2021年2月14日 日曜日
このところ少しずつ寒さが和らいで日中は上着を脱いで遊べるようになりました。
子ども達は自然の変化をいち早く感じてよく動き、ぴよぴよの庭の遊び場で友達と追いかけあって遊ぶのがとても楽しそうです。
そこで天候の良い日は定期的に隣の屋外遊ぎ場に出かけることにしました。
まだ歩けない子やよちよち歩きの子達は避難車に乗り、2歳児は友達や保育士と手を繋いで5分ちょっとの距離をお散歩気分で移動します。
道路の手前では立ち止まり、左右を確認してから歩道を歩いていきますが、途中で自転車や歩行者に出会った時は立ち止まり少し寄って「こんにちは」「ありがとうございます。」
と保育士自らが地域の人に挨拶する姿をみせます。目的地に到着すると2歳児は早速汽車やビックボスなどの遊具で遊び、避難車の子達は持ってきたボールやカートで遊び始めました。カートの背もたれにつかまって押しながらゆっくり歩いていた1歳のSくんが時々止まって青空を見上げながら指差して何か言いたげに「あ!あ!」と訴えるのでみると電線に沢山の鳥がいて飛び立っていくのが見えました。
道路わきの畑の所で散策していたHくんとMくんは並べてあるタイヤの中から細い自転車の古ダイヤを見つけると引っ張り出して輪の中に出たり入ったりして遊び始めました。
保育士が試しにタイヤを立てて転がしてみると暫く倒れないままズーっと転がって行くのを見た2人は歓声をあげながら追いかけ、転がり終わって倒れる瞬間まで、後を付いて行っていました。
我先にと倒れた輪っかを掴むと早いもの勝ち!とばかりに嬉しそうに手に取り「もう一回やって!!」と何度も何度も保育士に渡してきました。周りで遊んでいた子達もいつの間にか一緒になってタイヤと競争するように追いかけて走っていました。
一方、ボールで遊んでいたKちゃんはビックボスの側面にボールを当てて跳ね返ってくるのを楽しんでいるうちに、動物の形をしたボルダリングの部分にめがけてボールを投げて的当てにすることを思い付きました。そして低いところはそのままの姿勢で投げて当てますが高いところに当てるには勢いよく投げないと届かないことがわかり、右足を一歩前に出して投げる瞬間少し伸び上がれるような姿勢で投げて見事に動物に当てることができたのです。
何度も何度も繰り返すうちに遊び方を見つけて楽しんでいる子どもの柔軟な発想に感動しました。
遊議場に行くたびに今まで経験した遊びはもちろんですがやはり大人では思いもつかない遊びを次々に思いついて自分達で楽しんでいる姿に「あー今日も来て良かった。」
「こんな小さい子どもがこんなことを・・」と私達も遊ぎ場に来るのがとても楽しみなのです。
山の遊び場の工事が着々と進み、その過程で大きな重機、車両などがどんな働きをするのか小さな瞳でじーっと観察してきたぴよぴよの子ども達にはそこにあるすべての物と空間が魅力的です。
そしてそれが豊富にある遊びの環境の中でおもいっきり体をうごかしたり、観察したり触れて感じたりしながら安全にゆったりと遊べる場所が身近にある事に感謝しつつ自然に触れて元気いっぱい遊ばせたいと思っています。
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