幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

2022年6月12日 日曜日

6/11土曜日に開催する予定だった同窓会&卒業おめでとう会は、あいにくの雨により、本日6/12に変更して行いました。と、いうものの今年の同窓会は例年の園舎ではなく、卒園児がまだ園児だったころに始まった屋外遊ぎ場の工事が無事終わり、(本当のことをいうと、まだ計画中の新遊具があるのです・・・!)「さんさんらんど」という素敵な名前がついたこの場所のお披露目会も兼ねているのです。

IMG_6895

「おはよ~!」「お久しぶりで~す!」「せんせ~い!!会いたかったよ~!」・・・ちょっぴり背が伸びて、お顔も少し大人っぽくなっているものの、マスクの上のかわいい目はそのままです。「〇〇くん?」「あれ?〇〇ちゃんじゃない?!」私達教師も嬉しくなって思わずハイタッチを求めに行ったり、肩を抱いたり・・・。幼稚園の頃と変わらず、「きゃ~!」とスキンシップを取ってくれる子、ちょっぴり恥ずかしそうにしながら「はいはい。」と言いつつ、まんざらでもなさそうな子、どの子も変わらずかわいくて嬉しくなりました。

D3CF506E-A920-4082-ACEF-9A6770B0B1CAIMG_6903IMG_6924

さんさんらんどの長いローラー滑り台はもちろんですが、小学生には築山が大人気で驚きました。懐かしいのか、きゃっきゃと寝転んで遊ぶ姿は5歳、6歳のまんま!

3FF5B1AE-7D9C-40E4-A8B4-2D19E28AF6E8IMG_6997IMG_207625318A5C-8048-4CA2-A281-776ECA3CCDD0F5D784AF-6E25-428B-B2A2-32D795B507E5IMG_2121FDC11EB4-5E07-49F5-9172-4E8120FC150C

午後からは現中一の子たちを招待して「卒業おめでとう会」を行いました。実は、わたし、大学を出て三葉に来て初めてクラスを持たせてもらったのが現中一の子たちのプレ年少でした。

集まって早々、「…お名前は?」と聞かなければならない程、すっかり大人の中学生たちに驚きを隠せませんでした!中学生になって私よりも随分背が高くなった子どもたちに「先生、写真撮ろー♪」と気軽に声をかけてもらってなんだか嬉しくて、今にも涙が出そうになるほど良い再会でした。

中学生たちに「さんさんらんどで遊んでいいよー!」と声をかけても駆け上がるのは数人。その様子を見て園長が「みんなは遊ぶよりもお話したり顔を合わせたりする方がいいよね?」「じゃぁ幼稚園にあがろうか!」と提案してくれました。バスに乗ったり階段を上がるたびに「うわー!懐かしい!」「学校の階段もこんなにかわいかったらいいのに!」「幼稚園の匂いがする!」「オレ、三葉に来てる時が1番楽しかったわー」「オレも!」「わたしも!」とつぶやく言葉がどれも嬉しかったです。自己紹介をしたり、おやつを食べたりしてあっという間に解散です。テントを運んだり、椅子を運んだり、教師の手が足りないところを見て、さっと手が伸びてくる姿に三葉っ子魂を感じました。「幼稚園の頃から全部先生たちとみんなで遊んで作って助け合ってきたもんね。」と後から教師たちで嬉しいね、あんないい子達に育ってくれたんだね、としみじみ語り合いました。

IMG_2536IMG_2540IMG_2553E12626FC-5F82-4AC1-9B97-D313AB4397B5C805139B-1FD7-41E4-A00F-BF482B2CBC91IMG_2568

みんな覚えておいてね。先生たちはずっと幼稚園で待っていること。“思春期”の今、大人の言うことやすることに、腹が立ったり、え?!って思うこともたくさんあるだろうけど、長い目で見たら大人の言ってることもわかるようになるよ。でも三葉っ子は三葉っ子らしく!友達や仲間を大切に、三葉の出会いを大切に、これからも頑張ってね。

411FEF64-9BE2-4893-AE65-6AD5A855997C7225118D-0371-45D8-9EAB-890381325CC016598074-AB8B-4B35-8CB2-CD0690DA2DB6IMG_7013

古森先生がお話してくれている間、うんうんと頷いて真剣に聞いているみんなは流石でしたよ!ずっとずっと応援しています。

小学生のみなさん、中学生のみなさん、お父さん、お母さん、今日はありがとうございました!

トラックバック
コメント (「晴れてよかったね!同窓会」  富田瑞穂 はコメントを受け付けていません)

2022年6月12日 日曜日

6月7日 火曜日の朝
園庭の真ん中の大きなテントの下で古森先生や幼稚園の先生方がエプロンを着て忙しそうに何かを始めていました。
ひよこ・もも組の子ども達も吸い寄せられるようにテラスに出ていきその様子をじっと見ていました。どうやらフライドポテト屋さんが開店するようです。
いつもと様子が違うことを「見て見て」と言わんばかりに指差して教える子もいました。
しばらくして園庭で遊んでいると「ひよこさんもそろそろおやつの時間よね」と古森先生から声をかけてもらいました。そこで何人かを誘って、見に行くと大きなお鍋の中にはいっぱいの油が入っていて、そのお風呂の中には幼稚園のお兄さんお姉さん達が収穫してきてくれたじゃがいもが泳いでいました。
初めての光景をかぶりつきで見ていると、揚げたてのポテトをみんなの口に古森先生が1かけらずつ口に入れてくれました。言葉にはできない小さな子供達ですが、すごくいい顔でみんな口を開けて待っていました。食べ終えた子もまた口を開けて待っている姿が可愛かったです。その後ゴザを敷いて、みんなで手を消毒して1個ずつ手に乗せてもらって食べました。自分の分を食べてしまうと、となりの子のものに手をつけようとする子もいる程の人気でした。
いつの日かこの子達も自分達で掘ったじゃがいもを特別な思いで食べる日が来て、三葉の食育が受け継がれていくことを思うと、心温かくなりました。

DSCN1798DSCN1768DSCN1794DSCN1785

食べることが大好きな子供達は毎日手作り給食を美味しく頂いています。1日の生活の中で、1番静かで平和な時間が流れます。平均年齢が1さい2ヶ月位のもも組なので、手づかみの子が半数ですが、誤嚥のないよう保育教諭は細心の注意を払いながらも自分で食べようとする意欲を大切に見守っています。
食後は、顔・手・足に米粒や野菜などがいっぱいついていて、「どこで食べたの?」と笑いが出てしまいます。
全身着替えを必要とする子もいます。そんな中でも少しずつスプーンに慣れ、自分が自分がと保育教諭の援助を嫌がるようになってきています。

DSCN1749 DSCN1841DSCN1752DSCN1840DSCN1756DSCN1839DSCN1751DSCN1838DSCN1754

梅雨が近付くなか、夏日の日も多くなり、気温の高い日はテラスに泥舟を出して水汲み遊びをしています。
廃材カップに泥舟に溜めた水を上手に汲み入れ、手の上に落とし、水の音や感触を楽しんでいます。K君はまだつかまり立ちですが、泥舟の前に寄りかかるようにして水の入ったカップを両手に持ってしっかり立っているのには驚かされました。
M君はカラーボールをすくおうとカップを動かして悪戦苦闘していましたが、諦めてカップを逆さまにして、手づかみでカップの底にのせていました。
そこで、カップより大きいバケツだったら入れられるだろうと思いバケツを渡すと、上手に入り得意顔で見せてくれました。
保育教諭が褒めると、次はS君が頭にバケツを被って見せてくれました。
そしてM君はバケツでコツをつかんだのか、スムーズにもとのカップにボールを入れられるようになっていました。
そのすきにHちゃんはいつの間にか泥舟の中に入りこみちょこんと座っていました。

水や指先を使う遊びは、脳の発達にいいと言われますが、知恵を絞っているのだろうなと思われる場面が色々とあり、あまりの可愛さに笑いが出たり、感心させられたりしています。
これから本格的な暑さがきます。体調管理に気を配り、いっぱい食べて楽しく水遊びをしていきたいと思います。

DSCN1837

DSCN1831

DSCN1827

DSCN1825

DSCN1821

DSCN1804DSCN1802

トラックバック
コメント (「食べるの大好き」 ひよこ・もも組 松末華来子 はコメントを受け付けていません)