幼稚園の日記(ブログ)

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2022年6月22日 水曜日

昨日は雨水遊びがとーっても楽しかった子どもたちは、「明日も雨降りますよーに。」と祈りながら降園する姿がありました。

さて、今日も雨かな~と外を見てみると…残念ながら曇り空。

そんな天気を見て、教師たちは「今日は雨水遊びはできないな。」と昨日楽しんだ雨水テントの環境を全く違うものにしようとしていると、古森先生が「その環境は今じゃないんじゃない?」と一言。すると、小さな三葉っこ先生たちが安心したように、昨日集めた雨水をせっせとたらいや泥船にバケツリレーを始めたのです。「もう先生たちじゃなくてみんなにテントの準備を任せたよ!」と古森先生から公認をもらうと、「魚釣りしたいね。」「魚ありませんかー?」「ボールすくいとかどう?」「あそこまでプール運ぼう!」と失敗を恐れない子どもたちは、次々にアイデアをどうだ!と言わんばかりの顔で提案して自分たちの遊び環境を作っていきました。

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昨日から溜めていたすべての雨水を分けきると…いくつか空っぽのプールが残りました。そのプールをどうしたものかと子どもたちが頭を悩ませていると、向こうから「給水車でーす!!」と長いホースが緑テント下にやってきました。すぐにAちゃんがそのホースをもらって握ると、近くにいたM先生にバシャッと水が直撃!!かけられた先生はたまったもんじゃありませんが、その場にいた子どもたちや他の教師やはお腹を抱えて大笑い。そんなハプニングもありましたが、子どもたちの力で次々に準備が進んでいきます。給水ホースをもって各コーナーへ「水足りませんか?」と声を掛けて回るSちゃん、魚釣り用の魚を嬉しそうに選別するNくん、ボールプールが密なことに気付き2つに分けるEちゃんグループ、緑テント下に集まる子どもたちの目の輝きはキラキラしていて、みんなが自分の役割を自分自身で見つけていたのです。予測をして、全体を見て、子ども同士で声を掛け合う姿にすごいなと感心するばかりです。教師たちも社会で生き抜く力をどんどん身に付けている子どもたちに負けてはいられません。

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たくさんの共同から生まれた雨水コーナーでも教師たちの「三葉っこってすごい!」と親バカが止まりません‼

黒い太めの蛇腹ホースを使った噴水コーナーでは、片方の口から水を入れ、もう片方の口から水が出てくるのを楽しんでいました。それを見たT先生が「私もっと高く持てるよ!」と片方の口をひょいっと持ち上げると…低い方の口からビシャ!!!水がみんなに本当の噴水のように飛び散ってきたのです。すると、子どもたちはキャッキャッと大喜び。そして、何かを思いついたのか子どもたちの顔が、いたずらをするニタリの顔にかわっていきます。高ければ高いほど、水がかからず、反対の低い方の口から水が飛び出ることに気付いたのです!どちら側も水をかかる訳にはいかないと、どんどん出口を競争で持ち上げていき、いつしかテントについてしまうと心配になるほど背比べになっていました。最後に、両方の口を同じ高さにすると、水が同じ量になり飛び出てこないことにも気付くことができました。

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またまた、ボールすくいのコーナーでも研究が進んでいました。2つの泥船の間に雨どいを置いて、ボールを渡そうとしていますが、角度もついておらず、水を落としながら少しずつ動かしていましたが、水の力だけでは何とも進みません。すると、年長さんがさっとブロックを用意し、流したい方向に角度をつけたのです。それだけでもすごいのに、子どもたちの知恵はそれだけでは止まりません。水が少なくなっていると泥船を斜めに傾け、友達が最後まで水がくめるようにする子が出てきました。そのおかげで、片方の泥船はスッカラカン。「どうするのかな、これで終わりかな。」と教師が様子を見ていると…いやいやそのままでは終わりません!!反対のボールがたくさん入ったほうから水だけをバケツに入れ運んでくるではありませんか。

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今日は緑テントの下で子どもたちに大切なことをいっぱいいっぱい教わりました。そして、そんな三葉っこたちの足を引っ張らないように、私たち教師も成長しないといけないと感じさせられる素晴らしい1日となりました。

 

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毎日毎日、子どもたちが繰り出す、楽しい遊びの中に知恵と工夫と発見があり、教師たちの思いもしなかった学びが出てくるのです。子どもたちの育ちは教師の育ちであり、子どもと共に育っている自分に気付かされます。明日から昨年大流行した子どもたち待望のペットボトル水鉄砲も始まります。教師たちは子どもたちに負けないゾー!!と職員室で気合を入れて明日に臨んでいます。

 

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コメント (「晴れても雨水遊び⁉」 くま組 髙松由衣 はコメントを受け付けていません)

2022年6月21日 火曜日

 昨日カレーパーティーをたっぷり楽しんだ子ども達は今朝もウキウキした足取りで登園してきました。それは、雨の日は雨の日で子ども達が夢中になって遊ぶ「あそび」があるのです。まず、子ども達は登園してくると自然と戸外の固定テント下へと集まってきます。どんなものかというと、、子ども達だけで開かれる雨水遊び「あめあめパーティー」なんでも自分達でやってみせて、教師の手なんて借りません。教師達は子ども達の雨水遊びの邪魔は勿論タブーなのです。(教師達が仲間に入れて〜状態です、、、)子ども達は、まず雨水の音で雨の強さを感じ取り、色んな形や大きさ、質の容器を用意すると屋根から落ちてくる雨水の下に置いて「ポトッ、ポトッ」「カン、カン」と色んな音を奏でる雨水の音を聞きながら次々に容器を持ってきては、音色を楽しんでいました。

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 少しずつ溜まっていく雨水は容器いっぱいになると大きな桶へと移していきます。小さい容器のまま運ぶ子がいたり、バケツに移し替えて運ぶ子がいたり、方法は様々です。年長児になると樋をどうにか安定させて雨水の流れを変えるための方法を考えていきます。また、一方では雨水が溜まってきた桶から他の入れ物に水を移すいつも通りの水汲み遊びも始まります。

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 年長児の様子を見ていたさくら組のYくんは、ひしゃくを裏返して斜めにすると取っ手の部分が樋のように流れることに気が付きました。水が流れる下の部分には受け皿を用意し、水が溜まるミニチュア樋を作っていました。

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 別の樋では「金魚すくい〜!」ときりん組のKくんが廃材を金魚に見立てて流していました。流すのには、落ちてくる雨水だけでは水圧が足りないという事でKくんは水を汲んで上からも流していました。でも新たな問題が出てきたのです。流れが速くてすくえない、、、。と悩んでいるとSちゃんがすかさず水を汲んで代わりに水を流します。

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 しばらくして見に行くと「金魚、魚、イルカ」の3種類3匹になり、その分水圧が必要になって友達を呼んで手を借りて流していました。

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 雨が強くなってきて、テントの屋根に溜まる雨水の量が増えてくると、最初は「ここが怪しい〜怪しい〜」と目を光らせて探していた屋根にできた水溜まりがやがて筒で突いても突いても溢れる雨水になり、大盛り上がりです。

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 そんな中、大変な事件が、、、。テントの屋根の雨水を落とすために使っていた筒は実は硬めの段ボールで出来ていたのですが子ども達は硬くて丈夫なこの筒が壊れるとは夢にも思っていなかったのです。実は、教師達は筒の色が変わってきているのに気が付いていて、もうすぐその筒に水が染みて壊れるだろうとヒソヒソ話していたのです。そして水を含んで色が変わるとともに重たくなって、ついに先が破れてしまいました。「あ〜」と声を上げ、少ししょんぼりする子ども達でしたが、すぐ解決策が浮かんだようです。りす組のRちゃんは、破れている方を下にして筒を逆さまにするとまた勢いよく押し出せると気付き、何度も水溜りを突いていました。3本あった筒がついに3本とも折れてしまいましたが、短くなった筒をそれぞれが工夫しながら使っている様子を見た年中児も加わって来ましたが残念なことに身長が足りません。そこで考えたのは椅子の上に立つことで届く事です。1本の筒を椅子に乗ったり、ジャンプしたり、投げたりしながら1回ずつ仲良く交代して挑戦して楽しんでいました。その姿がとても可愛く、それと同時に自分で何とかやり遂げようと知恵を働かせて目的を達成する強さに感心させられました。

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 雨の日に雨水でここまで遊べる幼稚園だからこそ何にでも挑戦し、やり遂げることの出来る子どもが育つんだと教師達は自画自賛?していました。全身を使って楽しみ、様々な体験をした雨水遊び。子ども達の発見、発想に今日も驚かされました。「明日も雨がいい〜!」と満足そうに帰っていく子ども達が次はどんなことをしてくれるのか楽しみです。今日、洋服をしっかり濡らして帰った子が沢山いました。お洗濯宜しくお願い致します。話もたくさん聞いてあげてください。

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コメント (「あめあめパーティー、、?」 りす組 大隅咲 はコメントを受け付けていません)

2022年6月20日 月曜日

「今日はカレーパーティー‼︎」朝のバスでも楽しみで大盛り上がりの子ども達。年少児も先週の園長の放送をよく聞いていた子ども達が、「先生‼︎エプロン持ってきたよ‼︎」と教えてくれました。年長児になると自分達で忘れ物のないように紙に書いて持ち帰ります。先週の田植えでも服装や日程変更などを自分たちで手紙に書いたりしっかり言葉で伝えたりしていました。教師からの伝達を覚えて帰って自分で『伝える』ことも大切です。今後も子ども達が教師からの伝達を『伝える』こともたくさんあるかと思います。そんな時は信じてみてください。自分の言葉で一生懸命伝えます。きちんと伝わらなくとも、伝えようとする姿を認めていきたいと思います。

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さて、子ども達が登園してくる頃、園庭の真ん中にガスコンロが用意され、キッチンコーナーができていました。「早くおいしいカレーを作ろうよ。」「カレーパーティー始まってるよ!」「もうエプロン付ける?」とワクワク、ソワソワ!!準備が整い、いざカレー作りのスタートです。1番にエプロンを付けてきたのは年長さん、今回、切るのはじゃが芋、人参、玉ねぎです。お手本サイズを真似て上手に切っていきます。続けて年中さんも切っていき、「上手に切れたよ!」と満面の笑顔です。

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そして、今回、園長の発案で年少とたんぽぽ組の子ども達はキュウリを切ってサラダ作りにチャレンジです。「どんな大きさになっても大丈夫だから、手伝ってくれるかな。」と園長に言われると「ハーイ!」と眼がキラキラです。手を切らないかと教師の心配をよそに「トントントントン♪」と上手に切って「できたー!」と大満足でした。

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年中、年長さんが切った野菜は順番に園長が待ち構える大鍋に移されていきます。子ども達の役割はまだまだ続きます。

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油が入った鍋に火がかけられ、肉と野菜を炒めていくと、ジワーっと水分が出てきます。園長の動きに敏感な年長児は何かを入れようとするすぐに「それ何入れよん?」と質問攻めです。塩を入れた時には、「塩を入れると野菜の中の水が出てくるんだよ。人も塩を食べすぎると血がドロドロになってしまうんだよ。」と今日も科学を学びました。

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切った順に大鍋4つ火をかけたことで、途中ふたを開けると、1番先に火にかけた鍋は白くシチューのような色に、2番目の鍋はうっすら野菜の色がしみ出て、3番、4番目の鍋はまだまだ水です。それを見たS君は「絶対あの鍋がおいしいはず!」と野菜とお汁の出汁に気付いていました。その後も、煮込み、グツグツなると、「野菜が踊ってる!」と一緒に踊りだす子どもと先生達。園長が味見をするのをジーッと見ている子ども達、首をかしげて調味料を手に取ると「まだみたいやね。」何度か味を付け直してくれる度に園長の表情に大注目!最後にうなづき、おいしい顔の園長を見て思わず「おなかが空いた~。」と声がもれるH君がいました。

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その後、年中、年長さんで自分の食べる量の水を1人ずつ入れ、もう1度グツグツ煮て、待ちに待った大仕事!味見の時間です!園長が味見しているのを見ていた子ども達は、味ができると知ると「ヨッシャ―!」と大喜び!!なんで味見ってこんなにおいしいんでしょうね!?今日はカレーのルーを入れる前の野菜スープを子ども用スプーン1杯ずつ小皿に入れてもらって口に入れるとみんながみんな「このシチューおいしー!」「もっと~!」「おなかが空いた~!」まだ9時半だというのにという声に変わります。そして、ルーを入れさらにグツグツ煮てもらっている間に食事の準備をしていると、ピンポンパンポン「いよいよカレーが完成しました。」と放送があり、まだまだ「イェーイ!」と大盛り上がり!園庭にテントを広げカレーパーティーの始まりです。いつもと違い、ライスでなく『ナン』をかけて食べるということも特別感が高まります。

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そして、やっぱり自分たちで植えて、収穫したじゃが芋や玉ねぎを自分たちで切って、煮てもらって、味見をしたカレーは最高です。いつも以上に「おいし~!」の声とほっぺが落ちそうな笑顔が沢山のカレーパーティーになりました。食事の途中、年中さん、年長さんに「キュウリおいしかったよ!!」と言ってもらったたんぽぽ組と年少組の子ども達にとってずっと忘れない経験になったと思います。

気づけば朝から丸1日がカレーパーティーとなった今日、「最高の1日だったね。」「今日のカレーおいしかったね!」と1人ひとりそれぞれの思いを表現してくれていました。きっとお家でもいっぱいいっぱい話してくれると思います。ぜひ聞いてあげて楽しんでください。

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コメント (「1日ずっとカレーパーティー♪」 ちゅうりっぷ組 河野拓成 はコメントを受け付けていません)

2022年6月19日 日曜日

梅雨入りが発表されたばかりですが、雨の日もありつつその合間になんとか戸外でも遊ぶことができるお天気で、体力があり余る子どもたちは汗をかきながら元気いっぱい戸外遊びを楽しんでいました。しかし体力的にはまだ暑さに慣れていないこの時期は、熱中症などの心配もあり十分な注意が必要です。子ども達の表情や動きを観察しながら、換気、水分補給などを行いながら時間を考えて遊ばせています。

最近のれもん組の戸外遊びメニューは汽車の遊具から幼児用波型滑り台、そして築山へのフルコース!波型の滑り台は、順番に滑ることも覚え座って待っていたり、保育教諭の合図を聞いてから滑ったり、簡単な約束事も守ることができるようになりました。

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滑り降りると築山に向かい、自分で靴を脱いで我先にと登っていきます。今ではすっかり慣れて手をつかずに登ったり、腹這いや後ろ向きなど好きな滑り方をしたり、時には立ったまま歩いて降りようとするなど、ヒヤヒヤさせられることもあります。頂上では、TくんやYちゃんが「せんせー、みてー。」とコロコロと気持ち良さそうに転がっていました。

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そして、テレビ撮影があった木曜日は幼稚園児たちがたくさんさんさんらんどに遊びに来ました。Tちゃんは築山の頂上からさんさんらんどを見上げて「おーい!」と手を振っていました。「どんな気持ちで手を振っているのかな~。」と思って眺めていましたが、ひよこ組さんたちも幼稚園に進級してお兄さんお姉さんになったら、展望台から手を振ってくれるのかな~と、その時が楽しみになりました。たくさん遊んで「よーいどん!」で園舎に帰りながら、今月初めに本園舎に帰るという話もありましたが、のびのびと身体を動かして遊ぶ様子を見ていると、もうしばらくこの遊ぎ場での生活を楽しみたいなと改めて思いました。

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身体を動かすことが大好きな幼児たちですが、室内ではクレヨン、廃材遊びなどにも興味を持って楽しんでいます。また絵本も大好きでよく見ています。電車・食べ物・虫など様々ですが、「せんせー、これなに?」「これは?」「みてみてー」と同じものでも何度も聞いてきます。「これはね・・・。」と答えると、満足そうに立ち去りそしてまた同じことを聞いてきます。乳幼児期は知りたい!の気持ちもあるのですが、保育教諭との言葉のやりとりを楽しんでいるのです。このような時は面倒くさがらないで何度でも相手をすることが大切です。絵本の中に食べ物が出てくると、指でつまんで口元に運んでくれます。「おいしー。」と言うと、エンドレスで食べることになりお腹いっぱいになるまで終わりません。1~2歳児ならではのそんなやりとりもかわいらしいものです。また、1人が壁にもたれて座り絵本を広げると次々に絵本を持って集まり並んで座って同じように開いて見始めます。それぞれの絵本を見て、何かやりとりがあるわけではあまりありませんが、互いの様子をちらちら見ながら真似したり、一緒にいる安心感を味わったりしています。この日は突然Sちゃんがアンパンマンの手遊びを始めました。「アンアンアンアン・・・」と始めると隣にいたKちゃんもつられるようにやり始めました。最後の「ビーム!」をするとまわりの子たちも一緒になって笑い合っていました。

れもん組では給食前やお昼寝前などに、保育教諭が絵本を読んでいます。単調な言葉の繰り返しにある絵本や乗り物、動物が出てくる絵本が子ども達のお気に入りです。何度も同じ絵本を読みますが、初めて見るかのようにくい入るように見ていたり、反応も毎回違っていたりと読んでいてとても楽しくなります。ご家庭でも、お忙しいとは思いますが、梅雨のおうち時間に子ども達と絵本の世界を楽しんでみませんか?

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これからの雨の季節、園でも室内で過ごすことが多くなりますが、1人ひとりの体調や感染症予防に気を付けながら、子ども達の興味や好奇心を満たすことができるような遊びを考えていきたいと思います。

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コメント (「築山から何が見えるかな?」 ひよこ れもん組 山岡由紀子 はコメントを受け付けていません)

2022年6月17日 金曜日

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駐車場から幼稚園までの道に横断歩道ができました。実はこれは、朝の送迎の渋滞を少しでも解消するために園長が考案した対策です。子どもたちを安全に通行させるためにどのような対策が良いのかまた団地の方に迷惑をかけないで済む方法を!と考えたのです。横断歩道に立っている保護者と子どもがいると保護者の車がさっと停まってくださるのです。横断旗を持って横断歩道を渡るとその旗は、お父さんお母さんに渡して元の位置に戻してもらうのです。そうすることで送迎時間が短縮されてそれが少しずつ積み重なりものすごく車がスムーズに流れています。この方法を続けて少しでも送迎の渋滞を改善していきたいと思います。どうかご協力お願いします。

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さて、今日は年長さんの田植えでした。先日園内田植えを経験した年長さんたちは、いよいよ「田植え本番」という事でとても楽しみにしてバスに乗り込んでいました。

レインボーファームではお世話をしてくださっている堀内さんところのお兄さんのまなぶさん、伊勢さん、田中さんたちと役員さん方が待ってくださっていました。幼稚園の小さなタライの田んぼと違ってそれは広く果てしなく広がり、その広い広い田んぼに水が入っているのを見て子どもたちは大歓声!!「わくわくするね~」「すご~い♬広いね」と言っていました。さつまいもの苗植えで見た田んぼは水が入っておらず、景色が全く違っていることに驚いていました。さて、いよいよ子どもたちが田んぼの中に入り、苗を植えます。

田んぼに足を入れた瞬間、ぞう組のAちゃんは、目をまる~くして動けなくなってしまいました。先生や役員さんたちから「大丈夫~!」「がんばれ~!」「しっかり~足あげて~」と励まされ、歩き出すことができました。役員さん方も手を差し出して助けようとしましたが・・・・・そこは、「できる!できる!」「自分の力で!」というみんなの励ましのもと、全員嫌がることなく田んぼに入ることができました。園長との「足が抜けなくなっても泣きません!!」の約束も守れました。

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そして田んぼに貼った紐の印のところに苗を一株ずつ植え、全部で1人4株植えていきました。園内で練習した成果があり、今年の年長さんは、園長に教えてもらった通りとても上手に植えることができていました。中には緊張のあまり手がかちんこちんに固くなってしまった子もいましたがどうにか年長児全員無事に餅米の苗を植えることができました。

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そして、最後の田んぼに堀内まなぶさんが田植え機で苗を植える様子を見せてくれました。機械の「植えつけ爪」(苗を植える手の代わりになる部分)がみんなの手と同じ動きになって、カシャンカシャンと苗を植えつけていきます。その動きがリズミカルでとても面白く子どもたちは思わず自分の手を同じように動かしていました。それを見た堀内さんも同じように手を動かして見せてくれました。ひとつひとつの動きに大歓声を上げる子どもたちに機械を方向転換させる時には、前輪をあげるパフォーマンスまで見せてくれました。

こうして田んぼの堀内さん、レインボーファームの方々、役員さん方のおかげで、年長児たちは無事にもち米を植えることができたのです。10月には収穫!12月には収穫したもち米でおもちつきをします。

帰りには、「堀内さ~ん。まなぶさ~ん。ありがとう!もち米よろしくお願いしま~す!」と言って、レインボーファームを後にしました。帰りのバスでは園長から「空気がきれいなのはどうしてか?皆が呼吸をして吐いた汚れた空気を木や草が吸って、きれいな空気にしてくれているんだよ。」「田んぼにいたみみずやたにしも草を食べたり、うんちが肥料になったりしてみんなが助け合って生きているんだよ」という話をしてもらいました。

自然は、本当にたくさんのことを教えてくれます。子どもたちの『なんでだろう?どうして?』をこれからも大切にしていきたいなと思いました。

 

 

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コメント (みんな助け合って生きている♪(年長・田植えより)  吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)

2022年6月16日 木曜日

何度行ってもわくわくするさんさんらんど。そして何度でも行きたいと思うさんさんらんど。今日は昨日までの雨もやみ、快晴!さんさんびよりです。年長(ぞうとくま)、年中と年少は一緒に(うさぎとさくら、ぱんだとひまわり)9時30分頃に園を出発して屋外ゆうぎ場へ行きました。

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初めての屋外ゆうぎ場へ行った時は(この時も年中さんと一緒に行ったのですが)、入園してまだ1ヵ月だったということや歩き慣れていないということもあり、年中さんの歩く速さについていけず、途中で草履等が脱げて立ち止まったり、転んだりして前のお友達との間が大きく開くなど大変でした。それからもう1ヵ月、その間駐車場やポンタ農園に年少だけで散歩しながら歩くことに慣れてきたこともあり、今日の屋外ゆうぎ場への道中は、年中さんのスピードでも靴や草履が脱げたり、こけたりすることなくついていく事が出来、子ども達の成長を感じ、とても嬉しく思いました。屋外ゆうぎ場では、新園舎で生活している保育園のお友達が先生と一緒に遊んでいました。それを見ると「おはようございます」と元気に挨拶出来る子もいて、何度か屋外ゆうぎ場へ行くことで、そのような態度も身についてきたのだと思いました。さんさんらんどに到着して水筒を置くと、みんなで一度集まり、園長先生のお話を聞きました。「坂の芝生は赤ちゃんなので、みんながどんなところでも登っていくと、芝生が力を合わせて頑張る力が小さい為、ダメになって、緑の芝生にならないこと、大丈夫になるまでは絶対に入らないこと等」をもう一度みんなで確認して遊び始めました。その話をしている頃、あいテレビさんが来てくださいました。そしてさんさんらんどで楽しく遊んでいる子ども達、にこにこのこぼれるほどの笑顔で遊んでいる子ども達をたくさん撮ってくださいました(7月の金曜日のあいテレビ、6時台の天気予報のバックで流れる予定)。いつもなら人なつっこい三葉っ子達、テレビの取材に来ると、すぐ近くに寄っていって「何しに来たの?」「自分たちはこんな事をしているんだよ」等々、親しく話しかけていくのですが、今日は大好きなさんさんらんどで少しでも沢山遊びたいと誰一人取材の方に近寄ることなく遊んでいました。「あっちへ行っていい?」「わぁ~!」と何度も滑ったり、汽車の遊具にのって上手に渡ったり、築山では横になってゴロゴロ転がったりして楽しんでいました。「楽しかった‼」「また行こうね」と言いながら帰り始めると、取材に来たあいテレビさんに「バイバイ」と手を振っていました。出発してしばらく歩くうちに疲れが見え始め、トボトボ歩くようになりました。「もう少しで園だよ」「幼稚園まで頑張るぞ~‼」「あっ!幼稚園だよ」と声をかけながらやっと園まで帰ってくることができました。

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やまの山(さん)、三葉の三(さん)、サンサンと輝く太陽のSUN(さん)、land(らんど)は土、国等の意味がありますが、もう一つ”ユートピア”という意味もあるそうです(ディズニーランド、ネバーランド等)。三葉っ子にとって夢の遊び場・さんさんらんどとして定着してほしいと思いました。

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もう一つ”おまけ”の報告です。2日前に園内で年長さんがたらいに田植えをしました。そこに今日、緑のネットが付きました。おおきくなぁ~れ。

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もう一つ、昨年保護者から頂いたひょうたんが実り、M先生がそこからとれた種を植えることにしたのでした。それを察知した子ども達が集まって来て、土を持ってきて入れようとすると、土の中から大きなミミズが出てきました。驚いている子ども達にM先生が「この土は栄養がたっぷりなんだよ」と話していました。「何 植えるの?」と問いかけると、「お花」。「何のお花?」「う~ん?」「あっ!ひょうたん」と教えてくれした。今年もひょうたんが出来るが楽しみです。

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コメント (あいテレビさんが来たよ   ひまわり組 谷川幸実 はコメントを受け付けていません)

2022年6月15日 水曜日

昨日年長児は田植え本番に向けて園内で田植えの練習をしました。今まで色々な植物を観察し育ててきた子どもたちはその度に古森先生から色々なことを関連付けて話を聞いてきていたので「お米の苗を植えるんだけど、お米にも種類が2つあるけど分かるかな?」と古森先生から質問されると子どもたちからは即答で「お米ともち米!」と答えが返ってきていてさすがだなと感心しました。古森先生のお話はその後も楽しくて苗の持ち方も手の指をアヒルの口のようにして「みんなのこの指はトマトを支える棒と同じでお米を植えるときに苗が折れないように支える棒の代わりなんだよ。だから優しく丁寧に植えてね。また田んぼの土は畑の土や砂場の土とは違ってどろどろなんだよ〜」と言うと足を入れてみたいと手を挙げたH君を抱き上げてドロドロの田んぼの中に立たせました。ズブズブ〜と足が入っていく様子を見て「うわー!膝まで入った!」と歓声を上げた子どもたちは「だからズボンも服も短いのじゃないといけないんか!」と理解していました。楽しく分かりやすく話をしてもらったあとはきちんと理解して各クラスの田んぼに一人一株ずつ植える練習をしました。丁寧にと言う事を意識しすぎて苗を土にさした後また手に持ったまま持ち上げる子や「すーーーっとね」と声をかけながら古森先生の真似をして植える子など様々でしたがしっかりと練習もできて期待大で今日を迎えた子供たちでした。ところが…!そうこう準備を進めていると突然雨が降ってきて止む気配がありません。と言う事で急遽金曜日に延期となりました。その放送を聞いた子どもたちは「そっか…あれ?金曜日のカレーパーティー参加できん?」と不安になっているとまたそのすぐ後に放送で「金曜日のカレーパーティーは月曜日に行います。お母さん達にも伝えておいてね。もし、忘れそうと思う子は紙に書いて帰ってください」と知らせてくれ安堵していました。ぞうぐみの子ども達は金曜日の田植え月曜日のカレーパーティーの日に雨が降らないようにとてるてる坊主を作って期待を持って帰っていきました。

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今日年長児は田植えが延期になったので作品展に向けて作品作りを進めました。子ども達は年少、年中からたくさんのことを経験し作ったり描いたりした経験の積み重ねから技術も伴い表現力も豊かで面白いものがたくさんできていました。見ていた教師は”こんな発想があるのか〜”と驚くやら感心するやら、子ども達の作る過程、描く過程を楽しむことができました。今後も作品展に向けて子ども達が楽しんで活動できるよう見守っていきたいなと思います。

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