「危ない物や場所には近づかないようにしましょうね。」という消防士さんの声に「はい!!」と元気の良い返事が返ってきました。
先生達の水の入った消火器を使った消火訓練では、火事を見つけた時には大きな声で「火事だ!」と知らせる練習をしました。そして、園長から「家にいる時も、もし火事を見つけたら大人に知らせるんだよ。」と話をしてもらいました。三葉幼稚園では、園内で災害にあった時に身を守れるのはもちろんのこと、家庭にいる時でも命を守る行動がとれることを目標に訓練をしています。今日の訓練が子ども達の生きる知恵や術につながってくれると嬉しく思います。最後は、消防車を見学させてもらったり消防士さんに質問をさせてもらったりして訓練は終了しました。帰り際に消防士さんが消防車の赤色灯を回してくれて、大喜びの子ども達でした。
消防士さんのお話では、今年は例年に比べて火災の件数が多いそうです。これからも乾燥する日が続きますので、ご家庭でも火の取り扱いには十分に気を付けてください。
2022年12月11日 日曜日
12月7日水曜日、お楽しみ会がありました。第2園舎での生活が続き、幼稚園の会議室に行くことが少なくなってしまったため、そわそわ、キョロキョロしていた子どもたちでしたが、「ひげじいさん」の手遊びが始まると手遊びを始めたり、手を叩いたりして楽しみ始めました。場の雰囲気に少し慣れると、次は「あわてんぼうのサンタクロース」が聞こえてきました。保育教諭に鈴やカスタネットをもらうと、思い思いに鳴らして楽しみました。マラカスを手作りしたMちゃんは、「Mちゃんのは?!」と待ち遠しそうにしていました。月齢の低い子どもたちはいつもと違う様子に呆然と周りを見ている子も・・・そこで、古森先生に誘われて、月齢の高い黄組、れもん組の子どもたちが盛り上げ隊として前に出て楽器を演奏してくれました。すると、何となく真似をして鈴を振ってみたり、体を揺らしてみたりする姿も見られました。
次は古森先生のお話しです。子 どもたちと同じように帽子をかぶると 「かわいい!」「おんなじ!」と嬉しそうに反応してい ました。サンタクロースやトナカイ の人形が出てくると、「サンタさん!」「トナカイさん!」と呼びかけ、Kちゃんは得意気に両手を頭に当ててトナカイのポーズを見せてくれました。
次に出てきたのはトナカイに扮した年長さんたち。「赤鼻のトナカイ」を手話で披露してくれました。兄姉を見つけたKくんは「ねぇねおった!」と指をさして教えてくれ、Sくんは「あれ!あれ!」と興奮した様子で見ていました。歌が大好きなCちゃん、Tくんは一緒に歌を歌ったり、「トナカイさーん」と声をかけたりと一番の盛り上がりを見せ、年長さんが退場していくと皆で手を振っていました。
次はペープサートです。「いい子にしてたらサンタさんからプレゼントがもらえるんだって。」そんな噂を聞いた動物たちがドキドキしながら朝を迎えるのに合わせて、何が出てくるのかじっと見つめていました。動物が出てくると、「ぞうさん!」「うさぎさん!」など動物の名前を言ったり、プレゼントの箱を開けると「くるま!」「バナナ~!」と嬉しそうに言ったりしていました。お話しが終わると、「シャンシャンシャン」と鈴の音がしてきました。なんと、プレゼントを持ってサンタさんが来てくれた のです!白い袋の中には、おいしそうなクッキーが入っていました。代表で担任の先生が受け取ると、「皆、プレゼントほしい?」と古森先生が聞いてくださいました。すると子どもたちは「ほし~い!」と目を輝かせて答えていました。「僕もちょうだい」と待ちきれない様子でプレゼントをもらうと、袋を見て「ツリーがある」と言ったり、早く食べたそうに中をのぞいている子もいました。最後は記念撮影をして、お楽しみ会は終了しました。
保育室に帰ると、今度は特別メニューのおいしそうな給食が待っていました。それを見た子どもたちは「うわぁ!ケーキだ!」「おいしそう!」「食べていい?」とデザートのケーキにそわそわ。早く食べたくてつついてみたり、ケーキから食べようとしてみたりと、いつも以上に楽しい時間になりました。
後日、クリスマス会で使った帽子やプレゼントが入っていたバッグを身に着けて登園するほど気に入ってくれた子もおり、「Tくんはね、アンパンマンがほしいの。」「Mちゃんはブルドーザー!」とプレゼントの話題も尽きません。本物のクリスマスまでまだまだ子どもたちと楽しめそうです。
2022年12月9日 金曜日
コロナ感染症の増加の報道の中、本園の園児の家族の感染の報告が増えていることからお楽しみ会を園庭ですることにしました。それなら昨日子ども達がせっかく飾り付けをしてくれていたホールのカーテンを外して園庭に持っていく?とI先生が思いつき、当日の朝つけようということになりました。初めての園庭でのお楽しみ会ということもあり、大忙しです!
朝、子ども達が登園する前に舞台やテントの位置を考えながら動かしました。バスに乗っていたぞう組のAちゃんは、門に入ると「ホールのカーテンがある!」とテンションが上がり、運転手のMさんは「どっかの劇団がくるんか!」とびっくりしていました。幼稚園の外から見ると、サーカス劇場のような特別な空間が出来上がっていました。
教師が日よけを準備して暗幕のかわりにしようとすると、子どもの方から「こっちじゃないほうがいいよ!」とダメ出しされたり、日よけの小さな穴が沢山空いていることに気付いたきりん組のMちゃんは、飾りや輪つなぎを穴にさして飾ったり、ぞう組のYちゃんもビニール紐を自分で切って穴に通してつけたりと、大人顔負けのアイディアと技術で協力して飾っていきました。
その様子を見ていた年中児も、年長児の中に混じって飾りを作ってつけている子もいました。園長から「サンタさんは太陽と友達じゃないんよ。月と友達なんよ。」という話を聞いて、月の絵を描いてパラソルに飾ったり、「部屋が明るすぎる!」と子どもからの指摘をもらったり、「サンタさん来てくれますように」という可愛い願いが微笑ましいなと思いました。
またマイクが3つあることに気付いてらいおん組のYちゃんが忙しい園長に「サンタさんは3人くるの?どうなの!」と問い詰めている姿もあって、とても楽しい準備の時間でした。
お楽しみ会がはじまり、ワクワクの子ども達。
教師達の演奏では、ハプニングもありましたが子どもと一緒に「つばめ」の歌を踊ったり、M先生がカッパのあおになりきりサプライズで出てきたりと大盛り上がりでした。劇の方では、前日に園長から面白いアドバイスをもらい、偽物サンタの登場する面白い部分を作ることができ、子どもの心も掴むことができました。その偽物サンタは鈴ではなく、楽器の「ギロ」を持っていたので、「ギロギロ音がしてた!」「ギロギロサンタだったね!」と終わった後も楽しそうに話をしていました。
劇の中ではニセサンタの問いかけにEちゃんが言ってほしい言葉を全部言ってくれるなど子どもにも助けられながら進行していきました。
本物のサンタさん登場場面では、夜を想定してサンタさんが来てくれるよう後ろを向いて寝る子ども達がとても可愛く教師達は温かい気持ちになりました。
いよいよ本物のサンタさんが出てくると「おっきいね!」「すごい!」とテンションMAXになりました。年長児からのサンタさんの質問コーナーも夢の時間で「フカフカで大きな白いお髭はどうやって生やしてるの?」「トナカイはどうやって空を飛ぶの?」と言う質問に丁寧に答えてくれて、飛ぶためには「マジカルパウダー」が必要ということを知り、「マジカルパウダーやって!すごい!!」と喜んでいました。
サンタさんが帰った後、カラスが大量に飛んでいてサンタさんの後を追ってさんさんらんどの方に行ったかも!と年長児は写真を撮りに出掛けました。園長から聞いた話ですが、うさぎ組の子がずっと後ろをついて行って「サンタさんに会いに行くんでしょ!?」と付きまとったり、ちゅうりっぷ組のMちゃんは年長さんが本物のサンタさんを見たことを知ると「サンタさんに私も会いたかった!」としばらく大泣きしていたそうです。さんさんらんどで本物のサンタを見て帰った年長児は大騒ぎ!年中や年少組に行って「サンタさんおったよ!ほんとに!」と報告して回っていました。そこでは「ウソだぁ〜」と信じない教師に「じゃあ、証拠持ってくる!」と年長組の教師からI Padを奪いとって見せに来てくれて誇らしげな顔をしていました。
実は雲が多くて帰っていくサンタさんが見えなくて「どこだ〜」と探しているといつものカラス達が突然現れて西に飛んで行って教えてくれたのです。サンタさんに2度会えた年長児は「夏にみんなのトマト沢山食べて美味しかったからサンタさんの場所を教えてくれた!」「カラスはお楽しみ会をずっと見ていて、楽しかったからお返しに教えてくれたんよ!」など口々に話をしていて話がつきません。
1日限りの夢のような世界を見ることができた子ども達はとても幸せそうで、そんな子どもの顔を見ることが出来た私達教師も幸せな気持ちになりました。良い子の三葉のみんなにプレゼントが届いて良かったね♪
2022年12月8日 木曜日
昨日年少さんは、生活発表会で披露するオペレッタの内容と踊りを子供たちに紹介しました。オペレッタはペープサートを使ってお話の内容を理解させました。また踊りは教師が踊り始めると子供たちも立ち上がり一緒に嬉しそうに踊っていました。今朝1番に登園してきたHちゃんに「昨日の劇どうだった?」と聞くと、「楽しかった!あのねHちゃんトマト姫になりたいんよ〜」とキラキラした眼で言ってきました。昨日の教師達の導入で子供たちは踊りとオペレッタのイメージができたようでした。そこで今日は、発表会に向けて昨日見たオペレッタに出てくるトマトやキャベツ・ブロッコリーなどを外のテラスで描き手作りのお面を作りました。今回の年少のオペレッタは野菜がテーマです。キャベツ王子やトマト姫、にんじん大臣など様々な野菜が登場しパーティーを行う物語です。何人かの子供たちとお面を作っていると、「私もー!」とクレヨンを持って自分がなりたい役を描いていました。中でも人気なのはトマト姫やマヨネーズさん!マヨネーズさんを描いたMちゃんは、「最後、野菜さん達にマヨネーズかけてたよね」と言い、マヨネーズをかけてあげている絵を描いていたり、Eくんは「マヨネーズさんにも目があったんだ」とニコニコのマヨネーズさんを描いたりと、子ども達は、楽しくお面作りを行っていました。オペレッタのCDをかけると、子ども達はその役の雰囲気を感じ取り、曲がゆっくりで穏やかな所は、友達と両手を繋いでゆらゆら揺れてみたり、明るいテンポになった時には手を叩いてみたりと…まだ振りを付けていないオペレッタの曲ですが、子供なりの表現力で楽しく踊っていました。
生活発表会に向けての意識付けも子ども達と楽しく進めていきたいと思います。しかし生活発表会の前に、まだまだ子ども達には楽しみな事が待っています!まず明日はお待ちかねのお楽しみ会があります。
今日イルミネーションがキラキラ光る年長さんのペットボトルのお城の横にあるサンタさんがいつもと違う事に気付いた子ども達。年長さんが古森先生に作ってプレゼントした帽子とひよこ組さんのサンタさんのプレゼントの袋を背負ったサンタさんが、三葉幼稚園の子ども達の姿を見に来てくれていました。
また3階ホールでは年長・年中さん達がホールの飾り付けを終え、期待しながら帰ったところでしたが…今日も愛媛県の感染者数は1000人を超えています。園でのクラスターは無いものの、家族の感染で濃厚接触者になっている園児もいます。夕方の職員会で感染防止の為、明日のお楽しみ会はホールではなく園庭に変更することになりました。今、教師達は明日に備えて出し物や会場の準備を進めています。明日は元気いっぱいで良い子の三葉幼稚園の子ども達の所にサンタさんが来てくれますように……
2022年12月7日 水曜日
昨日、1学期から沢山遊んだ鯉のぼりとお別れをした際に「こいのぼりさん、小学生になっても頑張るね!」と約束をしました。その時に古森先生から「お空にのぼったこいのぼりに9日にお楽しみ会あるからサンタさんを連れてきてねってお願いしなきゃ!」と言ってもらいみんなでお空に向かって「サンタさんが来てくれますように!」とお願いをしました。
今日は2日後にひかえたお楽しみ会に向けて各クラス帽子作りやホールの飾りづくりなどをすすめていきました。
きりん組では「やっぱりクリスマスにはツリーが必要よね!」と言いはじめ、みんなで手作りのクリスマスツリー作りが始まりました。男の子たちと女の子たちで作りはじめた2つのツリー、段ボールをツリーの形に切り抜いていきます。この時、何も言わなくてもサッと段ボールを支える手がのびてきていつの間にか役割分担ができて進めていく姿に感心させられました。ツリーの形が出来ると男の子たち総出でツリーに色をつける為、緑の包装紙をちぎる係、のりをつける係、それを貼り付ける係に分かれて進めていきます。女の子たちも半分に分かれて飾り作りをする係、ツリーの色付けをする係に分かれて作っていきます。飾りを作った女の子がのりづけと同時に飾っていくのを見た男の子のN君は「あっそうか!じゃあ俺星作ってくるけん、みんなここ宜しく!」と気付いて走ります。ツリーの上に星を飾っているN君達を見た女の子たちも「あっ星がなかった!」「私作ってくる!」とお互いのツリーを見ながらどんどん完成させていきます!男の子たちのツリーは包装紙を大きくちぎり所々貼っていないところが目立ちます。私も”あらら、まだ貼らないといけないなぁー”と思っていると隣で小さくちぎって丁寧に包装紙を貼っていたRちゃんが気づき声をかけます。それがまた、先生が言うような口調で「あのね、茶色が見えないように貼らないと!ほらこことか、ここも!!」と教えてあげる姿に思わず笑ってしまうほど、大人顔負けの会話をしていました。あーだこーだと言いながら私が口を挟むことなく(はさむ間もなく?)ツリーが完成しました。するとお互いのツリーを見て「どっちもかわいいね♡」とお互いがベタ褒めし合っているのです。自分たちで目標を決めて意思の疎通を図り、自然と役割分担したり自主的に動いたり協力しあってできる三葉の年長児は本当に凄いなと普段当たり前と思っていたこの姿を改めて見直す機会となりました。子どもたちはお楽しみ会をとても楽しみにしています。明日は教師たちが楽しいことをプレゼントする番です。子どもたちに最高の楽しい時間を与えられるよう子どもたちが帰った後、知恵を振り絞って只今奮闘中です。明後日のお楽しみ会は教師たちが毎日楽しい保育の機会を与えてくれている子どもたちに最高のお返しが出来ますように…!お空のサンタさ〜ん、お願いします‼︎
2022年12月6日 火曜日
今日は待ちに待った焼き芋2回目がありました。子ども達は教師達が準備をする間、長縄をして体を温めたり、乗り物に乗って元気に遊んだりしていました。そして、焼き芋の準備が終わると、わらで作ったたわしでお芋を洗うのを手伝ってくれました。冷たいお水が手に当たると「冷たいよ〜!」と言いながらも隣の友達と「美味しい焼き芋のために頑張ろ!」とにこにこ笑いながら励まし合っていました。
その側の棚の中でも焼き芋をするための焚き火の準備が始まりました。すると、年長さんはささっと焚き火の所に寄ってきて古森先生や教師達が火をおこすのをじーっと見ていました。M君が手を伸ばして「あったか〜い」と言うと反対側の女の子が「こっちの方が温かいよ〜!」と言い返すなど楽しそうにお芋が火の中に入るのを楽しみにしていました。
お芋を巻くコーナーでは、色んな学年の子が混ざって教師や友達と協力して上手にくるくる〜っと新聞紙とアルミホイルで包むことが出来ていました。その中には今まで焼き芋を経験している年長さんが年中さんや年少さんの手をとり優しく教えてあげる場面も見られました。兄弟のいるたんぽぽさんや自分でお母さんに言ってアルミホイルと新聞紙を持ってきたMちゃんとSちゃんも巻くことをしてみたりと挑戦していました。
さぁ〜いよいよお芋を火の中へ入れます。M先生がぽ〜んぽ〜んとお芋を投げ入れるとその勢いであがる火を見て「うわ〜」と驚いていました。古森先生が「いい匂いするでしょ!」と言うとみんなにこにこ顔で頷いていました。また、今日は焼き芋の残り火を使って野菜のBBQもしました。古森先生が野菜を調理してきてその中にはアスパラガスもありました。普段野菜が苦手で食べるのをためらう子も炭火のいい匂いにつられてアスパラガスも「美味しー」と言って食べることができて驚きました。その後、温かい焼き芋も食べてますます笑顔いっぱいです。
そして、焼き芋が終わると子どもの日から秋の運動会の「鯉のぼり競走」まで大活躍した年長児の鯉のぼりを年長さんが燃やしました。古森先生が年長さん達に「天まで昇った鯉のぼりはみんなが1年生になってもずーっと見守ってくれるからね!」と話をしてくれると空を見上げて手を振りながら何やら話し合っていました。教師には見えないのですが子ども達には四匹の鯉のぼりが仲良く昇っていくのが見えているようでした。空まで昇っていく煙を見て「頑張るからね!」「ありがとう!」と思い思いに感謝の気持ちを言葉にして見送る姿に感動して胸が熱くなりました。
次はお楽しみ会です。今日たんぽぽ青組では壁面飾りを作りました。靴下に好きな模様を描いたり、欲しいものを描いたりと楽しんでいました。
子ども達にはまだまだ楽しいことが待っています。
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