幼稚園の日記(ブログ)

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2022年6月26日 日曜日

6月も残りわずかとなってきました。梅雨のあい間は30度を超える夏日となり、水遊びを楽しんでいます。また、雨上がりの園庭では湿った土の感触を確かめるかのように、園庭をかけ回ったり雨の日は室内で踊ったり新幹線や車に紐を通して散歩をしたりなど気にすることなく生活しています。

今週は雨の予報が出ていましたが、この日は曇り!!子どもたちは園庭で遊べるのが嬉しくて、自分の靴を探してきて一生懸命履こうとしていました。そして玄関が開くと世界が広がったかのように全力で走って砂遊び・カート・ボールなどの所へ散っていきました。遊んでいる途中、保育教諭がボールを拾って楽しそうに遊んでいると、みかん組のK君がやって来てスプーンにボールをのせてカゴに入れようと運んでいましたが、途中、落としてしまいました。しかし、諦めることなく自分で拾って再度挑戦していました。何度も何度も落としては諦めることなく繰り返しカゴの中に入れることができました。その姿を見たR君はおたまにボールを入れて運び始めました。1つボールが入ると大喜びで保育教諭とハイタッチをしていました。その様子を見ていた子どもたちは次第に集まって来てボール遊びを楽しんでいました。

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これまで遊びの環境が大切なことは分かっているものの、子どもの興味や発達の時期など予測ができなくいろいろな物を出していましたが、今1つ遊びに発展性がなく、飽きてきて次々に移っていたり棒立ちしている子が見られていました。身近な物を使うことで子どもたちは興味を示し、目を輝かせながら関わっていくことに気が付きました。子どもたちは物珍しいものに興味を示しますが、本当は水遊び・泥遊びなど様々な遊び方ができる物の中で気づいたり・発見したり・不思議に思ったりして発展させ、学んでいくことに気付きました。保育教諭もそんな子どもたちの姿を観察し「こ・ど・も」を知っていきたいと思います。

 

保育園では週に1回スポーツダンスがあります。スポーツダンス=踊り?というイメージを持たれている保護者の方が多いと思いますが、踊りではなく講師の先生がサーキットを作り、その中を前向きや後ろ向きで歩いたり・ボールやコーンのお片付けなど楽しく体を動かして心身の発達を促し、生活に必要な習慣も自然に身に付けさせていきます。れもん組の子どもたちはスポーツダンスが好きで講師の先生を見ると「キャー」と声をあげながらマットに座ります。少し時間があると講師の先生とコミュニケーションをとっています。さて時間になると頭をペコッと下げて朝の挨拶をし名前を呼ばれると、元気に手を挙げてお返事をします。恥ずかしくてなかなか手が挙げれない子・自分の名前ではない時に手を挙げる子もいますが、それもいつの間にか理解してできるようになります。点呼が合わると先生と距離を縮めるために絵本からアンパンマン探しをします。月齢が高い子どもたちはアンパンマンが分かっているので、いたずらっぽく違うキャラクターを差してオオカミ先生をからかって喜ぶ姿も見られます。アンパンマン探しが終わると待ちに待ったサーキットです。音楽と共に歩きながら輪っかの所をウサギに変身してジャンプをしていきます。中にはジャンプが難しく、輪っかと輪っかの間をまたいでいる子もいますが、やろうとするその気持ちが大切なのです。自分たちで遊んだものは自分たちでお片付けをしてお・し・ま・い・です。

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この活動が幼稚園児になると自然に身に付いて将来はあのたくましい年長児へと育っていくのです。あの根っ子がこの子達であることを成長した幼稚園児を見る度に誇らしくなる保育教諭たちです。

 

 

 

 

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