2022年7月24日 日曜日
毎日暑い日が続いていますが額に汗をかきながら気にせず子ども達は元気いっぱい遊んでいます。
雨が降って水遊びができなかった火曜日、ビニール袋に子ども達でシールを貼り、その中に水を入れヨーヨーを作ってみました。シール貼りの様子も月例によって様々で、もも組では月齢の高いYちゃん、Kくんはシールを台紙からはがすのも袋に貼るのも上手で早々と貼り終えては「もっとちょうだい!」と言うように何度も手を伸ばしては追加のシールをもらって貼っていました。月齢の低いHくんやSくんはシールが指にくっつくとはがせず手をぶんぶんふってみたり「ん〜!」と声をあげて怒ったりシールと格闘する姿を見守りながら思わず笑ってしまいました。水を入れて輪ゴムをつけ、完成したヨーヨーを子ども達に渡すと嬉しそうに手に取り、ほっぺたに当ててひんやり気持ちよさを感じたり、手でもんで感触を楽しんだり一人ひとりが楽しそうに遊んでいました。次の日は幼稚園の「かがくのひろば」の浅いプールが空いていたので作ったヨーヨーを浮かべて遊びました。保育教諭がひしゃくを渡してみると次々ヨーヨーをすくおうと夢中になってひしゃくを伸ばしていました。また、保育教諭がプールの中の水をひしゃくで混ぜて動かすとヨーヨーが移動していく様子を見たRくんは「わぁ!」と声をあげ、動いているヨーヨーをつかまえようと手で追いかけていました。これからまだまだ暑い日が続くので水遊びを積極的に取り入れ、夏を感じながら遊べるようにしていきたいと思っています。
今、子ども達の間では先月買って頂いた磁石ブロックの玩具が人気です。ブロック同士をくっつけて色々な形を作るのも楽しいのですがMくんはお部屋の前のフロアにある避難扉にこのブロックがくっつくことに気がつきました。そしてどんどんブロックを運んではくっつけ始めました。その様子を見た他の子ども達も次々やって来てみんなで避難扉にブロックをくっつけて楽しんでいました。しばらく見ていると子ども達はより高い所へくっつけようと背伸びしたりジャンプしたりとより高度なことを見つけて挑戦していて驚きました。そしてついにブロックではなくパトカーの玩具を持ってきてKちゃんの挑戦です。もちろんくっつくはずはなく「あれ?」というような顔をして何度も何度も試している姿に保育教諭も応援しながら見守ります。また、Wちゃんはこのブロックがどこにでもくっつくものだと思ったのか避難扉の隣にあるガラスの扉にくっつけようと挑戦です。しかしくっつくはずはなく、少しイライラした様子でバンバンとブロックで扉をたたいて苛立っていました。そんな中Rくんは、その後ろにあった玩具の消毒機にもこのブロックがくっつくことに気が付き、友達の群れから離れ一人磁石遊びを楽しんでいました。このようなどんどん挑戦したり試したり工夫したりしながら遊びを広げていく子ども達を見ているとやはり子どもは遊びの天才だなと思うとともに保育教諭があまり手を出し過ぎず、子どもの遊びを笑顔で見守ることも大切なことだと改めて感じました。これからも子ども達の遊びの様子を見守りながら一緒に楽しんで保育教諭として子ども理解を高めていきたいと思いました。
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