2022年5月6日 金曜日
今朝、昨日の「こどもの日!さんさんらんど特別開放」に来ていた子どもが、「昨日は楽しかったー!」「すべり台、長かったね!」「何回も滑ってお尻が痛かったんよ」と満足そうに話していました。昨日の子ども達の笑顔を思い出し、私もまたまた嬉しくなりました。ひつじ組のYくんは、「年中でさんさんらんどに行こう!」と計画していた日が、ことごとく雨続きで、その度にしょんぼりしていました。そのこともあって、昨日のさんさんらんど開放を家にいる時からワクワクしていたようで、「ずっと楽しみにしてたんだ~」と話してくれました。そして早速、「次はいつ行こうか?!早く行きたいな!」と友達をつかまえてわくわく、ひそひそ・・・相談です。
朝、いつものように遊びの一つとしてアスレチックを出しました。トランポリンや平均台など、子ども達が大好きな遊びのはずなのに、なぜか子ども達が集まってきません。そこを通りかかった古森先生が立ち止まり、首をかしげ、はっと思いついたようにフラフープと柵を持ってきてくれました。そして、それを子ども達がくぐったり顔を出したりして遊べるようにトンネルにしてくれました。すると、キャッキャと笑う声と共に自然と子どもの人数も増えてきました。同じ遊具でも向きや並べ方、少し加えるだけで子ども達の「楽しそう!」「遊びたい!」という興味や関心を引き出せるのです。どこに何を置くか等の環境構成が大事だと感じました。
また、今日は園庭のプランターで育てているいちごを収穫しました。年長さんは、「赤いいちごは何個あるかな?」という古森先生の声掛けに対して、皆で「1・・・2・・・」と数えていました。結果、連休前に冷蔵庫で保管していたいちごを含めて17個あり、各クラス1個ずつ分けました。保育室に帰ってきたきりん組さんは、1つのいちごを何等分にするとみんなで分けて食べられるのかを話し合っていました。そうした何気ない活動が数字にふれる機会に繋がっているんだなと思いました。
ひつじ組とうさぎ組はスナップえんどうの収穫に行って来ました。友達と「これかな?」「これ採れるかな?」と話しながら沢山のスナップえんどうを見て、目を輝かせていました。このように身近で育てた野菜を収穫したり食べたりすることが食育に繋がるんだなと思いました。園の駐車場では、そら豆と少し黄色くなってきているビワが出番を待っています。野菜や花の命を大切にし、子どもと一緒に興味を持って観察をしようと思いました。
2022年5月5日 木曜日
ゴールデンウイーク前のこと。「連休中に外出を控えて、どこにも行けない子ども達がいるんじゃないかな」と園長は思い、こどもの日にさんさんらんどを開放することを教師達に提案しました。教師達は「是非ともやってあげたい」と賛同し、子ども達が密を避けて安心して遊べるように時間制限を設けての「さんさんらんど開放」を計画してきました。そして今日、まだ全面完成ではありませんが、三葉幼稚園の子ども達のために5月5日こどもの日限定で「さんさんらんどの開放」を行いました。
朝、教師達が準備をしていると「何のイベントがあるんだろう?」と近所の人達も興味津々の様子です。朝の9時、早速1部の子ども達がやって来ました。空は快晴で、子ども手作りのクラスのこいのぼり達が子ども達を迎えてくれました。
長いローラーすべり台を滑っては、さんさんらんどの急な斜面を駆け上がって、何度もすべり台を楽しむ子ども達。さすが三葉っ子です。体力がなくなることがありません。園長の「保護者の方も滑っていいですよ。」という呼び掛けに、お父さんやお母さんも「きゃあー!」と声を上げて滑っていました。小学校2年生までの兄弟達も楽しみにしていたさんさんらんどのすべり台や遊具を思う存分楽しんでいました。小さい子達に人気だったのはトランポリンやタイヤのアスレチック、築山と小型のすべり台でした。築山を裸足で駆け登ったり寝転んだりして、にこにこの笑顔で遊んでいました。
お昼に近づくにつれて気温がどんどんと上がると、「今日は暑いから水遊びをしようか。」と園長がポンプから水を出してくれ、池に水を溜めてくれました。子ども達は水に足をつけたり掛け合ったりして、水遊びを楽しんでいました。なかには、おばあちゃんに着替えを持ってきてもらって、水に濡れることを気にせずに思いきり水遊びを楽しむ子もいました。
午前、午後を合わせて約160名の園児が参加してくれました。連休の最終日。夏日を思わせる暑い1日となりましたが、子ども達や保護者の楽しそうな笑顔がたくさん見られた「さんさんらんど開放日」となりました。
2022年5月2日 月曜日
今日の三葉幼稚園の園庭には、先日年少さん、年中さん、たんぽぽさんが作ったこいのぼりが可愛くて元気よく泳いでいました。そのこいのぼりを見上げながら「やねよーりたーかい こいのーぼーり♪」と口ずさみながらニコニコ笑顔で子ども達が登園してきました。
そんな三葉幼稚園の楽しくておもしろい今日のお話のはじまり、はじまりです‼︎
まずは第1話。ままごとコーナーでは、近所の方から頂いて立てかけてあった背の高い竹の子を、園長がよいしょと運びその1本をスパンッと切り『かぐや姫』を作ってくれました。すると、その後ろをよいしょと大人顔負けでらいおん組のKちゃんが竹の子を運んでくると、「こんなのも出来るよ!」と同じように子ども用の包丁を持ってきてスパンッと切って何やら作り始めました。ヒントをもらったことで、子ども達だけでなく、教師達も次々とアイデアを出しあい、テーブルの上には「竹の中から顔を出したかぐや姫の赤ちゃん、竹の中にいる成長したかぐや姫、おじいさん、おばあさん、天の遣い、みかど、さらに…遊びに来たねずみまで!」たくさんの登場人物が勢ぞろいしました。あっという間に、ままごとコーナーは竹とり物語に大変身です!嬉しくなったKちゃんは、見に来てくれる友達や教師に「これなーんだ?」とクイズを出し、「むかしむかし、あるところに…」とヒントを出しながら教えてあげていました。これからも、まだ竹とり物語は続きそうです‼︎どんなお話がでてくるのか楽しみでたまりません♪
続いての第2話は、いちごを守る大作戦です!4月30日(土)の預かりの日、いつもより子ども達の声が静かなことに気付いた黒いいちご泥棒が空から舞い降り、そろりそろりといちごの方に近付いてきていました。それに気付いて「みんなのいちごを盗られるわけにはいかない‼︎」と園長と預かりの子ども達と何名かの教師が「カラスと知恵比べ!」と言って、ネットを張り、年長さん、年中さん、最後は年少さんも隙間から入るかもしれないとプランターや植木鉢をせっせと運び、いちごの周り防いでいきました。そして、2日が経った今日いちごは…何と、無事カラスに食べられず赤く色付いていました。しかし、数えてみると赤いいちごは4個しかありません。「収穫したら、すぐに食べる!」しか浮かばなかった教師達は、その4個をどう分けるか頭を抱えます。園長の「みんなで分けられないけどどうする?」という質問に、何と年長児のAくんが「冷蔵庫に入れて、みんなが食べられる数になるまで待つ‼︎」と答えたのです。そうです。子どもの日まで幼稚園はお休みです。カラスに食べられないように昨日のように網を張って、次のいちごが赤くなるまで待てばよいのです!Aくんの答えに教師達は「あーっ!その方法があったか!」と負けを認めて苦笑いです。三葉の子ども400人の知恵を出せば、どんな壁も乗り越えられると改めて教師達は頼もしく思いました。
続いて第3話は、今年度最初の全学年毎の共同製作こいのぼりのお話です‼︎
朝から元気よく泳いでいたこいのぼりですが…、実はよーく見てみれば年長さんのこいのぼりが1匹も見当たりません。先週、年長の教師達は年少さん、年中さんに負けてはいけないと、子ども達と大きなこいのぼりを作る材料を持ってくるよう約束していたのですが…翌日クラスによっては1人、多いクラスで10人程しか持って来ていなくて、これでは大きいこいのぼりができないと諦めていたのです。教師達に「これでは、うなぎのぼりになるかもね〜」と耳が痛くなるようなことを言われて、「そんなのダメー‼︎絶対持ってくるからー‼︎」と迎えた今日だったのです。様々な材料を嬉しそうに持ってきた年長児達は「やってみよう!」と教師と子どもが好きなようにこいのぼり作りを始めました。みんなで知恵を出し合い作り上げたこいのぼりは、何と大きくなりすぎて吊るすために2階から降ろしても、1階から「えぇーー!これドラゴンだ‼︎」と年少さん達がザワザワするほどの大きさになってしまいました。「これは違法こいのぼりね!」と笑いながら園長が年長児に言うと、4クラスの教師も子ども達も「つい、つなげすぎちゃった♪」とテヘッと笑っていました。
やっと全てのクラスのこいのぼりが揃いました。5月5日のさんさんらんどでも泳ぎます。また楽しみにしていて下さい!!
今日も楽しいお話が詰まった1日でした!教師も遊び疲れて今夜はぐっすり眠れることでしょう。でも、今日も子ども達のお陰で「楽しかったー!!」ととびっきりの笑顔溢れる1日となりました♪
2022年5月1日 日曜日
保育園児が4月1日、新入園して1ヶ月が経ちました。入園当初、泣いていた幼児も自ら好きな遊びを見つけ、楽しそうに遊ぶ姿が見られるようになりました。
幼稚園に毎年カゴメから送られてくるトマトの苗が今年も送られてきたということでひよこ組にも苗を各クラス3本ずつ分けてもらいました。早速、幼児達に見せて苗を植えました。ままごと用の玩具のトマトを見せながらこの苗からこのようなトマトが出来ること、水をあげて世話をしないとトマトは出来ないことなどを分かりやすく話してもらいながら苗を植えていくともも組の幼児達も小さいながらにその様子を真剣な眼差しで見ていました。苗植えが終わった後は、一人ずつ順番に水やりをしました。これからのトマトの成長を幼児達と世話を楽しみながら見守っていきたいと思います。
幼稚園の園庭側のテラスや室内で遊んでいると毎日幼稚園児が踊っている踊りの音楽が聞こえてきます。すると室内で遊んでいた幼児も急いでテラスへ出てきて幼稚園児が踊っている姿を手拍子しながら見たり、真似して手を振りあげて踊ったり、毎日刺激をもらいながら楽しく過ごしています。
また、固定テントの下の芝生のフリースペースへ遊びに行くとRちゃんはトランポリンの上に座りました。まだ立ってとぶことは難しいのですがお尻を使って体を上下に揺らし、とんでいるつもりの様子がとっても可愛らしく周りにいた幼児達も真似し始めて可愛いお尻とびのトランポリン遊びになっていました。室内用のジャングルジムも人気でまだ歩くことのできないKくんも手すりを持ってしっかり階段を登ってすべり台を楽しむ姿やジャングルジムにつかまって立ち、戸外や周りの様子を観察している姿が見られます。また、Yちゃんは赤いビニールのトンネルの中を初めは少し不安そうにのぞいていました。保育教諭が反対側から「ばぁ」と顔をのぞかせると安心したように笑い、「Yちゃん、おいで!」と声をかけると笑顔でトンネルの中をくぐってきました。
これからも幼児達の興味に添える環境を作って天気の良い日には戸外遊びを楽しんだり、散歩に出掛けたりしながら知的な発達と体力作りを意識して生活していきたいと思います。
コメント (「いちごおいしかったね!」 ひつじ組 太田菜美子 はコメントを受け付けていません)