2022年8月25日 木曜日
昨日の青コースの夏季保育に続き、今日は赤コースの夏季保育でした。久しぶりに登園してきた子どもたちは、少しドキドキしながらも友達と会えて嬉しそうにしていました。なかには、少し緊張気味の子もいましたがシール帳にシールを貼る頃には落ち着いて、「今日はどこ?」「どれを貼ろうかな?」と言いながらシールを貼る姿がありました。
準備が終わると、水着に着替えて水鉄砲大会の始まりです。大好きな踊りをしてから、年中さん・年少さん・たんぽぽさんの順番で、園庭を走りまわっていました。これまでは、水が怖くて泣いていたたんぽぽ組のRちゃんやTくんも友達と水をかけあって、「たのしいね〜!!」と言いながら遊んでいました。水鉄砲が終わると、アイスキャンディーのおやつの時間です。昨日、青コースの子どもたちがアイスキャンディーを食べたことを知らない子どもたちは、アイスを出してくると「わぁー!!」と歓声をあげて嬉しそうにしていました。一人ひとりお行儀よく待って、先生から順番に1本ずつ手渡してもらい口に含むと「おいしいね〜!」と言って、友達と顔を見合わせていました。暑い日に食べるアイスはとても美味しそうでした。
おやつを食べて帰る準備をしていると、「もうすぐ年長さんがお泊まり保育から帰ってきます。」と放送がありました。たんぽぽさんたちにお泊まり保育のことを話すと、「お兄ちゃん・お姉ちゃんたちって、すごいね〜!」と言っていました。急いで外に出ると、大きなバスに乗った年長さんがメルパルクから帰ってきました。赤コースの子どもたちだけでなく、預かり保育に来ていた子どもたちもテラスや園庭の端から大きなバスの窓から手を振る年長さんを迎えます。年中さんは、横断幕を持ったり、「おかえりなさい〜」と手を振ったりして温かい雰囲気で迎えていました。お泊まり保育から、かっこいい年長さんが帰ってきたことで、年中さん・年少さん・たんぽぽさんもとても嬉しそうでした。
2022年8月25日 木曜日
昨日の夜、「おやすみなさい〜」と言って眠りについた子ども達は、起床時間の6:00より少し前からパチッと目を覚まし、「先生、おはよう‼︎めっちゃ寝れたんやけど」「寝るのも楽しいね〜♪」とスッキリした表情で起きてきました。前日に自分達で準備しておいた服に着替えると、まずは、布団の片付けです。「そっち持って!せーの!!」と自然にかけ声をかけて運んで畳んで片付けをしました。
その後、伊佐爾波神社に散歩に行く為1Fロビーに集合すると、昨日の夜の反省を覚えていた子ども達はとっても静かに廊下を歩き、古森先生に会うと大声を出さず、声量を抑え手話も使って「おはようございます」と挨拶していました。
さぁ、いよいよ伊佐爾波神社へ出発です。神社へと続く長い石段の前に着くと「おっ⁉︎こんなにたくさん!」と段数に驚いては上を見上げていましたが、さすが三葉っ子たち。ずんずん登り、途中で「あとどれくらい?」「しんどいけど頑張ろう!」と言い合いながら1番上まで登り切ることができました。神社に着くと古森先生に神社とお寺の違い、そして、神社についてのお話をしていただきました。参拝の仕方も教えて頂き、1クラスずつ神社を参拝し、境内を1周すると空気は澄んでいて、とても気持ちのよい散歩時間となりました。
そして、ホテル最後の食事、朝食の時間です。夕食の時とは違うメニューで朝から子ども達は食欲モリモリで、「先生最後まで食べたい!」「デザートおいしい!」とほとんどたいらげてしまいました。
帰る支度もバッチリ‼︎残るは、お小遣い500円でお土産選びです。お土産を買う会場へ向かうと…そこには”坊っちゃん団子120円””いちろくたると150円”と美味しそうなお菓子がずらーっと並んでいたのです。園長が指を折りながらお菓子を見ていると…
「これはみんな計算できるかな。100円のお菓子ないんだけど。」と子ども達に問いかけてくれました。すると、「大丈夫‼できるよ!」と自信満々に答える子ども達。「じゃぁ、5人家族なのに4つしかお菓子買えなかったらどうする?」と園長から新たな課題が。すると、「分けたらいいんよ!」とすぐに答えが返ってきました。さすが!これは三葉っ子の得意分野で、何の心配もいりませんでした。いよいよ、カゴを持ってお買い物スタートです!!!
「あれも欲しい、これも‼」と800円を超えてしまい最後まで悩む子、「480円だから、おつりはお母さんに返してあげよ!」と話す子、「よっしゃ‼500円ピッタリ♪」と喜ぶ子、「お母さんの分、お父さんの分、お兄ちゃんと僕は分けっこ。」と誰に何をあげるか考えている子等々、子ども達がお土産を選ぶ姿、お金を払おうと数える姿は真剣そのもの。一生懸命買って帰ったお土産と一緒にぜひ、お泊り保育の積もる話を聞いてあげてください♪
たくさんの温かい気持ちで接して下さったメルパルクのみなさんに、実は…ありがとうのサプライズを用意していたのです。メルパルクのみなさんに渡す勲章の中のメッセージには、「噴水がオシャレだったよ。」「メルパルクのご飯が1番おいしい!」「団子食べさせてくれてありがとう。」と楽しくて嬉しくて最高だったお泊り保育が出来たことへのありがとうの気持ちをいっぱい込めていました。
10時を過ぎ、出発前。最後までメルパルクのみなさんは、子ども達に「来てくれてありがとう。」と何度もハイタッチをしてお見送りをしてくれました。そんな優しいメルパルクのみなさんが大好きになった三葉っ子たちは、バスの中から両手を大きくいっぱいいっぱい振り「ありがとうー!ありがとうー!」と別れを惜しみ、心温まる時間でした。
宇和島バスに乗り、幼稚園に到着すると…まるでアイドルのようなお出迎え。保護者の方や学童、在園児の手を振る姿や「おかえり」の声に「帰ってきたー!頑張った!!」と子ども達は心底感じていました。
コロナ禍の中、今年度の年長児達がお泊り保育を行うことができたのは、「子どものために」を大切にして下さっている大勢の方のおかげだと思っています。教師も改めて、感謝と助け合いが大切なことに気付くお泊り保育となりました。
子ども達を大歓迎して迎えて下さったメルパルクの方々、みきゃん割引を子ども達のお泊まりができるようやりくりして下さった観光会社の方、急なお願いなのにバスを出して下さった宇和島自動車の方。そして、とにかく子ども達のために絶対お泊り保育をと、コロナ禍の中で園の後押しをして下さった保護者の皆様。
全ての方々に勇気と力を頂きました。こんなに周りの方々に与えられて成長させて頂ける子ども達は幸せです。
ありがとうございました。教師達も子ども達に負けない位幸せです。
2022年8月25日 木曜日
お土産の買い物が終わり、お世話になったメルパルクの人達ともお別れです。
この1泊2日でたくさんの思い出ができました。ありがとうございました。
メルパルクの人達に見送られて、これから幼稚園に帰ります。
2022年8月25日 木曜日
おはようございます‼︎
「おはよう」「そうだったお泊まりしたんだった‼︎」「爆睡した〜‼︎」
と笑顔で起きてきた子ども達。
1日ですっかりお兄さん、お姉さんの顔になった子ども達は、自分たちで布団をたたみ、着替えをし、顔を洗いました。
そして、伊佐爾波神社にお散歩です。135段の階段を上がりました。
おいしい朝ごはんもしっかりと食べて、これからお土産を買って帰ります。
みんな待っててくださいね♪
2022年8月25日 木曜日
速報でもお伝えしていますように、今日はお泊まり保育の1日目です。大きな荷物、重たそうな荷物も「全然、大丈夫よ。」「自分で持てるよ」と言わんばかりの堂々とした顔で登園してきたかと思うと、「大丈夫?」「頑張るんよ?」「いってらっしゃい…」とどこか心配そうなお父さんお母さんを横目にす〜っと出発式のホールに向かう年長児たち。思わず園長も私たちも「行ってきます!は!?」と促すほどでした。ちょっぴり緊張していたのかしら…?
大きな大きな宇和島バスに乗り込むと「うわ〜高ーい‼︎」「きれいだね。」「ここもホテルみたいやん!」緊張はどこへやら?「もしかしたらみんなのお父さんお母さんがさんさんらんどの前でお見送りしてくれるかもよ〜」「お仕事とかご用事で来れない人もいるから、少しだと思うけど」と古森先生に教えてもらうとみんな運転手席側の窓にかじりつきました。「いるかな⁉︎」「どこかな!?」とそわそわしていると、大勢のお父さんお母さんがお見送りに待ってくれていて驚きました!!(あんなに待ってくれているとは思いませんでした!ありがとうございました。)
お父さんお母さんのいってらっしゃいでパワーをもらって子ども達のテンションはアップするばかり!バスの中でも平和通りの銀杏並木を見て葉っぱの色の違いに気付いたり、昔は道後に動物園があったことを教わったりしながらあっという間にメルパルク到着です。
メルパルクに到着すると、ホテルの方たちが笑顔で出迎えてくれ「ステキー‼︎」「お姉さんがキレイな服着てる!」と胸がドキドキ。ちょっぴりおすましして「こんにちは。」と挨拶して部屋に向かいました。荷物の整理を済ませた後は食事会場の下見です。宿泊のお部屋と同じ階の1番奥にラフィーネのお部屋があり、他のお客さんとの接触はありません。メルパルクの方々のご配慮に感謝です。
次は待ちに待ったお風呂です。前日から預かりの子たちは「お泊まり保育、温泉入るんやろ!」「ママ、ぼく明日温泉入るけんね!いいやろ‼︎」と楽しみにしていました。シャンプーと体を洗って、泡を流すと広い湯船にざぶん!!!真ん中に噴水があるのですが、それに沿ってぐるぐるまわり出す子ども達。習性でしょうか?笑ってしまいました。貸切のおかげでゆったりのんびりたっぷり‼︎温泉を楽しみました。毎年思うのですが、お風呂を楽しむ子どもたちはかわいい!!嬉しそうな気持ちよさそうな表情がまた可愛くて教師たちは暑さも忘れてニコニコになりました。
お風呂の合間に古森先生がメルパルクの杉本さんにお願いして外の泉の噴水を出してくれました。「え!すごい!まほう!?」と大騒ぎ!楽しいがいっぱいです♪
食事は18:15から。ラフィーネの会場に入るとシャンデリアがキラキラぴかぴか、音楽はディズニーランド‼︎「ここってお城?」思わずEちゃんがつぶやきました。お料理もステキ、キラキラ、本物の王子様とお姫様になったようです。「パーティーみたいだね。」という古森先生の言葉にK君は「メルパルク、サイコーやん。」と言い周りを笑わせます。「すごいよね、みんなのためにホテルの人がしてくれたんやね」というとEちゃんが「先生、私コックさんに会ってみたい」と言いました。すぐにホテルの人にお願いしてくれ呼んできてくれました。「お料理全部美味しい」「作ってくれてありがとう」「嬉しいよ」感謝の気持ちを次々に伝える内にコックさんが(恥ずかしがり屋だそうです!)「僕が小さい時にこんなの嬉しかったな〜、おいしかったな、と思っていたものを作りました」と教えてくれました。本物のコックさんを目の当たりにしてとても喜んでいました。
食事の後はお楽しみ会です。ですが、ここでちょっぴり反省。あまりにも楽しくなりすぎていくら貸し切りフロアと言えど、目に余る程騒ぎ出したのです。これはいけません。お泊まり保育に来たのは社会的なマナーを学ぶためでもあるのです。子供たちとしっかり約束をしてからお楽しみ会の始まりです。まずは好きな踊り!!気分はノリノリです♪そして先生達による劇『どろぼう学校』です。お話の内容はぜひお子さんに聞いてみてください。
コメント (「赤コース夏季保育♪&年長さん、おかえりなさい」 たんぽぽ組 森岡朋音 はコメントを受け付けていません)