2021年6月14日 月曜日
昨夜はザーザーゴロゴロとたくさんの雨と雷が起こされましたが、朝起きると太陽が雲の間から「おはよう」と顔を出していました。そんななか登園してきた子どもたちがあることに気が付きました。「先生!大変!トマトが!」行ってみるとひつじ組とぱんだ組とりす組のトマトを守っていた手作りの段ボール製柵が壊れていたのです。
これじゃあまたトマト泥棒に盗られちゃうね。どうしよう。。とそれぞれのクラスが考えていました。ぱんだ組のYちゃんは、「紙は雨に濡れると破れちゃうから壊れたのか!」と段ボールが雨に負けたことに気が付きました。しばらくどうしようかと悩んでいるとひつじ組さんが牛乳パックで柵を作っていました。
「あ!そういえば、隣のひよこさんも牛乳パックで作ってた!」とMちゃん。古森先生にも「牛乳が入っていてもこぼれたりしないから強いかもね!」と教えてもらっていたのでトマト泥棒が来る前に!と急いで部屋に帰っていきました。「どんなのにしよっか?」と何人かで案を出し合い、それぞれがパーツ作りを始めました。年少さんが見ても分かるようにと絵を描いている子もいました。赤くなってみんなで美味しく頂けるまで大切に守って育てていきたいです。
以前、古森先生にお米の水に栄養があることを教えてもらい私も毎日お米を洗って持ってきていました。すると、その様子を見た子どもたちが帰ってお母さんにお願いしてお米のとぎ汁を持って来てくれるようになりました。はじめは教師だけだったのにトマトが大きくなるようにとお米のとぎ汁を持って来てくれている子どもたちには感動です。
そして今日は、他にもいろんなところでトマトの大事件が起きていました。うさぎ組では、Aちゃんが「うさぎ組のトマト折れてる、、」と報告に来ました。どうやら、支柱を立てるときに茎に堅く結び付けたために折れていたのです。それを聞いた古森先生が、もしかしたらまだ間に合うかも!!と声をかけてくれました。そして急いで先生を呼びにいき、骨が折れたときにするように、まず真っ直ぐ茎と茎をくっ付けて割り箸で添え木をしてテープでしっかり付けました。トマトの茎は柔らかくデリケートなのでキツく結ぶのではなく、少しゆとりを持って結ばないといけないんだなと学びました。
そんな直したトマトを見てうさぎさんは、「元気になってね、頑張ってね」と声をかけながらお水をあげていました。スクスク大きくなれますように!
あとは、大反省トマトです。先日保護者の方から頂いたひょうたんを植えひょうたんの秘密基地を作ろうとしていました。が、、、子ども達が作った秘密基地の中はミニトマトのプランター何組かがぎっしり入っていました。そのため、ニョキニョキと伸びたひょうたんのツルが捕まるとこがなくて、トマトに巻き付き、、トマトはボキッと折れてしまっていました。
ひょうたんのための支柱だったのに、トマトを持って行って支えにしようとしてしまっていた教師の大反省でした。トマトさん、ひょうたんさん、ごめんね。トマトを移したあとひょうたんのところに行ってみると、あらあら?「おとこのこのきち」と書いてありました。ツルがグングン伸びて葉がいっぱいになると涼しくて素敵な男の子の基地になりそうです。男の子だけか、、と教師が呟くと、「写真の女の人はいいよ!」とらいおん組のN君が言ってくれて写真係の私は特別に入れることになりました!ひょうたんやトマトだけでなく今いろいろな夏野菜を育てているので三葉っこと教師みんなで大切にしていきたいです。
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