2021年9月10日 金曜日
今日は年長児達が自分達で植えたもち米を鳥に食べられないようにと、作った鳥よけが風に揺れ朝日に反射してキラキラと光る気持ちの良い朝でした。そして、とんぼが一匹二匹と子供達の頭上を飛び回り秋の訪れを知らせてくれていました。
以前、ブログでも紹介したように園庭には数十年前の大型トランポリン一台(もしかしたら卒園生のお父さんお母さん方に心当たりがあるかも知れません)と1人用のトランポリン3台がトランポリンコーナーとして登場しています。ここは毎日、プレ年少児から年長児までが集まる大人気コーナーです。今朝は早くに登園した年長児5人が一番乗りです!始めはそらぞれのトランポリンに一人ひとりが好きなように跳びはねていました。いつしか待つのが耐えられなくなったぞう組のY君がリズムよく「交代!」とこえをかけはじめました。するとトランポリンでそれぞれ跳んでいた子供達がその声に合わせてトランポリンからトランポリンへ飛び跳ねながら移動したのです。そして、今度は別の子が「交代!」と次々に声をかけると跳んでうつっていきます。一回ずつ違う子が声をかけるため1ターンの回数もまちまちです。さっきは6回跳ねたけど今回は2回で声がかかるとすぐに慌てて跳び移ります。その様子を見て「かわいいな。」とクスクスと教師たちは笑いながら見守っていました。年長児達のすごい技に年中児も興味を持って何人か集まってきました。年長さんの間に入れてもらって「私もできる!」と自信満々に何度も何度も挑戦していました。その姿を見て1人1人だった遊びがやがて行列となり、教師の予測を飛び越え、子ども達の知恵で遊びが共有された瞬間で、子どもは遊びを創り出す天才だと思い知らされました。教師の余計な指導より、見守りと援助が子どもを育てるのです♪
もう1つ、フラフープのコーナーでも毎日成長を続けている子どもたちがいました。1本のフラフープでも子どもたちの技の磨き方はそれぞれです。1本を長く回そうとする子、2本3本と数を増やして回す子、首や足を使っている子、なわとびのように跳ぼうとする子、みんな本当のアスリートのように目が真剣で、とても勇ましい姿を見せてくれました。今年の運動会では子ども達のアスリート振りを保護者の皆さんに楽しんで頂けるプログラムを考えています。こんな姿もを見て知ってもらえるのがとても待ち遠しくなりました。
今日の放課後、園創立後40年間も三葉の子ども達が親しんできたドームが老衰してきたため、若返りの手術のため入院しました。預かり保育の子ども達に見送られて大型トラックで遊具の病院に運ばれていきました。ウォーターランドでは、くじらのおやまにも変身してくれたドームは「いってらっしゃい!」「またね!」「元気になってね」と子ども達の温かい言葉を背に手を振って見送られました。ドームの帰りを子ども達と楽しみに待ちたいと思います。約1ヶ月で帰ってくるそうです。
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