2021年4月13日 火曜日
先日の始園式から始まり、昨日の入園式を終え、全員が揃った初めての登園日の今日は、年長児の優しさとたくましさに感動した1日になりました。バスの中では、初めて乗る年少児にシートベルトの確認をして「カチッとできる?」と聞き、できたことを確かめ、降りる際には、自分のシートベルトを外した後、その子の側へ行き、外してあげる姿がありました。歩きでくる子の中にも、手を繋ぎ、消毒のところまで連れて行き、消毒の仕方をして見せたり、靴箱の名前を探したりと今まで見てきた旧年長さんを引き継ぐかのように大きくなっている背中に驚きました。
雨が降っているということもあり、室内での遊びが盛んでしたが、泣いて来た年少児も興味のある遊びを見つけて遊んでいました。新しいクラスの中で初めましての子どもはそのグループ内で周りの子の様子に興味を持ち、真似をしたり、寄ってみたりしながらコミュニケーションをとっていく姿が見られ、いつの間にか自然にクラスの雰囲気が出来ていました。そして、お帰りの頃にはすっかり部屋の様子に慣れ、せっせと自分の身の回りのものを片付けたり、準備したりしていました。明日からの子どもたちの様子が楽しみです。
今日はおやつに「炒り玄米」を頂きました。玄米にはミネラル・ビタミン・食物繊維がたくさん含まれています。そんな玄米を炒ってカルシウムや鉄分など栄養満点ないりこを混ぜ、体に優しいおやつの出来上がり。子どもたちは炒り玄米を食べた時の音に「ポリポリするー!」「ねぇねぇ聞いて〜」と音を鳴らし、楽しんでいました。
明日から通常保育です。これから子どもたちがどんな体験をして成長していくのか。成長を願いながら援助したり、見守ったりすることが私達教師の課題でもあり、楽しみでもあります。今年度もよろしくお願い致します。
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