2022年7月10日 日曜日
梅雨は明けたもののはっきりしない天候の1週間でした。その中で、5月末にみかん組のみんなで植えたトマトがすくすく育っています。毎日の水やりをしながら「大きくなってね」「早く赤くなってね」と保育教諭が言うと、「なってねぇ」「ねぇ」と真似して言いながら成長を楽しみにしていた子どもたちのおかげで、やっと実が赤くなってきました。
晴れた日を狙ってついに収穫です!「見てみて!」とテラスの前にプランターを運ぶと、“何なに?”と興味津々で部屋の中から出てきた子どもたちはあっという間にプランターの周りに集まりました。
「これなーんだ!」と1番赤くなったトマトを収穫して見せると“何だろ?”“何だっけ?”と首を傾げていました。中には「あかっ!!」と真っ赤になったトマトの色を答える幼児もいました。「トマトよ」と言うと“そうだ!”とひらめいたような顔を見せ、口々に「トマト!」「トット!」と指を指しながら笑顔で言っていました。オレンジ色のトマトはもっと赤くなったらとろうねと約束しました。
月齢の低い子ども達もずっと見守ってきたトマトが赤くなったのを見て嬉しそうにしていました。身近でもなかなか体験できない収穫を通して、“こんな風にトマトはできるんだ”と何となく感じてくれ、それが食育へと繋がればいいなと思いました。
暑い日が続き、子ども達も自分からお茶を飲むことが身についてきています。また、誰かが飲んでいるとすぐに“自分も”と水筒を持って集まってきてみんなでお茶を飲む姿はとてもかわいらしく微笑ましくなります。
これからもしっかりと水分補給を促すと共に引き続き換気·消毒をし、コロナ感染対策を行いながら益々暑くなる夏を子どもたちと一緒に乗り越えていきたいと思います。
コメント (「あか」になったよ ひよこ みかん組 青木千雅 はコメントを受け付けていません)