2022年9月5日 月曜日
本園では、先週の土曜日に引き続き、今週も5日(月)・6日(火)・7日(水)と、園児募集見学説明会を行っております。三葉っ子達の自然な日常の遊びを感じられる機会です。保護者の皆様、ご近所の方や職場等で園探しをされている方がいらっしゃいましたら、お誘いください。
さて、まだまだ残暑は厳しいものの、園庭に吹いてくる風は心なしか秋を感じるようになりました。つい先日まで「じじじじじ・・・」とセミの大合唱だったのに、「チチチ・・・」と草むらからいろんな虫の声が聞こえるようになり、毎日誰かが虫かごを持っていてバッタやカマキリ、蝶を見せてくれます。朝一番、教師たちが環境の準備に園庭に出て動いていてもやって来ないトンボ達も、子どもが登園してぽつりぽつりと戸外に出始めるといつのまにか子ども達の頭の上にたくさんのトンボが集まってきて飛び交い始めます。それに気付いた子どもたちが「トンボいっぱ~い!「すご~い!」と追いかけたりジャンプしたりして捕まえようとしますが、まるで子ども達と遊んでいるかのように、す~いすい悠々と飛ぶトンボたちです。「みんなが元気いっぱい遊んでいたら“楽しそ~う!”ってトンボが集まってくるのよね~!!」と園長がよく話してくれます。手をうんと伸ばしても到底届かないトンボを追いかける子どもは、とても楽しそうでかわいくて微笑ましい光景です。
一説によると、トンボは後退知らずの生き物なので昔から縁起の良い虫として大切にされてきたそうです。トンボの大群は幸運の印なんですって。…子どもたちの笑顔も相まって三葉のトンボの群れはとってもハッピーな印です!
今日からしばらく園庭の密回避も兼ねてさんさんランドを利用しながら保育を行っています。さんさんらんど組の青コースの子ども達は度々水分補給をしながら風が吹き抜けるさんさんらんどでたっぷり遊べました。
じゃぶじゃぶ池ではポンプを代わる代わる押し、水をためてその名の通り足をじゃぶじゃぶ!して遊びました。一方本園の園庭では赤コースの子どもたちが水鉄砲をしたり、包丁ままごとや砂遊び、泥団子等、THE三葉!の遊びを思いっきり、のびのび楽しんでいました。そこには幼稚園見学の小さなお客さんがお母さんお父さんと一緒に訪れて思い思いに見学したり遊んだりしていました。事前に「今日はかわいいお客さんが来るからね。」と聞いていたりす組のMちゃんは見学に来ていた小さい子の手を引いて、テラスに座らせて「ここで靴を脱ぐんよ。」「水遊びはこうするんよ。」と優しく声をかけていました。年長のおしゃまなお姉さんたちはすっかり先生気分。くま組のEちゃんIちゃん、きりん組のRちゃんCちゃん達は小さい子を見つけるや否や、後ろからさりげなく、「何する?」「あっち行く?遊ぶ?!」と声をかけ、手取り足取り、かわいいお客さんをどうにか楽しませようと大奮闘!少々服が濡れようが、思っていた方向と違う方へ走ろうが「あらあら!」「こっちか~い!」と右へ左へ行ったり来たり。つい、この前まで、この子たちが泣いたり走って言ったりしてお世話してもらう側だったのに、年少からの二年半ですっかりお兄さんお姉さんになっていて成長を感じる場面でした。小さいころにお兄さんお姉さんに優しく世話をしてもらったことを今、この子たちがしていて、きっとまたしてもらったこの子達がする側になるんだろうな、と、なんて「素敵なサイクルだろうとあたたかい気持ちになりました。今日説明会に来ていた保護者の方からのアンケートに「お兄さんお姉さんが優しくしてくれて嬉しかった」とコメントをもらいました。お昼の放送で子どもたちにそのことを伝えると頑張った子は特に、にっこり笑ってご満悦な様子でした。明日、明後日も小さなお客さんのお世話をよろしくね、みんな♪
年長児は昼食の後、4クラスで集まって運動会に向けて子ども会議?!決起集会!?を行いました。・・・といっても鼓笛隊で使う楽器の紹介です。色々な打楽器の音の面白さ、迫力に年長児達の目はキラキラ!120人の年長児が力を合わせて、運動会を創り上げていきます。
コメント (「幸せのトンボ」 ぞう組 富田瑞穂 はコメントを受け付けていません)