2022年11月18日 金曜日
昨日落葉から始まったお店屋さんごっこは、年長児からプレ年少児までが加わり銀行屋さんまでできて今朝も年長児を中心に始まっていました。しかし、年長児達は、昨日お店屋さんの話し合いをして年長だけでお店を開店することになっていました。そして、今日は必要な物を用意して持ってくることになっていたのです。
登園したくま組のY君は「家から毛糸持ってきたけど何作ろうかな?」と友達と楽しそうに話していたり、きりん組のRちゃんは昨日の夜お家にあったビニール袋とボタンで洋服を作っていて教師や友達に見せていました。またカレンダーやクレヨンを持って来た年長児は看板に新しい商品の値段を書き加えていました。
一方では相変わらず年長さんのお店屋さんを忘れて葉っぱ屋さんをオープンしていた女の子たちでしたが、しばらくするとお客さんがやってきて葉っぱが売れていき商品が少なくなっていきました。「葉っぱがなくなってきたね~。どうしようか?」「葉っぱあんまり落ちてないよ」と話していました。園庭に落ちている葉っぱは、砂場やままごとなどの遊びなどでも使っているので少なくなっていたのですが、砂場の方にまだ沢山あることを伝えると駆け出して行って探しに行っていました。砂場近くには、焼き芋で使うために落ち葉を集めていたキャリーを見つけて、その中にある葉っぱを見ながら「この葉っぱ色が綺麗だからこれと。これはパリパリだからダメ」と二人で色や形、状態を見て選んで販売していました。
そんな年長さん達は葉っぱ屋さんに夢中で、昨日話し合ったお店の商品作りも忘れているようでした。そこで、もう一度古森先生が年長児を集めて「お店にせっかく商品を買いに来たのに、一つしか商品がありませんってなったら小さい組のお客さんは買い物が出来ないよね」と声を掛けられ我にかえってグループに別れて商品作りを始めました。すると、商品作りをしている年長児のもとに、たんぽぽ青組のY君やSちゃんはお菓子の袋を、すみれ組のSちゃんは廃材を売りにやって来ました。「一つ五千円だけどどお~?」と付き添いの教師の声に年長児は「う~ん」と少し困った様子でも「一万円で買うよ!!」と気前の良い売り買いが見られていました。年長児以外の子ども達は、お店屋さんの開店を待っているだけでなく準備の時から関わっていき、年長さんのお店屋さんのオープンを楽しみにしたいと思います。
陽が昇ってすっかり暖かくなった園庭では、子ども達と教師が去年の発表会の踊りやオペレッタをして楽しんでいました。来週にはお店屋さんが開店し、その後も子ども達にはアイススケート、お楽しみ会、おもちつきと楽しい行事が待っています。朝晩は一日一日寒さも厳しくなってきて、つるし柿を作るにはよい気候です。これからも元気いっぱいの子ども達と共に楽しんでいきたいと思います。
コメント (「廃材買いませんか~」 ぱんだ組 澤近宏一 はコメントを受け付けていません)