2022年2月27日 日曜日
保育園のれもん・みかん組の部屋を借りて一時預かりをするようになって1か月余りたちました。ぴよぴよの子ども達はもも組さんと場所を共有しながら遊びや生活を楽しんでいます。広々とした保育室と目の前のテラス付近のすべてが子ども達の遊び場になり登園した順に好きな遊びを見つけて色々なコーナーを行き来しています。
2月(旧正月の頃)から急に寒くなったとはいえ日中テラス付近は陽が射してポカポカ温かい場所になり、そこで遊んでいると幼稚園児の活動がよくみえて活気を感じます。
ある朝、いつものようにテラスで遊んでいると発表会の歌や踊り、オペレッタの曲が流れてきました。すると一目散に柵に駆け寄って野外ステージに注目するのは1歳児のFくん、手拍子に加え足を屈伸させて体全体でリズムをとって自分もその場を盛り上げるかのように大きく動きはじめました。するとKちゃん、Yちゃんも加わってぴよぴよの子ども達の目は野外ステージで伸び伸びと演じる幼稚園のお兄さんお姉さんたちに釘付けです。
野外ステージの練習が始まった頃はただ観ているだけで満足していた子達が今では好きな音楽が流れるとよく見える場所に自然に集まり一緒に歌を口ずさんだり踊りの振りを真似るようになりました。幼稚園児が異年齢児の演技に興味を持ったり真似て楽しんだりしているのと同じようにぴよぴよの1・2歳児も夢中になっている姿がとても可愛くて微笑ましいのです。
ぴよぴよは昨年まで屋外遊ぎ場の傍で一時預かりをしていたのでこんなに子ども達が幼稚園児の影響を受けて踊っている姿を見ることが無かったので思わず感動してきました。
さてテラスや保育室の環境でも楽しく遊ぶ子ども達ですが2歳児には少しもの足りないので時間帯を観て園庭でも遊ぶようにしています。
先日は幼稚園児が長縄跳びの縄を大きく回している様子をみていたA君が長縄を手に取り回そうとしましたが上手く回せなかったので一人用の短い縄をA君と私が片方づつ持って回すと上手く回って大喜び!それを持てT君が自分もやりたいと言うので交代すると互いに右回りに回すので縄がくねって輪にならないのを「あれー?と首をかしげるA君、思案しているとT君が自分が反対(左まわし)にすれば輪になることに気付きました。
そして息のあった2人で見事に回すことができました。暫く回していたかと思うと今度は縄を揺らして「へびだぞー!」「このへび飛び越えよう!」と遊んでいるとTくんはわざと縄を踏んで揺れを止めようとしていました。「あれ?へびさん動かないよーと言うと「へびさん死んじゃった?ううん、大丈夫生きてるよー!」とまた揺らしてそれを何度も繰り返し遊んでいました。縄跳びの縄、始めの使い方とは全く違う展開にやっぱり子どもって自由なんだなあー、思いついたままの遊び方をするのだと見ていてますます楽しくなりました。
コロナ禍で直接園児と接する事は出来ない中でも園児が遊ぶ姿と戸外の環境が幼い子ども達をしっかり成長させてもらっている事に気付かされました。
コメント (「幼稚園って楽しいね」 一時預かりぴよぴよ 日野美雪 はコメントを受け付けていません)