2021年5月2日 日曜日
5月の子どもの日が近付き、幼稚園に大きなこいのぼりが泳いでいます。西棟の3Fと中央棟2Fのフェンスとの間に泳ぐこいのぼりは保育園のテラスからは見えにくいこともあり、散歩のときの練習も兼ねて、みんなで並んで手をつないで見に行きました。4月に入園した子どもたちも、友だちとしっかり手をつないで歩くことができていました。天気の良い日は園庭でも遊び、お砂場までの行き来に並んで歩いてみるなど、歩くことに慣らしていき、お散歩ができるようにしていきたいと思っています。
この日は風も強く、こいのぼりが風にのってよく泳いで いました。こいのぼりが、ふわ〜と揺れるたび、子どもたちは「わぁ〜!!」「キャ〜!!」と大興奮です。Aちゃんは、保育教諭が話した「こいのぼり」を覚えていて「のいのぼり、あったぁ!」と指をさして言っていました。覚えたばかりの言葉を一生懸命に言おうとする姿がとても可愛らしく、またしっかりと話を聞いていて覚えていることに驚き、嬉しくもありました。
こいのぼりを 見たあと、みんなのこいのぼりも作りました。トイレットペーパーの芯に折り紙を巻いた大・小サイズのこいのぼりのからだに保育教諭と一緒に目を描いたり、うろこに見立てた半円状のシールを貼ったりしました。シールはりが大すきな子どもたちは、夢中でシールをはがして次々と貼っていました。Bくんはシールの表裏が分からず、指にくっつくシールを必死に、こいのぼりに貼ろうとしていました。諦めずに何とか1枚貼れた時、やっと手から離れたシールに不思議そうな表情をしていました。隣で「できた〜」と拍手すると、Bくんもニヤッと笑って満足そうにしていました。うろこのシールの貼り方も、みんなまちまちで、重ねたり、少し並べてみたり…。子どもたちの作品はとても可愛いです。
また別の日、ひよこ組用の小さなこいのぼりをテラスに飾っているのを見たCくんは、「これ、小さい!」と指をさして言いました。Cくんは「こいのぼり」と名前を覚えており、また大小が分かることにも驚きました。本物のこいのぼりを見て子ども達のイメージにもつながり、1,2歳児でも記憶されていくことに気が付きました。体験に乏しい幼児は言葉だけでは伝わりにくい事も、実物や絵本、イラストなど見ることで、イメージができます。これからも季節の歌等、実物を見せたり、ペープサートなどでイメージしながら歌っていきたいと思います。
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