2021年3月6日 土曜日
3月6日(土)ひよこ組・ぴよぴよのおゆうぎ会がありました。朝、古森先生から「普段の子どもの姿を見てもらったらどうかな?子どもたちの好きな事は何?」とアドバイスしていただきました。一瞬、保育士の表情が固くなりましたが、すぐに1歳児はボールが好き!1.2歳児は積み木、2歳児は3びきのこぶた!と頭をくるくる回しながら内容を考え始めました。しかし、どの活動も今までの練習には入っていませんし、子どもたちはどんな事が起こるか全く知りません。さぁ、今日はどうなるのかな?と保育教諭は内心ドキドキで登園してきた子どもを迎え、衣装の着替えをしました。まずはアルバム用の衣装を着ての写真撮影が始まり、みんなすまし顔で撮ることができました。そのあとホールへ移動。ホールでは古森先生や幼稚園の富田先生がペープサートで子どもたちをひきつけてくださっている間に保護者が座席に入ってきました。子ども達は前に集中していたので、気付かず泣くこともありませんでした。今日のおゆうぎ会では、できるだけ子ども達の自然な活動をご覧頂きたいと踊りと手遊び、歌以上は全く練習なしの活動を取り入れました。まずは最初、子ども達にお花を舞台の真ん中に貼っていく活動に前に出て手本をする保育士のじゃんけん、何度も何度も「あいこ」でなかなか決まらない様子を子ども達は真剣にその様子を見ていました。中には前に身を乗り出している幼児もいました。舞台の環境の花ができると、子ども達は満足そうに満面の笑顔です。
もも組もいきなり保育士が落としたボールを子ども達が拾います。子ども達のテンションが上がったところで踊りの曲を流します。子ども達はよく身体を動かして、かわいいペンギンさんになりきっていました。
次にみかん組がでてきました。みかん組は踊り終わったと思った瞬間、突然保育士が積み木を重たそうに運んできました。それに気づいた子ども達が助けに来てくれました。積み木が揃ったところで、お家作りが始まりました。完成した大きなお家の中に全員が入ったその時です。なんと、おおかみがやってきました。おおかみがフーと息を吹きかけます。そこで子ども達もフーと息を吹きかえしますが、おおかみは中々倒れません。「もっともっと」と古森先生が声をかけると、子ども達も益々大きく「フーフー」と吹き返し…!ついにおおかみが負けてしまいました。ブタさんの子ども達はヤッタ〜と飛び跳ねて喜んでいました。
そのあと、ぴよぴよさんの登場です。いつもは手に持っていたマラカスが、今日はありません。さぁ宝探しです。今から探さなくてはとぴよぴよさん達は草のかげや花のかげを探します。やっと見つけて一人一個マラカスを持って踊りが始まりました。
最後はれもん組です。踊りの形も昨日と変わり、途中でストップがかかると止まらなくてはなりません。走ったり、ストップしたりするのが大好きな子ども達はすぐに反応していました。今日は昨日よりストップの回数も多くなりましたが、そんなの関係ありません。元気いっぱい走って楽しんで踊りがつながっていきます。
そして歌が終わると、あらら、先生の姿が見えません。子ども達が「せんせ〜い」と呼ぶと小ぶた、中ぶた、大ぶたになった先生達が花の陰から出てきました。すると子ども達がすぐに保育士の所に集まって来て、同じように草や花のかげに隠れました。そこにまたおおかみが出てきました。「おおかみだ〜」とおおかみがやってくると隠れ、オオカミが隠れると、こわい物見たさにのぞきに行くを繰り返していました。そして、ついに子ぶたさん達は力を合わせておおかみをやっつけました。おおかみが「助けて〜」と逃げるのを見て子ども達は大満足。その楽しい気分のなかで練習した踊りを踊り、おゆうぎ会は終了しました。
クラス毎に保護者と一緒に保育室に戻り、着替えたあと解散になりました。朝の古森先生のアドバイスで保育士も子ども達も楽しいおゆうぎ会ができました。日々の保育の中から生かせることがたくさんあること、保育士が楽しむことが大切であるということを教えていただいたおゆうぎ会でした。本日はお忙しい中、またいろいろな規制のある中、ご参加いただきありがとうございました。
コメント (ひよこ組 ぴよぴよ おゆうぎ会 ひよこ組 檜垣美恵子 はコメントを受け付けていません)