2022年3月9日 水曜日
今朝も園庭のままごとコーナーでは、昨日に続き、野菜を使った『創作生け花』が次々と出来上がっていました。教師たちは子どもたちの創造性と感性に驚き、感心し、我が三葉っ子たちは『天才』だと自画自賛?いえ本当に大人では到底考えられない創作作品を心から教師たちみんなで褒め合っていました。そんな時、園長が昨日の生け花を覗き込むと「水がないからお花は元気がないね」と言ってジョーロを探していました。するとままごとをしながらその会話を聞いていたりす組のK君は、すぐさま器に水を入れスプーンで優しく水を入れ始めたのです。その様子を見た教師たちは、さっと持ってきたジョーロを苦笑いしながら後ろに隠したのでした。
本当にこのところ子どもたちの感性、機転の速さ、行動力に驚くばかりです。毎日お野菜をくださる生協さん、そして保護者の皆様のおかげで子どもたちの創作料理が毎日繰り広げられています。本当にありがとうございます。
さて、今日は朝から年中さん、年少さんたちが何やらそわそわしながらこっそりと準備を進めていました。年長さんたちには「シイ~!」なのだそうです。それもそのはず!今日は「園内さよなら会」卒園する年長さんたちに「おめでとう!ありがとう!」を言って送る会を開こうと計画を立て、準備を進めていたのです。卒園式の練習を終え、部屋に戻ろうとしたその時、年中さんたちが呼びに来てくれました。年長さんたちは大喜び!楽しみにしながら「始まりの合図」を今か今かと待っていました。
そしていよいよ年長さんの入場です。「虹」の歌声の中、年長さんのクラスのプラカードを持った案内係の年中さんたちが迎えに行き、先頭に立って年長さんを誘導しました。年長さんたちを誘導するといういい気分に浸りすぎたAちゃんは、つい行き過ぎてしまい教師が大慌てで追いかけるという一幕もありましたがこれがとても微笑ましくもあり楽しい場面でもありました。
子どもたちから大人気の踊り「ココナツ」と「サンサンダンス」を元気いっぱい踊ってお楽しみ会が始まりました。プログラム2番は、お引越しゲーム!今日のお引越しはいつもと違います。年長さんがそれぞれお題を聞いて動いていきます。元気いっぱいのクラス!かわいいクラス!面白いクラス!お題をちゃんと聞き分けて動くからさすがです。元気いっぱい飛び跳ねているクラス!また「かわいいクラス!」のお題のときは、ハートを手で作ってにっこり笑っているたんぽぽさんのところに大勢集まっていました。最後は年長さんたちが各クラスで丸を作り年中さん年少さん、たんぽぽさんたちがなりたいクラスに集まります。お姉ちゃんのクラスに来なかったたんぽぽ組のK君を自分のクラスに連れて行こうと誘いに行くと断られしょげて帰っていったRちゃん。ほほえましく思いながらも意志の強さを見せたK君にも驚きました。
さて、プログラム3番は、玉入れです。各学年それぞれ違った玉入れをしました。たんぽぽ組は、年長の先生たちがかごをしょって走りそれを追いかけて球を投げました。「結果は44個と47個」で思ったより多くてびっくりでしたがどうも年長の先生たち「甘々」だったそうです。年少さんの玉入れは開始前から色々と子どもと先生から苦情があり(玉が少ない、かごの高さが違う)等など・・・・。年長さんがかごの下に立って高さを確かめる一幕もありました。また年中さんたちの玉入れが楽しく終わった後、ピ~♪の合図でやめなかったとして指摘!司会で担任の富田先生が「マイナス2点」原点となるハプニングが・・・・・。それでも年中組の中でうさぎ組が1位でしたが・・・。(笑)
年長さんでは、玉入れの後の片付けが早かったとしてきりん組さんがプラスの追加点!その結果総合優勝はきりんチーム、2位はらいおんチームでした。そのあとの順位は?子どもたちに聞いてみてください。
そんなこんなで楽しく会が進みいよいよプレゼント渡しです。渡す寸前まで一人一人思いをこめて作ったプレゼントを隠していた年中さん、年少さん、たんぽぽさん!たち。にこにこ笑顔で年長さんの頭にかぶせたり首にかけてあげたりしていました。もらった年長さんたちはとびっきりの笑顔で「ありがとう!うれしい!」と言っていました。
さて、お昼は、お楽しみの「お弁当」です。年長さんは今日が最後のお弁当とあってお手紙もたくさんの保護者の方が入れてくださっていました。中には「炊き込みご飯はお父さん!おかずはお母さんが作ったよ」「幼稚園で最後のお弁当、お友達と楽しく食べてね」など・・・どのお弁当も心を込めて作ってくださったんだなあとおうちの方の愛情が伝わってきました。うさぎくみのA君は、「先生、お母さんの愛情がいっぱい詰まっているからすっごく美味しかったよ」と話していたそうです。年長さんたちはお弁当箱を広げると嬉しさがこみ上げてきたのかしばらくお弁当を眺めて先生やお友達と見せ合っていました。
「黙食」ではありましたが、心地よい空間の中でみんなでゆっくり味わいながら頂きました。
年長さんたちは食事が終わってからおうちの人に「ありがとう。美味しかったよ」の手紙を書いていた様です。
小さいこの頃のあったかい心のこもったおうちの人のお弁当の味は一生忘れないと思います。
年長の保護者の皆様、幼稚園の間、1週間に一度のお弁当を続けてくださりありがとうございました。 お弁当のおかげでお父さんお母さんの愛情をしっかり心に詰め込み、事あるごとに思い起こし優しく温かい心を持った人に成長することと信じています。
年長さんは卒園まであと4日!幼稚園での思い出いっぱい詰め込んで卒園してほしいなと思います。
コメント (「ありがとうがいっぱい♪」 吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)