2022年9月21日 水曜日
朝、所持品を片付けた子どもたちが園庭で遊んでいると、古森先生がピロティ―から麦わらやわらを持ってきて何かを始めようとしていました。「何が始まるのかな?」と思って行ってみると、退場門の柱に麦わらを巻きつけていました。古森先生や先生たちが楽しいことをしていることに気付いた年長組のKくんたちも一緒にわらをつけるお手伝いを始めました。年長さんだけでなく、年中さん・年少さん・たんぽぽさんまで交じって、思い思いに麦わらやわらをくっつけていきます。胴体ができるとその上にわらを使って、顔を作ったり、後ろにはしっぽをつけたりしました。すると、何もついていなくて殺風景だった退場門が2頭の恐竜に変身していきました。
お兄ちゃん・お姉ちゃんたちに交じって、わらをせっせと運んでいたたんぽぽ組のSくんも自分でわらをつけていました。Sくんは、輪っかになっているわらを見つけると、恐竜の「手のところにつけたい!」と言って、先生たちに手伝ってもらいながらつけていました。大きな松ぼっくりを背中につけたり、廃材を使って目を作ったりすると、本物の恐竜のように見えてきました。大きな口を「ぱっくり」と開けた大きな恐竜を見ていたたんぽぽ組のHくんは、お部屋にあった黄色い恐竜のおもちゃとわらの恐竜が同じだということに気付き持って来て、教師に見せていました。
今日の運動会の練習では、その2頭の恐竜たちが子どもたちを見守って、応援してくれていました。今日は運動会の練習前に、わらやすすき、松ぼっくりなどの秋の自然物を使ってみんなで作ることを楽しみました。今度は大好きな恐竜に見守られて楽しく表現したり、身体を動かしたりしていきたいと思います。
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