2021年6月4日 金曜日
今日は、朝から大雨で、子どもたちら室内での遊びとなりました。らいおん組では、Hくんが廃材でくじ引きを作っていました。くじ引きが完成すると、周りの友達と引いて遊んでいました。しばらくして、Hくんが「お店みたいにしたらどう??」と言い始め、周りの友達もその誘いにのり、くじ引きやさん作りが始まりました。まずは、看板作りです。「屋台のようにしたい!」と言う子どもたちの提案で、上に看板をつけることにしましたが、どうやったら付けられるか話し合いが始まりました。色々なアイデアを出し合い、長い棒を作って取り付けることにしました。広告を丸め長い棒をいくつも作り繋ぎ合わせて看板の土台を作りました。看板の土台を作っている隣では、くじ引き屋をオープンするにはくじが足りないと話し、箱の中身や景品作りをしていました。
看板とくじが完成するといよいよくじ引きやのオープンです!!オープンはしましたが、あまりお客さんが来てくれません。そこで、他のクラスに呼び込みに行こう!と年長、年中、年少と様々なクラスに「らいおん組でくじ引きやさんがあります。1回500円です!」とお客さん集めに行きました。呼び込みをして数分後、500円を握りしめたすみれ組さんがやってきました。たくさんのお客さんに子ども達も大喜び!「いらっしゃいませ〜!」と子どもたちの声が保育室に響き渡っていました。ところがせっかくお客さんが来てくれたのにお客さんに渡す景品が無いではありませんか!!その事に気づいてみんな大慌て!!!!しかし、子ども達だけの力では足りず、買い物に来てくれていた年中や年少の先生達が景品作りのアルバイトに借り出されました。一段落したと思うと、またまた次のお客さんが次々とやって来て、らいおん組の子どもたちは休憩する間もなく景品作りとお客さんの誘導に大忙し!たくさんのお客さんに「いくらですか??」と聞かれ、看板に値段を書いてないことに気付いた子ども達は看板の空いているスペースに「500えん」と書き足していました。くじ引き屋さんがオープンしてから昼食前までお客さんが途絶えることなく大繁盛でした。昼食後には、お手伝いをしてくれた先生たちにしっかりとお礼を伝え、売上金のいくらかを渡していました。
雨の日でも限られた空間の中で楽しめる遊びを考えて、思う存分楽しんでいける子ども達とすぐに情報をもらって、年齢関係なく遊びに加わって楽しめる三葉っ子達に感動すら覚えた1日でした。
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