2022年1月25日 火曜日
寒くなり、園庭には長縄や縄跳びの縄が出るようになりました。年少児は、最初、どう使うか分からず縄跳びの縄を見つけると、それを伸ばして、引っ張って走っていました。長縄を回して友達と跳び合いをしたり、縄を上手に回して一人で跳んだりしている年長・年中児を見た年少児も縄の使い方を知り、真似をして跳ぶことに挑戦するようになりました。
今朝、最初に年少児4人で長縄をしようとしたのですが、年長児のように上手に回す事が出来ず、ゆらゆら揺らしていると、年長のO先生がぴょんと跳んでくれました。自分達で上手に回せないと思った4人は、縄のある所に行き、縄を持つと横で縄跳びをしている年中児を真似て、縄を回してきてはぴょんと跳んで、何度か挑戦するとコツが分かったMちゃんは、「先生 見て」と何度も跳んで見せてくれました。跳ぶ度に前に進んで行くのですが、跳べるようになったのが嬉しかったようで、「1,2,3」「3回も跳べたねぇ」と声をかけると、とても嬉しそうに笑っていました。
しかしなかなかうまく跳べない年少児は、諦めて縄跳びの持つ所と持つ所を繋いで輪にすると「先生 これで電車ごっこができるんよ」と言って、友達と2人で縄の中に入ると「行ってきまーす」と手を振りながら走っていきました。繋いでいる所が離れると「あっ!!はずれた」と言って、再び繋いで電車ごっこを続けていました。そして一緒に電車ごっこをしたい友達が増えてくると、ブランコの所にある緑の椅子が駅になり、乗りたい友達はそこで待っていて、電車が来るとお客さんは降りて、次のお客さんを乗せていました。自分達で友達と遊ぶには、どうしたらいいか考え、それを守りながら友達と遊ぶようになった年少児の成長に嬉しく思いました。
ままごとコーナーでも野菜を洗ったり、切ったり、キャベツの葉で包んだり、水を入れたりと役割を分担しながらお料理を作っていました。出来ると並べて「いらっしゃいませ」「いらっしゃいませ」とお店屋さんごっこをして楽しんでいました。
異年齢児のしていることを見て、真似をして遊んだり、友達と分担したり、ルールを工夫して考えたりして一緒に遊んだりする年少児、これからもいっぱい学んで、友達と遊ぶ楽しさを味わってほしいと思いました。
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