2021年7月8日 木曜日
年長さんの田んぼには、かわいいおたまじゃくしが住んでいます。それに気付いた年長さんは、小さな手作り看板を立てました。そこには「おたまじゃくしがいるよ❤️そうと見てね」と書いてありました。その看板に気付かず、おたまじゃくしを見つけた年中組のI君が、砂場から白いボールを取ってきて、水を入れると、そこへおたまじゃくしをつかまえて入れ、自慢そうに「おたまじゃくし 見つけた」と見せていました。それを聞いて、駆け寄って来た年長組のH君が「見て!とったらいかんのよ」「かえして」「“そうっと 見てね”と書いてるやろ」と注意しました。それを聞いた年中組のI君は、そっと田んぼにかえしてあげました。
その時田んぼを見ていた年長さんは、「水がなくなってる」とジョロ等で水を汲んできて、入れ始めました。それを見た年中さん達も水を汲んできて、入れ始めました。すると水が入ってきたので驚いたのか、蛙がぴょこんと顔を出しました。「わぁ!蛙」「先生 蛙 蛙 見て」「どこ」と尋ねると「ここ」「ここ」とと指をさして教えてくれました。「おたまじゃくしのお母さんかなぁ?」と教師が言うと、うなずいていました。実は先月年中さんがおたまじゃくしを家から持ってきて、ここに入れていて、やがて足が出て、蛙になっていたのです。その蛙の住む年長さんの田んぼで立ち上がって振り返ると、話題の男だけの基地のひょうたんが出来ていました。「あっ!何か出来ている」と子ども達が気付くように声をかけると「ひょうたんだ」と、年長の先生にも伝えて、一緒に数を数え始めました。まだ形にはならず、丸く膨らんだだけのものも入れると11個もありました。大きくなるのが楽しみです。
今日は、トマト、きゅうり、ピーマンと収穫するものが沢山ありました。トマトは、各クラス沢山採れ、それをボールに入れて、水と氷りに浮かべて、冷やしていただきました。とても甘くて、子ども達も「美味しいねぇ」と自然と声が出ていました。その後、昨日年中、今日年長さん達が収穫したきゅうりとピーマンを園長先生が調理してくださり、昼食前にみんなでいただくことができました。ピーマンが苦手で給食の時、悪戦苦闘していた子どもも甘酸っぱく味付けした細切りのピーマンを今日は、「美味しい‼︎」「先生 食べたよ」と口を開けて見せてくれました。食べられないと思っていた子も食べることができ、とっても嬉しそうでした。大きめに切ったきゅうりもポリポリといい音をたてながら美味しそうに食べていました。
旬に食べるとこんなに美味しいのだと思いました。これからも果物や野菜等の旬の時期を大切にしていけるよう、植える時期等を考えて計画していきたいと思います。
今日の赤コースの園の給食です。
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