2022年11月4日 金曜日
朝、プール前のテントの下では古森先生や教師がなにやら始めていました。レインボーファームやぽんた農園で、子どもたちが掘ったさつまいもが元からあった傷や湿気などで、少しずつ傷んできていたのです。古森先生から「早く使わないと!!」と言ってもらい、教わりながら教師たちがさつまいもを切っていたのでした。古森先生や教師がしていることをよく見ている年長の女の子たちもさつまいもを洗ったり、自分たちができることを手伝ったりしていました。
切ったさつまいもをふかし始めると、小さい子たちも何かをしていることに気付いて、柵のまわりに集まってきました。はがまのお水が沸騰してきてフタを取ると湯気がもくもくあがってくる様子を子どもたちは「わぁー!」と歓声をあげて見ていました。次第にふかし芋ができあがってくると、古森先生ができあがったものを1個味見していました。すると、まわりで見ていた年少さんたちが「おいしそうだなー!」と口をパクパクさせていました。それを見た古森先生から特別に味見をさせてもらった年少さんはとびっきりの笑顔で「あま~い!」と嬉しそうにしていました。古森先生の横にいた先生も口に入れてもらったのを見て、年長さんたちからブーイングが起こり、年長さんも1口ずつ味見をすることになりました。続いて、年中さんたちまで味見をさせてもらい、ますますおいもを早く食べたくなってソワソワしていました。
各クラス、人工芝やブルーシートのところに座って待っていると、蒸したてでアツアツのおいもが届き、1人1人の手にそっと先生がのせてくれ、ほかほかのふかし芋をにこにこで食べていました。自分たちが掘ったさつまいものふかし芋は、とっても甘くておいしかったです。たんぽぽ組の子どもたちも1口食べると、「あま~い!」「おいし~い!」と口々に言っていました。自分たちが収穫したものをおいしいうちに食べることができるよう、食べ物を無駄にしてしまわないようにしていかないとと反省しました。次は、あつあつほかほかの焼きいもをみんなで食べるのをとても楽しみにしている子どもたちです。
2022年11月2日 水曜日
今日は、参観日最終日。そして、年長児にとっては幼稚園生活、最後の最後の本当の最後の運動会でした。昨日の運動会での準備や進め方でいろいろな反省や課題があった教師たちは、朝からあれもこれもに手が回らず頭を抱えていました。そんな時には、「お願い」と任せられる心強い三葉っこがいるのです!!
古森先生から客席前のロープの結び方を教わると、ぞう組のNちゃんとらいおん組のKちゃんは2・3回ですぐにコツを掴んでしまいました。そこへやって来たT先生がロープを結ぶと「ちがーう!!ちょっとかして!」とNちゃんとKちゃんからたくさん指導が入っていました((笑))
また、イスがどこにあったら見やすいのかを考えて置いたり、座る席が濡れているとサッと拭いたり、大人にも出来ない心配りや気配りが自然に出来る子どもたちに「なんてこんなにすごいんだろう。」と教師たちは驚き感心させられるばかりです。
いよいよ運動会スタートです!昨日に続き、全学年両コース参加のため、ハプニングはつきものです。(温かく見守って下さった保護者のみなさまありがとうございました。)
さっそく、こいのぼりレースでは4チームの熱い戦いが始まりました。全チームが無事ゴールすると結果発表です。「1位くまチーム、2位らいおんチーム、3位きりんチーム…」と4位の発表前に教師と子どもたちが「3位じゃない2位!」とざわめき始めました。すると、結果発表をしていた吉本先生は大慌て。(実は吉本先生は他のことに気を取られ見ていなかったのです。)古森先生から「もう仕方ない!年長さん代表よ。」とジャンケンで勝負です!!順位は変わり、「1位ぞうチーム、2位くまチーム、3位きりんチーム、4位らいおんチーム」になりました。4位のらいおんチームのジャンケンをしたAちゃんに「Aちゃんのせいではないから!これは吉本先生の責任だからね。」と笑って古森先生が言うと、くま組のSちゃんはジャンケンで2位になったYくんに「どんまい‼︎たえこ先生間違えたけんね。仕方ないね!」と肩をポンポンと叩いていて、思わずクスッと笑ってしまいました。
年中、年少、たんぽぽさんも前回の運動会ではなかった新しい課題がありました。自分でできる年長を見てきた年中、年少、たんぽぽさんの子供たち。「大丈夫かな…」という教師の心配をはねのけるほど、自信満々で輝く笑顔でやって見せてくれました。
*たんぽぽ*
*年少*
*年中*
*年長*
教師が子供たちを信じて見守ることができること、任せることができるのは、三葉っこだから…。コロナの中で教師も子供を信じて共に笑い、共に遊び、共に考えたから…。よく遊んでよく考えてよく笑うことで、子供たちは自ら成長するのだと、私たち教師は子供たちから学んだのです。
運動会のご褒美1回目は、写真付きメダルとノート、シャボン玉。2回目、3回目は古森先生から「ご褒美もらっちゃう?」の一言で、お菓子のご褒美が!!子供たちは、お菓子1つのご褒美をもらって飛び跳ね大喜び。
コロナ禍の中での生活から始まり、主体的に進めた運動会の中で、更に育った年長さん達ですが、早速、昼食後、年中・年少さん達から鼓笛隊の指導オファーがきたのです。園庭に出てきて、即興鼓笛隊と踊りが始まりました。3歳児のバトン(広告で作った剣)の特訓が始まっています。まだまだ来年、再来年で鬼が笑うかも…の話ですが、みんなが年長になるのが今から楽しみです。今日の運動会は、楽しすぎて、教師たちの反省会はエピソードと三葉っ子自慢が止まりませんでした♪次は作品展が待っています。これも三葉っ子の得意分野でまたまた楽しみです。
*おまけ*
昨日の帰り、年長児の部屋では第2回運動会の振り返りを話していました。すると、どうして雨がお昼から降り始めたのかという話題に…
Hくんは「神様が頑張ったけん止めてくれとったんじゃない?」、またYちゃんは「運動会で体が熱くなったらけん雨で冷やしてくれよるんやない?」といろいろな回答が。そこで「教師が神様のおかげやね〜」と言うと、誰かが「そ〜らありがと♪やね」とペットボトル鳴子を持ったふりをして踊り始めました。そんな何でもポジティブに考え、言葉を繋げることができる子どもたちはきっと幸せ者になるとおもいます♪
2022年11月1日 火曜日
今日は第2回運動会がありました。昨日教師たちの間で、前日までの天気予報を見て「明日の朝方に雨が降るのかな?運動会が出来たらいいなぁ」と思っていました。すると今朝は、曇り空で一時的にパラパラと小雨は降ったものの、天の神様も2回目の運動会を見たくて雨を降らさずにいてくれたのでしょうか。運動会は全プログラムこなすことが出来ました。
園庭で教師達がテントを張っていると、登園してきたらいおん組のHくんが砂場から鍋を持ってきて、友達と会話をしながら小石を拾っていました。近くに行って会話を聞いてみると「ねぇ。この石も拾った方がいいかな?」「それは貝殻みたいに小さいからいいよ」と大きさを確認しながら拾っているようでした。その他でも、トラックに水線を引いたり、コーンを並べたり運動会で使う道具を友達と協力しながら準備を進めていました。
全園児が登園しいよいよ運動会の始まりです。
今日は赤コースだけではなく、全園児での運動会となりました。
オープニングの体操でも全園児がそろってすると迫力満点!!コース別でするのもいいですが、全園児だと子どものパワーは2倍、3倍にもなります。いきなりだったのですが、応援合戦でも全園児でクラスの順番を決めないで始まりました。その事を古森先生が放送で見にこられていた保護者の方に伝えてくれました。一番はじめにきりん組が言い終わると、ひまわり組の子ども達が「ひまわりぐみ~」と大きな声で立ち上がりました。子ども自身が考えて発言したことに驚きました。私自身大勢の前であんなにも大きな声で発する事を得意としないので3歳児がとっさの判断で立ち上がったこと、それにみんなが続いたことに感動すら覚えました。
今日の運動会で年中さん達はかけっこではなく、4クラスでリレーをしました。年長さんのリレーに憧れている年中さんは、いつも年長さん達がリレーをしていると一緒に参加していました。そこで、年中さんもかけっこではなくリレーをする事を子ども達に伝えた時は大興奮でした。年長児のリレーをよく見ていたので、教師が何も言わなくても自分達で考えてスタート位置に並んでいました。まだ、年長さん達と違い競争よりもバトンを繋ぐことが嬉しくて笑顔で楽しんで走っている姿も見られました。
踊りでは、子ども達が空いているスペースを自分達で見つけて円を作るのですが、別のクラスの中に入っている子もいれば狭い所で数人の円を作っている子、何となくそこいらで集まっている子もいましたが、自分で考えて対応出来ている事が大切なので合格です!!それに比べて年長さんはさすがです。踊りで円を作った際には一年しか違わないと思えない位、綺麗な円が出来ていました。
今の年中さん達も年長さんになった時には、今の年長さん達と同じようにそれ以上に成長して欲しいと思います。
明日も運動会です。第1回から3週間ですが、更に大きく成長した子ども達をご覧下さい。
コメント (「あまくて、おいしいな〜♪」 たんぽぽ組 森岡朋音 はコメントを受け付けていません)