2021年9月13日 月曜日
コロナの終息が見られない中、秋の行事の計画と遅々として進みません。そんな中、年長児は、運動会でする鼓笛隊について園長に基本的な話をしてもらいました。先日まで鼓笛隊と聞いても年長児はまだまだ「大きい組がやってた」「すごかったね」というイメージのままでしたが、今日鼓笛隊の話を聞き始めた子どもたちの表情は真剣でたくましささえ感じるほどでした。フランスのお城では兵隊さんが良い事があると「おめでとう」というお祝いの意味を込めて鼓笛をするという話の後、実際に太鼓を出して「太鼓はとっても遠くまで聞こえ、耳の聞こえない人にも伝わるんだよ」と話して下さいました。子どもたちは不思議そうな顔をして聞いていましたが、太鼓を大きく叩いてみると、納得。振動が響き、音が聞こえなくても太鼓の鼓動が伝わるとのことです。
その響きは遠いところまで届くから昔は合図として使われていたんだよという話もしてもらった子どもたちは、まず、曲に合わせて教師の動きを真似することになりました。園長先生の合図で突然変わる動きにもよく聞いて移動し、リズムを楽しんでいました。
次は4つのグループに分かれ、四角の形になり、リトミックあそびをしました。ただ歩くだけでなく、太鼓の色んな叩き方を手でやってみながら、指示をよく聞いてしていました。「鼓笛隊は心がひとつにならないとできないよ〜」「頑張って下さい!」という園長の言葉に力強く「はい!」と答える子どもたち、教師も子どもたちの「やりたい!」「できた!」に寄り添いながらこれからの成長を楽しんでいきたいと思います。
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