2022年5月9日 月曜日
先週7日(土曜日)の朝、大きなダンプトラックが沢山の砂を積んで三葉幼稚園にやってきました。預かり保育に来ていた子ども達は、何が行われるのか興味津々です。トラックは園庭を走ると、砂場にバックで止まりました。「砂場の砂かぁ〜」と歓声をあげる子ども達の前でダンプの後ろがブーンと上がると山盛りに積んであった砂がザーッと下りてきて砂場にあっという間に山が出来ました。
「ひゃ〜」「すごいー!」と声を上げた子ども達は先生達を真似て砂場のシャベルを握って山の周りに集まってきました。そして山になっている砂を広げることになりました。その砂はふかふかしていて足で踏むと足がズズーと土の中に沈んでいきます。子ども達は「ふっかふか〜」「つめたい!」とふわふわで新しい砂に驚きながらも楽しそうに運んでいました。最初はシャベルで運んでいた子ども達ですが、「少しずつしか運べない、、」と気が付き「いい道具はないのか」と探してそれぞれが自分が思いついたものを使って効率よく運んでいました。
せっせ、せっせと運んで山が平らになり、穴が空いている部分を見つけると何だか遊びたい、、けど、、遊んでいいのかな、、という子ども達の心の声が園長に聞こえたようで「裸足になって遊んでいいよ〜」という園長の声に教師が重ねて「裸足になっといで〜」と言った途端、「やったー!」と急いで草履を置きに行き、思いっきり遊び始めていました。
そして今朝、登園してきた子ども達が砂場に行くと「色が違う!」「ふわふわしとる〜」と変化に気付いてそっと足を踏み入れていました。「柔らかいね」という友達の声掛けに土曜日に砂ならしをしていた子が「海の砂だからね」と大人っぽく話していました。
新しい砂には、色んな形の貝殻が混じっていました。白やピンク色の小さくて綺麗な貝殻を見つけて見せ合っては大切そうに袋に入れていました。
くま組のTちゃんは、砂で作った料理に合わせて貝殻を飾り付けていました。
子ども達の遊びは無限大です。新しい環境に触れながら色んな新しい発見、発想、興味が生まれ、知恵や知識、想像へと広がっていくのです。私達は、毎日子ども達の無限大に広がる新しい世界や夢を叶えるために子どもの目線や興味に添う環境を見つけ、そっと寄り添い、子ども達と楽しさや喜びを共有していくのです。
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