2021年11月24日 水曜日
休み明けの今朝、冷たい風がピューッと吹いてぐっと寒くなりました。あんなに緑でいっぱいだった銀杏の木も黄色く色付き、風の力でいーっぱい落ちてきていました。でも、子ども達は縄跳びに三輪車、つりかんと元気いっぱいです。
すると、、、古森先生がプールに置いてあった今まで使っていなかった高さのある平均台に気が付き、子ども達が使えるようにと外に出してくれました。始めはテントの下で年少さんがしていましあが、様子を見ていた年中児達もその中に入ってきました。せっかく太陽が出ていて温かいのに日向でしようということで園庭に出してみると”なんだなんだ〜”と三葉っこ達はすぐに集まってきました。
教師達が二つの平均台をくっつけて置くか、離して置くか迷っていると、古森先生がすぐにカラーの椅子をその間にポンポンパン♪と置きました。子ども達は何も言わなくてもそのカラー椅子の上をトントントン♪と渡って行きました。
それを見た教師達は大慌て!!次の平均台わ渡り終えると子ども達が渡る道がなくなってしまう!!そこにいた先生は”急げー!何かないかなー!”とそれぞれに散っていき、思い思いにアイテムを取ってきました。Y先生はキャリーを、M先生はハシゴを、I先生はバスケットゴールを、、他にもトランポリンやマットなど先生達が集合作業?思い思いに持ち寄ったアスレチックになりました。この集合作業の遊びは子どもの流れは無視で単純に繋いだ物で子ども達がそれに合わせたり、リズムで渡ったりします。ちょっと難易度の高い素敵な遊び場は大盛り上がりでした。
芝の上は靴を脱ぐ約束があるので、気が付くとみーんな綺麗に靴を並べていたので習慣はすごいな〜えらいな〜と感心しました。
平均台を渡っている子ども達はとても可愛いく、カニさんのように”カーニカーニ!”と言いながら楽しそうに進む年中児、後ろの子と手を繋いで2人で”大丈夫”と言いながら慎重に進んでいく年少児、スタスタと真っ直ぐ進んでいく年長児!!どの学年もそれぞれに成長が見えて楽しいアスレチックでした。
そして今日は、みんなのお楽しみ劇団バクさんによる人形劇がありました。今日のお話は、”コロボックル”というお話でした。「先生どんなお話なのー?」それは上がってみてからのお楽しみ♪子ども達はワクワクしながらホールに上がりました。
愛媛県からずーっと北の方に行った北海道という所に住んでいる小人の妖精のお話でした。この小人さん達は、人間に見られたら捕らえられるので引っ越しをしないといけないので見つからないようにと、蓮の葉で隠れたり、野いちごや、山芋、栗などを集めたりしてこっそり生活していました。その中でぶぷっと笑えるところがいくつかあり、子ども達も楽しそうに鑑賞していました。どうして人間に見られたらいけないの?とちゃっぷとのんのは不思議に思っていましたが、お爺さんが人間は何を考えているのな分からないから危ないということを教えて教えてくれました。見つからないようにと人間から必死に隠れているシーンでは、子ども達も、グッと息を呑み、目を手で隠し静かに見つからないように祈っていました。そんなとき、お腹が痛い痛い!と転げまわっている人間のれいらさんを目にした小人達は助けるか助けないか、、と悩んでいました。でもコロボックルの教えで辛い時困った時は逃げないこと、希望を持ち続けたらなんとかなる!という考えがあったのでコロボックルで使用している薬を作って飲ませてあげました。お腹の治ったれいらさんと小人達はそこから仲良くなりました。他の人間に見つからないように人間のれいらさんに助けてもらいました。ドキドキして目を隠してしまいたくなるシーンもありましたが、子ども達はとても楽しんでいました。
その後部屋に帰った子ども達は、楽しかった場面、心に残った場面を絵に描いたり、コロボックルごっこをしたりする姿も見られました。ちゃっぷやのんのが使っていたようなハスの葉を作って隠れている姿はとても可愛いかったです。お家に帰った子ども達に是非今日の人形劇について聞いてみてください。劇団バクさん素敵なお話を今年もありがとうございました。
〈こあら組〉
今日はこあら組さんも人形劇を観劇しました。大きな人形が出てきたり、部屋が少し暗くなったりして不安そうな表情を見せる子もいましたが、楽しい音楽やダンスから始まり、場面が移り変わる度に目を輝かせて見ていました。人間とコロボックルが仲良くなったシーンでは安心したように笑みが溢れ、手を叩いて喜ぶ子もいました。幼稚園児達と一緒にお話の世界を楽しめるとても貴重な経験が出来て本当によかったです。
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