2022年10月27日 木曜日
昨日、きりん組とくま組はお昼を園庭で食べようと緑テントの下でお弁当の準備をしていました。すると、ポンタ農園にさつまいも掘りに行っていたたんぽぽ組年少組さんが「おいも電車〜」「たくさん掘ってきたよ〜」と誇らしげに帰ってきました。目の前にポンタ農園とレインボーファームで掘ってきたさつまいもが広げられ、子どもたちも「今日もたくさん掘ってるね!」と話していると…帰ってきたすみれ組のN先生が「ねぇ、くま組さん、きりん組さんおいもクイズしても良い?」とやってきました。「じゃじゃーん!この葉っぱは何でしょう?ヒントはスジ〜のとお〜った?」とクイズ大会が始まりました!「ん?なんだろう…」となかなか答えが出ません。そこでN先生はもう一つのヒントを「これっくらいの、おべんとうばこに〜♪」と歌いはじめ「スジ〜のとおった」『フキ!!』と答えがわかりました。一問目でワクワク♪さあ、次の問題です‼︎二問目はさつまいものツルを持ってきて「さて、このさつまいものツルには何個のお芋ができていたでしょうか?」と問われるとくま組のSちゃんはじっとそのツルを見つめ何かを指差しながら数えて「9個!」と元気良く言いました。しかし「ブー!」そして他の子も「3個!」「7個!」と色々な答えが出てきていたのですが、ハズレ〜。そこでみんなで考えながら答え合わせをしました。主となるツルから1本、2本、、、全部で5本出てきているのをみて、みんなでそれを数え『5個!』と答えが出ました。そして三問目も山のさつまいもと田んぼのさつまいも、どっちが甘いかというクイズも今までの知恵を振り絞り挑んでいました。そんなこんなでN先生がクイズを出してくれていましたが…実は古森先生からの受け売りだったのです!笑「実はこれ全部古森先生が教えてくれたんだけどね〜!」とネタバラシをしてみんなで楽しく笑った昨日でした。
今朝も古森先生が駐車場である花を摘んでいると横で吉本先生が「ふんふん…」と聞いていました。そして今日は吉本先生が年長さんに「このお花はなーんだ!」とクイズを出してくれお花の匂いを嗅いでみると…「あっ!ニラみそだ!!」とこの花がニラの花ということがわかりました。教えてもらった事を今度は子供たちがクイズにしてあーでもないこーでもないと言いながら可愛らしいヒントも書いていました。ここ数日古森先生からいろいろな事を教えてもらい吸収してきた子供たちです。
そしてさつまいも掘りではお芋だけでなく、先日の稲刈りをした田んぼで”落穂拾い”をしてきました。今日は朝からその拾ってきたもち米を手作業で脱穀しました。子どもたちは「これすったらお洋服(もみ)が脱げた〜‼︎」とボールとすり鉢を使ってもみを取り、次に息をフーっと吹くと「あれ?どうして綺麗に洋服だけとぶの?」と疑問を持ったAちゃんに隣のKちゃんが「えっ!重たいのと軽いのがあるけんよ!」と今までの経験から子ども同士で“どうして?”を解決していました。その姿に逞しい子どもたちは今までの経験をしっかり自分のものにしてきているのだなと、感心しました。今日はりす組さんもその後引き続いてやっていて興味を持った子が変わるがわる脱穀をしてくれていました。明日からもみんなと脱穀を経験しながら、今日先生たちの“大人会議”(職員会)で古森先生から教わった事をまた明日、子どもたちにクイズを出して楽しんでいきたいと思います。
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