2022年8月7日 日曜日
連日真夏日や猛暑日となりじっとりと暑さが体にまとわりつく感じがする毎日です。そんな中子ども達の楽しみは水遊びです。初めは水を怖がって顔にかかると泣いていたKくんも、今ではホースのシャワーを浴びてもへっちゃら!自分で顔を拭ってニコっと楽しそうに笑います。Rくん、Iちゃんは保育教諭の後ろからそっと近づきマヨネーズの容器を水鉄砲代わりに勢いよく水をかけてきました。「やられた~」と保育教諭が反撃し、追いかけっこが始まりました。泥遊びが好きな子はおにぎりを作ったり、泥水でジュースを作ったりして「はい、せんせいの」と持って来てくれました。Nちゃんは、アヒル、カバ、ペンギン、などの玩具を持ち、水浴びさせていました。ついでに自分も泥の中に腰を下ろし、豪快に遊び始めました。ジョウロを使いたいけど、全部友達が使っていて、それを物欲しそうに見ているCちゃんに気付いたAくんは、自分が使っていたジョウロを‶どうぞ″と言うようにそっと差出し貸してあげていました。Aくんの成長を感じる一場面でした。水遊びになると一際目を輝かせて遊ぶ子ども達。コロナ禍で思うように遊べないこともありますが、そんなことを感じさせず、水や泥の感触を楽しみ太陽の下で伸び伸びと遊び成長する子どもの姿に刺激をもらう日々です。
れもん組では、絵具スタンプで花火を作ることにしました。トイレットペーパーの芯に切り込みを入れ、花火のように広げた物に絵具を付け、画用紙にペッタンペッタンとスタンプしていきます。今年2年ぶりに行われることとなった花火大会。友達より一足先に花火を見たSくんは「怖かった…」そうですが、保育教諭が「花火を作ろう!」と準備をしていると、興味津々で近くに来て見ていました。最初は一人一回づつペタっとスタンプする予定でしたが、Sくんが「トントントン」と何度も重ね付けをすると本当に花火が何個も上がっているように見えて、「すごい!一番花火っぽくてきれい!」となり、Sくん方式を採用することになりました。そして皆で「トントントン」と言いながら楽しく画用紙にいっぱい花火を打ち上げました。色とりどりの花火が並び、「きれいねー」と言うと、「きれいねー」と返すIくん。満足すると「おわりにしよ」と見せてくれました。できた作品は、8月の間保育室に飾る予定です。感染症対策で様々なイベントがなくなり、以前より季節を感じる機会が減っているように思います。この保育室を彩る子ども達の作品が少しでも夏の思い出になればいいなと思うと同時に、早く元通りの生活ができることを願い、今できることをしっかりしなければと身が引き締まります。
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