2022年10月17日 月曜日
運動会の余韻が残る今日は、久しぶりの雨で園庭が使えません。しかし、子ども達は気にすることなくテント下やプールの中でアスレチックで遊んでいました。よく見ていると、らいおん組のH君が、たんぽぽ組のS君に手を差し伸べてハシゴを渡りやすいように助けてあげていました。さらに、邪魔をしないように左右に場所を変えながらついていってあげている姿に、年長児なりに優しくたんぽぽ組さんに関わってあげていることをとても嬉しく思いました。
教師達は来月の作品展に向けての作品作りをするチャンス!!といそいそと材料を用意していました。それを知ってか知らずか運動会の絵をその子なりの表現方法で描いている子。また、さり気なく置かれている廃材を使っていそいそと何かを作っている子もいました。
うさぎ組では、ハサミの使い方がとても上手で、1学期に比べて細かい物が切れるようになっていてびっくりしました。自分達で「これはツルツルだから切れないね。これは箱だから切れる!」とハサミで加工出来るものまで仕分けていて、よく理解をしているなと感心しました。たまたまティッシュの箱が面白い形に切れて「ゾウみたい!」と嬉しそうに話をしているT君、怪獣が作りたくて2本足で立たせたいけどバランスを崩してしまう事に悩んでいたO君など、「自分でしたい!」「これ面白い!」という気持ちが強く、とても楽しい作品が作れそうで私もワクワクしました。
年長児の部屋を覗くと、さらに面白い作品が沢山できていてびっくりしました。飛行機を作ったらいおん組のK君は、翼が開くところを上手に箱を半分にして座席を上につけて表現していたり、くま組のIちゃんはチラシを棒状に巻いてハシゴにして二階建ての図書館にしたりするなど身近な物で自分のイメージ通りに仕上げてくる年長児を見て、改めてすごいなと思いました。
作っている様子を写真に撮ってうさぎ組の子ども達に見せると、「すごい!」「どうやって作るの?」「見せて見せて!」と興味津々で見ていました。お兄ちゃん、お姉ちゃんから沢山の刺激をもらって楽しく作品作りをする子ども達の姿に今日も感動すると共にどんな環境にも適応して遊びにしていく子ども達の能力に驚かされたのでした。
コメント (『何ができるかな?』 うさぎ組 岸田亜寿美 はコメントを受け付けていません)