2021年2月15日 月曜日
昨日つくしのぼうやを見つけました。小鳥のさえずり、菜の花・・・春はそこまで来ているようです。
さて、今日はプールで美味しくなるまで保管していたデコポン(ポンタ農園の藤岡さんから頂いたもの)を給食で出す日です。
今まで自分たちで収穫した伊予柑から始まり、紅マドンナ・甘平・はっさく・コロコロ魔法のネーブル・・色々な種類のみかんをいただいてみんなで分けて食べる経験をしました。今日もデコポンを分けることを聞いた年長のHちゃん、Kちゃん、Yちゃんたちがさっそうと登場!!今までのお手伝いの成果で要領を得てびっくりする程、手早く大きさを合わせながら各クラスの表示の所に並べていきました。
前回のはっさくは、各クラス12個ずつだったことを覚えていて今日も同じ数で分けていくと、118個残りました。この118個の余ったデコポンをどうするか困ったHちゃんたちは古森先生のところに相談に行きました。古森先生は2つの選択肢を考えてくれました。それは・・・
1,残ったデコポンはもう1回別の日に分けて食べる!
2,もっと食べたいなら各クラスに配る数を増やす。
ということで・・・各クラス16個ずつ分けて食べることになったのです。
前回は、12個の時、3人で1個で三分の一、今日は2人で1個を半分・二分の一だね~と古森先生に話してもらいました。算数を食べ物で理解するのが一番わかりやすく、小学校になって割り算を習い始めたら「これだ~」と思い出すことでしょう。生活=遊びの中で何気なく楽しく学んでいける三葉っ子たちはすごいな~と改めて感じます。どんなことでもまず自分でやってみる、考えてみる、できなかったら工夫してみる。相談する、力を合わせる「生活の知恵」を体で覚えていく力を今まさに幼児期に身に付けさせていきたいと思うのです。
さて、ここで終わらないのが三葉っ子たち・・・どのクラスが取りに来ても誰でもわかるようにと手紙を書き始めました。先生に言われたのではなく自分たちで文章を考えて書いていました。「残った45個は先生たちがお仕事が終わった後、たべてね~」と先生たちにまで心を込めてお手紙を書いてくれたのでした。
さくら組の16人が16個のデコポンをもって「古森先生ありがとう~いただきま~す」それを見たひよこさんたちもぞろぞろ・・「な~に?触らせて」興味津々で集まってきました。「大丈夫!ひよこさんたちのもあるからね~」と優しく教えてあげていました。
さて、今日は生活発表会の座席のくじびきです。三役さん方立会いのもと、各学年、各コースに各学年各コースに厳正なる抽選が行われました。兄弟でくじを引くA君は昨日の話し合いのもと、弟に引かせてあげることになりました。又きりん組のSちゃんとIちゃんはどうしてもくじを引きたいという妹と弟のためにくじを引く役目を譲ってあげたようでした。何ともけなげな兄弟愛♡くじを引く妹と弟を見守る年長さんの優しい眼にぽかぽかと心が温かくなりました。お父さんお母さんのためにくじで引いた座席番号は案内状に記入してお渡し致します。楽しみにしていてください。
発表会に向けて、今年は色々なコロナ対策を考えて練習しています。例年と違って会場を借りるに当たっての規制と演じる側の規制が多い中ですが子どもの良さを発揮できるよう教師も知恵と工夫を寄せ合い子ども達と一体になって創りあげた発表会です。
物足りない部分もあろうかと思いますが子どもたちには惜しみない拍手を頂けますよう~に!!
♬みんなで頑張ります!!♪
コメント (「デコポンでわりざん?!」 吉本 多恵子 はコメントを受け付けていません)