2021年6月30日 水曜日
昨日三好美佐子先生から「屋外遊ぎ場 果樹園の桃が食べごろになってきました。カラスと格闘しています‼
子ども達と採りに来てください!!」とのお誘いがありました。
それは早く行かなくっちゃ!!と早速教師達が下見に行きました。三好先生がひとつひとつ丁寧にかけた桃の袋をのぞいてみると・・わあ~ほっぺのように薄赤く熟れた桃がちらりと見え、この感激を早く子どもたちに味わわせたいと思いました。
しかし子ども達に楽しく安全に桃の収穫をさせるためには下準備が必要です。そのために園長先生が草刈りをお願いしたり山道の危険な場所には芝生を敷いたりして安全面に十分に注意をしたうえで出かけることになりました。
さて舞台は遊ぎ場・果樹園
桃の木の前で古森先生の「むか~しむか~し、あるところに…」と楽しくワクワクするようなお話が始まりました。
「桃ってね、美味しくなって食べてもらいたいと思ったら木からぽと~んと落ちるんだよ。だから桃太郎のどんぶらこ~どんぶらこ~と流れてきた桃の木は川のそばにあったと思うのよね」「そして神様が桃の中に赤ちゃんを授けてくれたんだと思うのよね」・・・・・と子どもたちはキラキラした目で古森先生の桃太郎のお話の世界に引き込まれていきました。果樹園の桃の木を見ながらこんな楽しいお話を聞いたこと、桃を切って分けっこして食べたこと・・きっと子どもたちの心に温かくほっこりと残るんだろうな。と思うと私まで嬉しくなりました。
さて、楽しいお話の後は・・・さっそく桃の収穫です。各クラス10個ずつ採れることになりました。琵琶の収穫の経験がある子どもたちはくるくる回しながら上手に採っていました。そして桃は指で強く推してしまうとすぐへこんで傷がつくから大切に持っていてね。と古森先生から教えて頂きました。そしてこの桃は虫や鳥に食べられないように一つ一つ袋に入れて育ててくれた三好先生にありがとう!だね。大切に頂こうね。と話してもらって周りで世話をしてくれる人がいる有難さに気づくこともできました。
さて、収穫した桃はもちろんのことその場で味わおうときれいに洗って各クラス4個ずつ食べることになりました。桃の皮をむきながら「10個採って4個食べました。残りはいくつ?」と言ってクイズをしたり今日来れていない年少さんやたんぽぽさんたちにお土産持って帰らないとね」などと今日来れなかったお友達を心配したりしていました。
いつも自分だけでなく色んな人への気遣いを忘れない三葉っ子たちは素敵だなと思います。そして「いただきま~す」もぎたての桃の美味しかったこと~!!」「あま~い」「おいし~い」「もっとたべた~い」と子どもたちは最高の笑顔で食べていました。持って帰ったお土産の桃は、年長さんたちが年少さんのクラスやたんぽぽさん、ひよこさん、ぴよぴよさんに届けていました。そして今回お留守番だった年少さん、たんぽぽさん
達にも古森先生のお話を聞かせてあげたいとお昼の放送で富田先生、くま組のK君とTちゃんが皆に話してくれました。K君とTちゃんも古森先生の桃太郎のお話と桃を採る時のお約束を思い出しながら富田先生の話に合いの手を入れていました。年少さんたちもじっとその放送に耳を傾けていたそうです。充実した深イイ話桃収穫体験となりました。
さて、お昼ご飯を食べている時、園庭で「キャ~キャ~」とにぎやかな声が聞こえてきました。その声に誘われて私も園庭に出てみると・・・・・年長さんが全員水着になってペットボトル水鉄砲大会が始まっていました。一人ひとり古森先生考案の三葉オリジナルペットボトルをもって掛け合い、逃げる、追いかけながら水をかける、もちろん先生たちも子どもと一体。水着になってびしょびしょです。今岡先生は頭からペットボトルで水をかけられていました。宮村先生もびしょびしょで走り回る。子供たちは追いかける。大隅先生もびしょびしょ。みんな最高の笑顔です。この開放感!こうなると楽しくてたまりません。写真を撮りに行った私もそしてサッカーのコーチまでも仲間になって水遊びを思い切り楽しみました。桃狩りの後のこの楽しい瞬間。子どもと一体感を持って仲間になれる先生たちは素敵だなと思いました。
〈こあら保育〉
今日は2週間ぶりのこあら保育でしたが、登園すると靴や荷物を片付けたり、出席カードにシールを貼ったりして自分の事ができるようになってきました。〝一人で登園したこと″や〝片付けができたこと″など子ども達が自分でできたことをしっかりとほめて自信をもって園生活が送れるように関わっていきたいです。
午前中から日差しが強く、今日も水汲み遊びが大人気でした。前回よりも全身を濡らしながら大喜びで遊んでいました。来週からは水着に着替えてプールで水遊びを楽しむ予定です。
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