2022年4月12日 火曜日
本日、令和4年度青空入園式を行いました。年長さん、年中さんが植えていたチューリップがこの日を待っていたかのように大きく開いて、園庭に彩を添えてくれていました。又、なんといっても今日の入園式の天候は先週までは雨予報だったのが嘘のような青空の下、とても暖かい1日となりました。これぞまさに三葉天気です。
保護者に手を引かれた新入児達が、ピカピカで少し大きめの制服で登園してきました。いつもとは違う雰囲気を感じ緊張した表情もまた、ちょっぴりお兄さん・お姉さんになったような表情にも見えました。
教師が思いを込めて書いた名札を「よろしくね。」と言いながら、入れていくと「よろしく。」と答えてくれたり、自分と同じ色の教師の名札を『じー。」と見比べて笑顔になるなどコミュニケーションをとることが出来ました。今日が初めての出会いとなった子もいて明日からの生活が楽しみになりました。
式が始まり、園長先生から「ちゅうりっぷぐみさ~ん!」と呼び掛けてもらうと「はーい!」と元気いっぱいの返事!!さくら組・すみれ組・ひまわり組も元気よく「はーい!」と続き、「上手に返事ができたね。」と褒めてもらいました。
式が進むにつれ周りが気になり始めた時、救世主の登場です!!在園児代表の年長さんがハッピ姿で舞台に上がってくれました。それまで下を向いていた子や、お母さんにだっこしてもらっていた子が一人、また一人と自分の椅子に座り前を向き始めたのです。毎年ですが、自分達に近い憧れの存在である年長さんの偉大さを感じる瞬間でした。今後も偉大なお兄ちゃんお姉ちゃんを頼っていきながらいっぱいいっぱい遊んで学んで育って追いついていく子と共に自分も成長していこうと楽しみです。
最後に「今度はみんなの番だよ!」と言ってもらい写真撮影になりました。1枚は保護者と一緒に「ハイ、チーズ!」そして、もう1枚は子どもだけで舞台に上がり「にこにこに~!」で撮りました。子どもだけの写真は『お母さんたちから離れられるかな?泣いてしまわないかな?」と教師は不安が多くありました。ところが泣く子が少なく、又、「泣いていたり前を向けないのが当たり前!!これも思い出です。」と園長の放送があったように思い出に残る1枚になったように思います。この1枚と卒園写真を見比べる日が来るのが楽しみです。
調理師さん手作りのドーナツと新しいシール帳をもらい喜んでくれた年少さん。今日は遊べずちょっぴり不服そうな年少さんでしたが、教師一同、明日どんな表情で登園してくるか、楽しみでもあり、大丈夫かな?と緊張感ありの1夜となりそうです。明朝は元気いっぱい遊べる子ども達が大好きな環境を準備をして待ちたいと思います。
コロナウイルス感染予防の為、急遽の規模縮小、園庭での実施、保護者参加が人数の制限などご協力頂いての入園式となりました。本日のコロナ感染者数450名、安心はできません。今後もコロナウイルス感染対策をしながらですが、「子ども」を中心に遊んで学べる保育を進めていきたいと思います。今後ともご協力よろしくお願い致します。
2022年4月11日 月曜日
今日は令和4年度始園式がありました。新クラスの色鮮やかなピカピカの帽子を被った年長、年中、たんぽぽさんが登園すると同じ色の帽子を被った先生を見つけると「あっ〇〇先生だー!」と嬉しそうに声をあげていました。門のところに飾ってある職員紹介の看板を眺めてRちゃんは「私は〇〇先生は△△組だと思うんだー♪」と言いながらその先生の新しいクラスを予想して楽しんでいる姿がありました。
令和4年度もコロナウイルスはますます広がり感染対策をしながらの保育が始まりました。昨年に引き続き今年度の始園式も青空の下での式となりました。園長先生の話も「今年も密にならないようマスクをしっかりしておくこと、集まったら話をせずに先生の話をよく聞こうね」とコロナ対策のお約束から始まり気が緩みがちになってきた意識をもう一度高めることができました。そして、「みんなはお兄さんお姉さんになったよね?年長さんいるかな?」『はーい!』と元気な声で返事をすると「あぁ〜良かった!お兄さんお姉さんになってたね!じゃあ今日からみんなは大きくなったから先生の話をしっかり聞いて動いたり、明日から小さい子が来るけど困ってたり分からないことがあったりしたら優しくしてあげてね。あとは自分のことは自分でしっかりしようね」と小さなお友達の世話を任されたり宿題を出されたり、、、どの話にも子ども達は『はいっ!』と自信満々の返事をしていてたくましく感じました。また、新しいクラスの担任の紹介も子ども達が自分たちの前に立った担任の名前を呼んでくれ、楽しく紹介することが出来ました。
今年度もコロナウイルスの感染対策を安全を確保しながら子ども達の生活と経験を第一に考えながら保育していきたいと思ってます。子供達の笑顔の絶えない幼稚園であるために保護者の皆様にもご理解とご協力をお願いいたします。
2022年4月10日 日曜日
朝晩、少し肌寒い日もありましたが日中は太陽が差し込み暖かく過ごしやすい季節になってきました。ゆうぎ場には10数年前に卒園児が植えた1本の桜の木があります。その桜が花を咲かせ、園庭に華やかさを添えていましたが、風が吹くたびに花びらが静かに風に舞い散っています。12日(火)の幼稚園の入園式まで何とか持ってほしいと桜の木を見ながら祈るような気持ちで眺めています。
さて、新年度が始まり、みかん組・れもん組の子ども達はゆうぎ場で伸び伸びと体を動かしたり好きなおもちゃを見つけて遊んだり元気いっぱいです。お外で遊ぶのが大好きなれもん組さんは保育教諭が「帽子を被って」と声をかけるとロッカーに行き、自分の帽子を見つけて被ろうとします。最初の頃は、自分のロッカーの場所も分からなかった子ども達。毎日の積み重ねで少しずつ場所を覚えてきています。また、保育教諭が「れもんさん」と呼び掛けると手を挙げて「はーい」と返事もするようになりました。そして、れもん組になってお部屋が2階になった子ども達は慣れない階段もしっかり手すりを握りしめながら1人で頑張って登り降りをしています。
大好きなお外ではボールや三輪車などを見つけて遊び始めます。朝の登園でお母さんから離れたくないと泣いていた子ども達も戸外に出るとすぐに泣くのをやめて遊んでいました。4月入園したA君やB君はボールを転がしたり両手にたくさん集めてカゴの中に入れたりして遊んでいました。Cちゃんは三輪車にまたがってハンドルを前後に動かしていました。ある日のDちゃんは朝から大泣きでしたが、大きいカートに乗せるとご機嫌になっていました。また、Eちゃんは桜の花びらを保育教諭と集めてお皿やフライパンに盛り付けていました。
また、違う場所で面白いことをしていたのはK君です。K君はしゃもじを両手に握りしめ、赤・青・黄の内側が空洞になっている丸い椅子をトントンと叩いて音を鳴らしていました。周りにいた子ども達もK君の真似をしてAちゃんはお皿・Yちゃんは自分の手を使って音を出していました。F君は観客になりながら声を挙げていました。ひよこ組さんの小さな音楽隊の始まりです。見ててとても可愛く面白い光景でした。その後もF君は1人で音を出して楽しんでいました。
少しずつ園生活に慣れた新入園児たちにも笑顔が見られるようになりました。これからも安心して過ごせるように保育教諭も笑顔でゆとりを持って保育にあたっていきたいと思います。
2022年4月8日 金曜日
春休みもあっという間に終わりです。今日4月8日は小学校の入学式ということで、弟・妹の預かり保育の送り迎えと一緒に、卒園児たちが何人も顔を見せに来てくれました。
「いってらっしゃい!」「いってきます!」・「おかえり!」「ただいま!」の声があちこちから聞こえ、あたたかい気持ちになりました。
さて、先日のクラス別お別れ会でお披露目した“さんさんらんど”ですが、今日、山肌に沿う高い壁に看板が取り付けられました。預かりの子が交代で見に行き、きゃーきゃー、わーわー、楽しみました。
この看板はいくつかのデザイン案の中きら教師たちの投票により決まりました。それが、実はこのデザイン会社さんの1番若いお姉さんが考えてくれたものだそうです。「お姉さーん!かわいいよー!」「お姉さーん!ありがとーー!!」何度も子ども達が呼ぶのでちょっぴり照れ臭そうにしながらも喜んでいました。
これからこの子達が大きくなって、大人になって、いつかお父さんお母さんになった時も、ずっとずっと見守ってくれる看板です。その設置に、子ども達と立ち会えたこと、なんだか感慨深い穏やかな春の1日でした♩
2022年4月3日 日曜日
日によってはまだ肌寒い日もありますが、暖かさを感じることも多くなり、園庭の桜も咲きお花見も楽しめるようになりました。
3月28日、もも組の子どもたちと過ごす最後の1週間が始まり、1人ひとりとの出会いの日のことを思い出しては「あんなに泣いてたのにねー。」「こんなことできるようになったね。」「たくさん食べるようになったね。」などと保育教諭間で話すこともよくありました。
月齢の大きい子たちは身の回りのことを自分でしようとする子が増えました。自分の物は決められた場所に持って行ったり、食後の片付けをできないなりにもやってみようとします。ズボンも自分で持ちいっしょうけんめい片足ずつ入れようと何度もやり直し、両足が入るとおもいきり引っ張り上げ、お尻が出ていても『できた!』と得意気な顔を見せます。手伝われるのを嫌がることもあるので、手を出したいのをこらえつつさりげなく手助けし『できたね。』と喜びと達成感を共有しながら成長を感じて嬉しく思います。
あるよく晴れた日、園庭の幼稚園児たちの人数が減り、今だ!と園庭に遊びに行くことにしました。靴を用意していると、自分の靴を取っていっしょうけんめい履こうとしていました。つま先だけ入れて履いた気分になりさっさと行こうとする子もいれば、早く履かせて!とばかりに保育教諭に渡す子もいました。
砂場横まで行くと、Hちゃんはスコップを持ち地面をこすりつけるようにして砂をすくおうとしていました。まだうまくすくえませんが、少し砂が入ると「おっ!。」と言ってじっと見つめ、スコップをかたむけて砂が落ちるのを不思議そうに見ていました。Yちゃんは最初はサラサラした砂を両手ですくったり落としたりしていましたが、少し湿った土に気付くと両手でつかみ、手からなかなか離れないことに戸惑っているようでした。何でもない砂や土ですが、小さな子どもたちには不思議がいっぱいの遊びの素材です。自然の中で自然の物に触れ、感性や手足の感覚を大事に育てていきたいと思いました。
また3月に入園したばかりのNちゃんは、時々不安になっては泣いてしまうこともありましたが、この時はうさぎに興味津々の様子でした。近くまで行くとうさぎが少し動いてNちゃんは「あー!」「だっだっ!」と大きな声で話しかけて(?)いました。キャベツを食べる様子を指差して見ていたりしばらくうさぎに釘付けだったNちゃんの様子を見て、まだ小さいひよこ組さんですが、動物への関心や命を大切にする心を育てていきたいなと思いました。
さて、4月1日からはいよいよ新年度ということで、ひよこ組から幼稚園たんぽぽ組のお部屋に移行する子どもたちがいました。ひよこ組の中でも、1つ2つ上のクラスに進級する子どもたちがいます。各クラスの雰囲気も変わり、新年度のひよこ組がスタートしました。
れもん組は、もも組・みかん組から進級してきた子どもたちと新入園児が加わり22名となります。しばらくの間、第2園舎と遊ぎ場での生活となりますが、自然に触れながらのびのびと身体を動かしてたくさん遊びたいと思います。
新入園児や、環境の変化に不安になる在園児たちの中には、慣れるまでは登園時に泣くこともあるかと思います。後ろ髪ひかれつつかとは思いますが、笑顔で保育教諭にお渡しいただけたらと思います。いつ終わるかも分からないコロナ禍が続く中で、子どもたちに何をしてあげられるかを日々考えながら、保育教諭一同力を合わせてがんばっていきます。今年度もよろしくお願いします。
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